今日はどうしても午後2時には宇都宮に戻らなければいけない。となると千葉は遠すぎるので埼玉に向かったが、残ってる埼玉の山はどれも最深部でこちらも遠い。秩父から大滝を抜けループ橋過ぎると中津川の集落となる。次第に狭くなる道は集落を抜けると完全な雪道となっていた。中津川までは散布されていた融雪剤もここにはない。登山口となる鎌倉沢橋近くなると四駆にしないと前輪がふらつく。車内で仮眠するもあまりの寒さに目を覚ますと、温度計は-8度を示していた。
スパイク長靴で足元を固め、ピッケルを握りしめて登山道に入った。沢沿いの登山道は両岸を行き来しながら続き、4つ目の滝・法印ノ滝の右岸を高巻きするとほどなく、山頂からの南西尾根が左岸に見えてきた。ここで地形図を見ると破線は尾根の突端から始まっている。そこで少し行き過ぎたと判断し、半ば強引に急斜面に取り付いた。斜面は凍り付き、とても足だけではステップが確保できず、ピッケルを斜面に打ち付け確保しながら這い上がった。100m位上げるとようやく尾根上となり、あとは忠実に尾根筋を追うのだが薄い灌木藪が続き、踏み跡らしきものは皆無で、マーキングなんて一つもない。積雪も次第に増え、藪を避けようと尾根を北側に外すとちょっとばかりラッセル気味となる。さらに1300付近では岩場となってくるが、灌木を手掛かりに慎重に攀じ登った。写真左は登山口、中央は法印ノ滝、右は取り付いた尾根突端の急勾配
この後も急勾配は続くが尾根筋を忠実に登りあげると南天山山頂となった。少し傾いた標柱が雪の中に立ち、その先にはギザギザ稜線の両神山が見える。全方位の好展望であったが、あまりの寒さに早々に下山にかかった。登りのあまりの醜さに谷コースの方へ向かうと、整備された九十九の登山道となり順調に下ると源頭部近くで沢筋に降りた。なんとそこには尾根コースとの案内板がある。これですべてを悟った。地形図に惑わされ尾根筋を直登したが、その直ぐ脇を尾根コースが九十九に続いていたのである。またもややってしまった初歩的ミス(;´・ω・) 2時間50分でピストン。写真左は山頂と標柱、中央は山頂からの両神山
スパイク長靴で足元を固め、ピッケルを握りしめて登山道に入った。沢沿いの登山道は両岸を行き来しながら続き、4つ目の滝・法印ノ滝の右岸を高巻きするとほどなく、山頂からの南西尾根が左岸に見えてきた。ここで地形図を見ると破線は尾根の突端から始まっている。そこで少し行き過ぎたと判断し、半ば強引に急斜面に取り付いた。斜面は凍り付き、とても足だけではステップが確保できず、ピッケルを斜面に打ち付け確保しながら這い上がった。100m位上げるとようやく尾根上となり、あとは忠実に尾根筋を追うのだが薄い灌木藪が続き、踏み跡らしきものは皆無で、マーキングなんて一つもない。積雪も次第に増え、藪を避けようと尾根を北側に外すとちょっとばかりラッセル気味となる。さらに1300付近では岩場となってくるが、灌木を手掛かりに慎重に攀じ登った。写真左は登山口、中央は法印ノ滝、右は取り付いた尾根突端の急勾配
この後も急勾配は続くが尾根筋を忠実に登りあげると南天山山頂となった。少し傾いた標柱が雪の中に立ち、その先にはギザギザ稜線の両神山が見える。全方位の好展望であったが、あまりの寒さに早々に下山にかかった。登りのあまりの醜さに谷コースの方へ向かうと、整備された九十九の登山道となり順調に下ると源頭部近くで沢筋に降りた。なんとそこには尾根コースとの案内板がある。これですべてを悟った。地形図に惑わされ尾根筋を直登したが、その直ぐ脇を尾根コースが九十九に続いていたのである。またもややってしまった初歩的ミス(;´・ω・) 2時間50分でピストン。写真左は山頂と標柱、中央は山頂からの両神山