食べある記

どんぐり@埼玉県鴻巣市  ☆☆☆☆★


東京の山行の往復は、東北道と圏央道を一般道を使い繋いでいる。御岳山登山の帰還の道すがら「極上煮干しスープ」の看板を見かけて思わず飛び込んでしまったのは、2週間前の2月4日のことだった。小さな店内だけど、どこか懐かしい感じがする。直ぐに気付いた。学生時代に通っていた永福町の大勝軒を彷彿させるものだったのだ。ワンタン麺を注文した。ドンブリやグラスの形はちょっと小振りだけど同じだ。チャーシュー、なると、玉子、キザミネギのトッピングはそのまんまだ。煮干しベースのスープは豚骨と野菜のエキスと溶け合い、正に草村流の流れを汲むものだった。タレは塩味が幾分きついように感じた。そこでお店の人に尋ねたみたところ、大将は毛呂山の大海軒という大勝軒直系のお店で修行したとのことだった。これは間違いない、もう一度食べてみなければと、2月18日再訪しチャーシューワンタン麺を注文した。メンマもあると言うことなのでオーダーしたが、大勝軒ほどの歯応えは無く乾燥メンマじゃなくて塩漬けメンマを使っているのかもしれない。麺は永福町・大勝軒は中太縮れ麺だが、この店の麺は少し細目かもしれないが系統は同じだ。いづれにしろスープの旨味という特徴は完全に受け継いでいる。2重丸のラーメン店だった。

会津ラーメン 牛乳屋食堂  ☆☆☆☆★

中学の同級会が会津の芦ノ牧温泉で開かれたので出かけてきた。今回は会津若松に在住の同級生の計らいで芦ノ牧温泉での開催だったが、温泉はもちろんのこと食事も美味しく、帰りがけには大内宿、塔のへつりと名所観光も堪能でき楽しい一時を過ごすことができた。でも一番の収穫は牛乳屋食堂だった。


芦ノ牧温泉から国道118号線を会津若松市に向かうと、芦ノ牧温泉駅の入口に牛乳屋食堂の看板が目に飛び込んできた。ん?  どうして、ラーメン屋さんなのに牛乳屋? 誰でもそう思うだろうが、その謎はすぐに解けた。80年前に牛乳屋さんとして創業しその後ラーメンを売るようになったのがその理由だそうだ。なんでも3月6日には新横浜ラーメン博物館内に牛乳屋食堂がオープンするらしく、当日はラッシャー板前さんのテレビ取材もあって店内に入るとテレビクルーがカメラを構えていたのには流石に驚いた。昼前だったが既に店内は満席状態ですごい賑わいだった。注文したのは人気メニューの一つで、半ソースカツ+ラーメン+カフェオレ牛乳のBセットだ。15分くらいでラーメンが届いた。スープは煮干し風味の醤油味でさっぱりしている。トッピングはやわらかチャ-シュー2枚、メンマ、ナルト、のりと定番が並ぶ。麺は中太の縮れ麺で、弾力がありモチモチとして食感はスープと絡み合ってとても美味しい。さらにセットで注文したソースカツ丼は、ご飯の上に千切りのキャベツが載り、さらには厚みのあるボリュームたっぷりのカツがソースを全身にまとってって鎮座していた。これも絶品だ。

大満足のラーメンでした。店を出る頃には長蛇の列が出来ていた。ちょうどお店の前にラッシャー板前さんがいたので写真撮影と握手をお願いしたら快く引き受けてくれた。

手もみラーメン北海 ☆☆★★★

昨日ランニングクラブの飲み会があって隣に座った人とラーメン談議になった。その話の中で近場の有名店を教えてもらった。今は合併により宇都宮市になっているが、旧上河内町の国道293号線沿いにある北海というラーメン屋さんだ。実は以前からその存在は気付いていたのだが、店構えからはどうしてもそんな有名店だっとは分からずパスしていた。


午前中に栃の葉マラソン のボランティアで10kmを走った帰り道に早速立ち寄ってみた。お昼過ぎの込み合う時間に訪れたが5,6人の待ちで15分で店内に入りカウンター席に座ることができた。情報では味噌ミルクというメニューがお勧めということだったので迷わず注文した。カウンターの向こうではご主人が何やら奥さんと掛け合いをしながら黙々と注文を受けた分の麺の手もみをしている。前に入店した人たちのラーメンがワゴンに乗ってテーブルに運ばれるのを見て驚きに変わった。大きな器からは山盛りのキャベツともやしが、まるでかき氷のトッピングのように突き出ているのだ。始めてみる盛りだw 待つこと10分、味噌ミルクラーメンがカウンター越しに届いた。でかい、でか過ぎる、これは食べきれないかもしれない。スープはミルクのためだろう、まろやかでこくがあり、しつこくもなくあっさりした味だ。トッピングされた山盛りキャベツともやしは茹で上げたもので甘くて美味しい。麺は平打ち縮れ麺を手切りし手もみしたものだ。

味的には美味しいとは思うのだけど、いかんせん量が多すぎると感じました。残念ながら途中からは飽きてしまい完食できなかったです。いままで食べたどのラーメンより独創的で驚愕の一杯でした。

手打ちラーメン蔵八 ☆☆☆☆★


大佐飛山へ行った次の日に、無性にラーメンが食べたくなり以前から気になっていた"蔵八"さんに行ってきた。場所は日光市役所(旧今市市役所)の近くでスポーツジムの直ぐ裏手にある。今日は体育の日の祝日ということなのだろう、午後2時を過ぎていたが満席で5,6人の方が店内で行列を作っていた。


注文したのはメンマラーメン 730円+蔵八セット(チャーシュー丼(小),半餃子) 450円で、どれもボリュームたっぷりだった。麺は店名の通り手打ちの中太縮れ麺でやや硬めに感じた。スープは透き通っていて醤油味だが鶏がらと昆布系のダシがきいていてとても美味しい。創作系では無いが、個性をしっかりと主張した感じのラーメンでバランスがとてもいい。メンマも甘みがあって美味い。ただ個人的には麺は細麺でストレートが好みなので、☆4つとしたが大満足の一杯だった。それと餃子も逸品だ!! ボリューム・味ともに申し分ない。

そば処・山家 ☆☆☆☆★

小来川から清滝へ向かう県道277線から火戸尻山への登山口となる林道入口にログハウス風のお蕎麦屋さんがある。店構えはお蕎麦屋さんというよりも森の中のレストランといった感じでおしゃれなお店だ。火戸尻山の下山直後でズボンはびしょ濡れだし靴も汚れていたのでテラス席に座った。まだ開店時間の11時前だったけど快く注文を受けてくれたので、もりそば600円を注文した。


 
地粉挽きたてを自然水で打ったこだわりの蕎麦だ。一見して他の蕎麦と違うのは全体が茶色味かかっていて、中には茶色の殻が混ざっている。これは所謂「田舎蕎麦」と呼ばれているもので、蕎麦自体の風味がありとても美味しい。キュウリと茗荷の浅漬け、野菜のテンプラの付け出しも美味しかった。

還暦オヤジ
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