エトセトラ

2011・つくば100キロウォークを完歩

2年前の桐生100キロウォークは56kmでリタイアしてしまった。そのリベンジにとつくば100キロウォークに参加した。この大会は長年桐生のウォークに係わっていた中村宏(実行委員会代表)さんが計画立案の中心となって立ち上げた大会で、昨年の第一回・80kmをランクアップし100kmとした第二回目の大会である。スタートは土曜日13時と言うことで、10時30分に仕事を切り上げ会場に向かった。天気予報通り栃木は朝から雨だったが、県境を越えると曇り空となった。12時前に会場に着くと多くの参加者が受付中で、その中に中村さんを見つけ挨拶させて頂いた。山歩きの仲間である細谷さん御夫妻、桐生を含め10回目の100kmとなる赤羽根さんと山談義となる。その際に肉刺対策を伝授され完歩への大きな一歩となった。


13時、少しばかり早い梅雨と季節外れの台風が接近する中スタート地点のつくば山口バス停(旧筑波鉄道・筑波駅跡)を歩き始めた。この大会のコースは旧筑波鉄道の線路跡に作られた「つくばりんりんロード」の中間点を起終点とする3つのパートから出来ていることを歩き出してから知るという極めて呑気なスタートだ。まず最初のパートはりんりんロードを南下し、つくば古道・平沢官衙遺跡を周回する20kmで、途中少しの登りはあるが足慣らしとしては丁度いい感じである。ラン仲間の古口さんと森田さんといろいろ話をしたり、山仲間の細谷さんからは普段聞けない話を沢山聞かせてもらった。と言うことで、このパートは11.5分/kmでクリアし、目標とする12分/kmを上回り順調な序盤となった。到着順はほぼ真ん中あたりだろう。20分の休憩で次のパートに入った。りんりんロードを北上し岩瀬駅で折り返す40kmの区間を古口さんと森田さんと一緒に歩きだした。時折小雨は落ちてくるが雨具を着けるほどでなく、次第に暗くなる中で会話は途切れがちとなり30kmポイントの真壁休憩所を向かえた。ここでコロッケとキュウリの浅漬けでエネルギーを補給し本格的な夜間区間に突入した。先行者のLED点滅灯を追うように付かず離れずの距離を保ちながら黙々と歩いた。岩瀬駅の40kmのチェックポイントには120番台で入り、バナナ半切れを補給し、靴下を履き替えたが左足の甲が少し痛むだけで肉刺は出来ていない。折り返すとほどなく眠気が襲ってきた。同伴者二人の後方を夢遊病者のように歩き、日にちをまたぐ頃より雨足は強くなり傘を差した。戻りの真壁休憩所では温かいカフェオーレで再び力をもらいひたすら歩いた。58km地点にあるコンビニでオニギリ3個を仕込み、その内の一つを空腹の胃袋に放り込み、それと同時に眠気も薄れつくば山口に戻った。この間は3回の休憩もあり12.7分/kmとやや時間を要したがペースとしては順調で、丁度100番目くらいの到着だった。写真左はスタート地点、中央はまだまだ元気なお二人、右はコース前半のつくば道 




