連休2日目は雁ガ腹摺山の東側に位置する権現山と扇山を縦走することにした。雁ガ腹摺山から下山した足でバイクを下山口となる百蔵山登山口にデポした。その後大月市内で夕飯と2日目の移動食を手に入れ、中風呂へ向かい登山口近くの釣堀跡駐車場にて車中泊とした。
昨日とはうってかわっての好天の中、中風呂から200mばかり車道を戻ると佐野峠入口の案内板がある。ここを下り葛野川に掛かる橋を渡ると民家が見えてくるが、その玄関先を避けるように左手から後ろに回ると登山道が始まった。最初のうちは草に覆われているが次第に道型は整い、勾配を避けるように稜線上や斜面を行き来しながら登り続ける。ほどなく稜線の左側(北側)にネットに囲まれた伐採地となり一気に視界が開けてきた。昨日辿った尾越山から大峰への稜線が見え、その後方には大菩薩嶺への尾根筋も確認できた。ネットを抜けると西原峠(佐野峠はまだ先らしい)となり尾根筋を走る林道と合流した。まさかこの林道が大寺山近くまで続いているとは思わず尾根筋に取り付いたが、ほどなく林道と合流することになり軽快な林道歩きとなった。ということで最初の小寺山は林道沿いの平坦なピークだった。写真左は民家の裏手にあった古道の石の導標で「みぎ、にしはら ひだり、ちちぶ・こすげ」と書かれている、中央は西原峠で林道から尾根筋への踏み跡がある、右は小寺山ピークでQZW局の赤布だけが唯一の目印
林道終点から尾根筋に乗り、落ち葉が落ち始めた緩やかな尾根道を緩やかに登ると大寺山山頂となる。ここからは様相が一変し急勾配を100m下げ、再び登り返すと次の北峰となった。残念ながらこの北峰は地図や山名事典に記載は無く、山ランは有効ポイントでは内容だが、南から西にかけて素晴らしい展望が広がっていた。正面には富士山、西に目をやると昨日の周回した尾越山~大峰~雁ガ腹摺山~宮地山の尾根筋が見える。この日一番のビューポイントだ。北峰から麻生山間は結構アップダウンがあり、一部トリッキーな大岩越えなどもあったが、その先の権現山までの尾名手尾根は軽快だ。やがて浅川峠への分岐を直進すると急な上りとなり権現山山頂となった。北には三頭山からの笹尾根、南西に富士山を望める。写真左は北峰から見た絶景の富士だけど自分写し用の巨大なミラーがなんとも珍百景なのだ、中央は西側に見えた昨日のルート(尾越山~大峰~雁ガ腹摺山~宮地山)の尾根筋、右は権現山で北側には三頭山の笹尾根が見える
次の扇山へは浅川峠へ一気に500mを下げ、300mを上げることになったが予想に違わずアップアップで扇山山頂に着いた。今朝からは2,3組の登山者と出会ってはいたが、ここには何と30人余りの登山者が所狭しと山頂に散らばっていた。こりゃーやばい、長居は無用と早々に退散しピーク下で昼食とした。この後は下るだけと安易に考えていたが、次の百蔵山までの間の350mの下りと250mの登り返しは浅川峠越えより強烈なものとなりやっとの思いで百蔵山山頂となった。ここも富士山のビューポイントではあったが生憎の雲で全貌を見ることはできなかった。最後の大同山は登山道から尾根筋を直進し3分余りの視界の無いピークだった。その後は順調に下りデポしたバイクでクルマに戻り、相変わらずの大渋滞中央道を栃木に向かった。写真左は人だらけの扇山、中央は百蔵山の山名表示、右は雲に隠れた富士山とこの夏に登った九鬼山や御正体山などの山々が南に広がっていた
昨日とはうってかわっての好天の中、中風呂から200mばかり車道を戻ると佐野峠入口の案内板がある。ここを下り葛野川に掛かる橋を渡ると民家が見えてくるが、その玄関先を避けるように左手から後ろに回ると登山道が始まった。最初のうちは草に覆われているが次第に道型は整い、勾配を避けるように稜線上や斜面を行き来しながら登り続ける。ほどなく稜線の左側(北側)にネットに囲まれた伐採地となり一気に視界が開けてきた。昨日辿った尾越山から大峰への稜線が見え、その後方には大菩薩嶺への尾根筋も確認できた。ネットを抜けると西原峠(佐野峠はまだ先らしい)となり尾根筋を走る林道と合流した。まさかこの林道が大寺山近くまで続いているとは思わず尾根筋に取り付いたが、ほどなく林道と合流することになり軽快な林道歩きとなった。ということで最初の小寺山は林道沿いの平坦なピークだった。写真左は民家の裏手にあった古道の石の導標で「みぎ、にしはら ひだり、ちちぶ・こすげ」と書かれている、中央は西原峠で林道から尾根筋への踏み跡がある、右は小寺山ピークでQZW局の赤布だけが唯一の目印
林道終点から尾根筋に乗り、落ち葉が落ち始めた緩やかな尾根道を緩やかに登ると大寺山山頂となる。ここからは様相が一変し急勾配を100m下げ、再び登り返すと次の北峰となった。残念ながらこの北峰は地図や山名事典に記載は無く、山ランは有効ポイントでは内容だが、南から西にかけて素晴らしい展望が広がっていた。正面には富士山、西に目をやると昨日の周回した尾越山~大峰~雁ガ腹摺山~宮地山の尾根筋が見える。この日一番のビューポイントだ。北峰から麻生山間は結構アップダウンがあり、一部トリッキーな大岩越えなどもあったが、その先の権現山までの尾名手尾根は軽快だ。やがて浅川峠への分岐を直進すると急な上りとなり権現山山頂となった。北には三頭山からの笹尾根、南西に富士山を望める。写真左は北峰から見た絶景の富士だけど自分写し用の巨大なミラーがなんとも珍百景なのだ、中央は西側に見えた昨日のルート(尾越山~大峰~雁ガ腹摺山~宮地山)の尾根筋、右は権現山で北側には三頭山の笹尾根が見える
次の扇山へは浅川峠へ一気に500mを下げ、300mを上げることになったが予想に違わずアップアップで扇山山頂に着いた。今朝からは2,3組の登山者と出会ってはいたが、ここには何と30人余りの登山者が所狭しと山頂に散らばっていた。こりゃーやばい、長居は無用と早々に退散しピーク下で昼食とした。この後は下るだけと安易に考えていたが、次の百蔵山までの間の350mの下りと250mの登り返しは浅川峠越えより強烈なものとなりやっとの思いで百蔵山山頂となった。ここも富士山のビューポイントではあったが生憎の雲で全貌を見ることはできなかった。最後の大同山は登山道から尾根筋を直進し3分余りの視界の無いピークだった。その後は順調に下りデポしたバイクでクルマに戻り、相変わらずの大渋滞中央道を栃木に向かった。写真左は人だらけの扇山、中央は百蔵山の山名表示、右は雲に隠れた富士山とこの夏に登った九鬼山や御正体山などの山々が南に広がっていた