12月の最初の山は前回に引き続き秩父の都県境に近い山域である。前白岩や霧藻ヶ峰は三峰口から登るのが一般的であるが、大日向山も併せてゲットするために大陽寺近くから取り付くことにした。

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前白岩(1776m、雲取山)へは大陽寺手前から森林管理道・大皿川線を行くと、駆ケ越トンネルの手前に霧藻ケ峰への登山口となる。地形図には霧藻ケ峰の南側をお清平へ続く破線が続いている。登山口から100m余りを上がると霧藻ケ峰への分岐となり、ここからは緩やかな巻き道となる。お清平で三峰口からの登山道と合流し、尾根筋となるとしばらく急登が続く。高度を上げると周囲は薄雪が積もりほどなく前白岩の肩となり、直ぐに山頂となった。写真左は霧藻ケ峰登山口、中央はお清平、右は前白岩山頂

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20131212前白岩・霧藻ヶ峰・大日向山
霧藻ケ峰(1523m、雲取山) へはお清平までピストンし、そのまま三峰口の方に向かう。大した勾配もなく難なく到達した山頂には立派な休憩所が建っていた。昭和8年に秩父宮殿下がこの地を訪れ霧藻ケ峰と命名されたことを記念するレリーフが大きな岩に建立されていた。写真左は山頂の休憩所、中央は秩父宮殿下のレリーフ

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大日向山(1260m、雲取山)へは地蔵峠から大陽寺へ向かう登山道を行くが、途中で尾根筋を外してしまった。15分ほどロスしどうにか尾根筋に戻り、笹薮を交差するけもの道を辿った。尾根筋は通っているので迷うことは無い。登り付いた山頂部には小さなピークが3つあったが、どこにも山名板は見当たらなかったが、東側のピークは北側が開け好展望地だった。写真左は大日向山の東峰から見た妙法ガ岳、中央は大日向山の標石、右は駆ケ越トンネル

鞍部まで戻り、駆ケ越トンネルの谷側から林道に上がり、全行程4時間30分で周回した。