この頃になると台風の影響だろうか雨足が強くなり足元が濡れることを嫌い下だけカッパを着た。しかしここまで一緒に来た二人は様子が少し違っていた。雨で体を濡らしたための冷えから来る疲労感と睡魔が輪をかけて中々立ち上がらないのだ。周りの参加者も同様で、戻って来る人の大半は再スタートする気配がない。足の重い二人にとりあえず行けるところまでで良いから行こうと説得し、50分間の長い休憩を挟んで土浦に向け再スタートした。この時点で左足の小指が痛くなり肉刺ができているようだが、歩きだせば痛みは遠びき動きには支障はない。けれども同伴者のペースは上がらず、仕方なく言葉に甘え単独で歩き始めた。普段の山歩きで脚力がアップしてるのだろうか、80kmの折り返しとなる土浦までは10.5km/分となる3時間半でクリアした。配給されたクリームパンで空腹を満たし、靴下を履き替えると左足には肉刺が2つ出来ていた。立ち上がるのがやっとで歩けるような状態ではなかったが、激痛を我慢して動きだすと次第に痛みは和らいで来る。止まったりペースを変えたりすると痛みが増すので一定のスピードで歩いた。そんな中で力を増す出来ことが起きた。84km地点でリタイアを覚悟していた二人との嬉し涙の再会だった。その後のことは苦しかったことしか記憶が無い。次第に強まる風雨の中でペースは落ち、最後の10kmはただただ我慢の連続となりやっとのことでゴールとなった。このパートは11.6km/分で歩き、トータル21時間12分25秒、67番目の完歩だった。最終的には296名がスタートしゴール出来たのは156名ということで完歩率52.7%というハードな大会となりました。そして古口さんと森田さんも156名の一人となるというハッピーエンドの結末を迎えが、それは書き用のないほど劇的な完歩でした。スタッフの皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございます。写真左はゴール直後の雄姿、中央は完歩証、右はコース図

東北地方太平洋沖地震から2週間経った石巻漁港付近

災害医療チームに同行し、積みきれない医薬品や食料品を届けるために宮城県石巻市をとんぼ返りしてきた。ちょうどこの日から東北道は一般車両の通行が全線で可能になった。高速は結構傷んではいたが思っていたほどではなく、三陸道も問題なく走れた。石巻赤十字病院に物資を降ろし石巻漁港近くの国道398号線を走ってみた。その悲惨な現状にただただ唖然とするばかりであった。

2 年前 0人がお気に入りしています

登り初めは古賀志山


今年の初日の出は古賀志山ということで4時過ぎに家を出た。空には星が見えず御来光を拝めるかがちょっとばかり心配だ。古賀志山の登山ルートは沢山あるが、今回は北コースからとして赤川ダムの手前の森林公園の駐車余地にクルマを停めた。同行者は次男坊といつもの山仲間で総勢7名だ。気温は氷点下近くとかなり冷え込んでいるが登り出せば直ぐに温まってくる。ゆっくり歩いて1時間位で見晴らし台となった。既に先客が数人居たが好展望の場所をキープし、ココア・コーヒーで暖を取りながら日の出を待った。日の出の位置は朝焼けに染まる筑波山の左側なのだが生憎厚い雲に覆われている。うーーん、日の出の時間を過ぎたが御来光はない。残念(´・ω・`;A) アセアセ それでも南西の方向には富士山がくっきり見え、御来光の穴埋めとしては余りあるものだった。人でごった返す見晴らし台をあとにし、古賀志山山頂を経由し南コースで森林公園まで戻った。帰路、多気不動尊に立ち寄り初詣と相成った。

100日連続登山の御褒美


ひょんなことから100日連続で山に行くことを決めた。条件としては一度登った山には行かず、初めての山だけとした。期間は5/1~8/8の100日間で、登った山の数は、5月に160、6月に72、7月に73、8月は8日までの25で、計330山だった。それはそれとして、自分を褒めてやるということで満足していたのだが、山仲間との飲み会で突然のプレゼントを渡された。それは8/6に白倉山~塩沢山の藪漕ぎをご一緒した山田さんからのトロフィーで、プレートには「連続100日登山達成記念」と記されていた。なんとももはや、感謝感謝なのだ^^ ありがとうございまーーーーす。

白根山からの贈り物・シラネアオイ

和名は白根葵で日光白根山に多産することからこの名前で呼ばれている。一属一種で日本固有の植物らしいが、白根山では5月から7月頃に咲いているが、今では盗掘やシカの食害によって大分少なくなってしまったそうだ。そりシラネアオイが突然届いた。知り合いが20年前から自宅で栽培を続けているもので、その一部を届けてくれたのだ。いやーーー、本当に可愛らしい花ですね。



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