2013年01月

埼玉の山、大平山、城山、雨乞山、大築山、新柵山

今朝も3時過ぎに起きだして埼玉の里山に登ってきた。

  
大平山(530m、正丸峠)は黒山三滝から武蔵おごせハイキングコースを傘杉峠に向けて歩き出した。ここでミスルートをしてしまった。大平山への分岐手前で踏み跡に誘われ手前の枝尾根に取り付いてしまったのだ。途中で気付いたが戻るのも面倒でそのまま急登を上がった。尾根筋で出合った登山道は勾配が増すと九十九となり、ほどなく大平山の役の行者像が見えてきた。最高点はこの奥だったが黄色いテープが一本下がるだけで山名板は見当たらなかった。登り40分、下り22分。写真左は黒山三滝の登山口、中央は山頂部の行者像

  
城山(286m、越生)は北を通る林道から送電鉄塔の巡視路を上がることにした。巡視路入口の先では鉄塔関連の工事中で索道が作られていた。この索道工事のため巡視路は良く踏まれているようで、傾斜はきついが歩きやすい。10分余りで鉄塔の建つ山頂となり、その足元には三角点標柱がコンクリートの箱に埋められていた。往復20分。写真左は鉄塔巡視路の入り口、中央は索道から山頂方向、右は三角点標柱の真上の鉄塔

  
雨乞山(340m、越生)から林道楠線を北上すると上谷の大クスとなる。通り過ぎ、林道の峠となると右手に小高いピークが確認できた。地形図で確認するとこれが雨乞山のようで、低い擁壁を乗り越え植林地に踏み入れた。マーキングは無いが、緩い尾根筋には踏み跡が続きほどなく山頂となった。小さな山名板が下がっていた。往復15分。写真左は取り付いた切通の擁壁、中央は雨乞山山頂

  
大築山(466m、正丸峠)へはときがわ町の椚平地区から取り付いた。猿岩峠まではトラバース路で緩やかな登りが続いた。尾根筋へ乗っても相変わらず勾配は緩く、途中にある見晴台からの展望は素晴らしく椚平集落が一望できる。少しばかり勾配を増すと山頂となり、木立の間からはときがわ町の展望が開けていた。山頂には大築城跡の案内板が建っているだけだった。往復33分。写真左は椚平から取り付いて直ぐのトラバース路、中央は城址跡の立て看板だけの山頂

  
新棚山(490m、正丸峠)へはそのまま椚平集落の日向根へ向かい、尾根切通しまでクルマで上がり取り付いた。直ぐに個人の墓地となりその横を抜け尾根筋を進むと大野峠となった。ここからはほぼ尾根筋を水平移動するように進み、最後に一登りすると新柵山山頂となった。赤ペンキの塗られた三角点標柱と文字の薄れて山名板が括り付けられていた。往復39分。写真左は日向根奥の取り付いた切通し、中央は赤いペンキだらけの新柵山

埼玉の山、烏岳、竜ヶ谷山、午頭山、鼻曲山、愛宕山

今日は午後から仕事が入ってることと、山間部は雪模様なので埼玉の山に向かった。行き先は毛呂山町のゴルフ場内の山でまずは埼玉医科大学病院近くの烏岳からとした。

  
烏岳(247m、越生)は地元では石尊山と呼ばれており、階段状に続く病院棟を中を縫うように進むと職員用住宅の駐車場となる。辺りを見回すと配水施設の前に石尊山への案内標柱を見つけた。登山道は病院の横に伸び、緩やかな勾配で続いていた。ところどころには案内の標柱が建ちよく整備されていた。山頂手前の急坂ではクサリ製の手摺も付けられていた。山頂には石塔が建っていたが三角点はフェンスで囲われたゴルフ場内にあった。往復20分。写真左は埼玉医科大学病院奥の登山口、中央は山頂部でフェンス越しに三角点、右はゴルフ場内の三角点

   
竜ヶ谷山(203m、越生)は鶴ヶ島GCのコース内にあるが、山頂には雷電神社があり町道が続いている。とはいえコース内を走ることになるのでフェンス前に駐車し、コース内の登山道を歩くことにした。コンクリートのステップが刻まれた参道を行くと雷電神社の鳥居となり、神楽殿を左手に見ながら行くと山頂の社となった。山名表示は見当たらなかった。往復15分。写真左は烏岳の登山口から見えた竜ヶ谷山、中央は山頂手前の鳥居、右は山頂の雷電神社

  
午頭山(312m、越生)も鶴ヶ島GCの中にあり、クラブハウス前から管理道路の方へ進むとコース管理の従業員と出会った。事情を話し午頭山へ登りたいと話すと、コース管理事務所前までの道を教えられた。管理事務所に行くと山はすぐ裏手にあり、左手の産廃ゴミ捨て場の横の雑木林に踏み入った。灌木藪の中をフェンス沿いに登り、フェンスの切れ目から山頂に向かった。ほどなくピークらしきところに着くと赤と黄色のテープが下がり、近くの幹に小さな山名板が括り付けられていた。往復10分。写真左はコース管理棟と午頭山、中央は山頂部

  
鼻曲山(440m、越生)と愛宕山は南側の一本杉峠から辿った。登山口と山頂の高度差は無く、尾根筋のアップダウンを何度か繰り返すと鼻曲山の山頂らしきところに着いた。しかし山名を表示するものは見当たらず、帰宅後に確認したところ山頂には手製の山名板が下がっているとのことだったので僅かに手前をピークと間違えたようだ。写真左は登山口の一本杉峠、中央は山頂付近

  
愛宕山(394m、越生)へは一度カイ立場まで戻り進路を東に変え、伐採地を過ぎると山頂への分岐となる。少しばかりの勾配をあがると愛宕山山頂となり、こちらには山名板が下がっていた。あとは往路を辿りクルマへ戻った。1時間12分で周回す。写真左は伐採地の登山道、中央は愛宕山山頂

群馬の山、蟻川岳、岩櫃山、観音山

関東南岸を発達した低気圧が通過し平地でも降雪するとのことだったが、いつものように前夜のうちに群馬に向かい、東吾妻町内のコンビニで車中泊とした。屋根をたたく雨音で目覚め外へ出ると、下り方向の車には雪が積もっている。これで山間地は雪模様であることを確信して登山口に向かった。

  
蟻川岳(853m、中之条)登山口への車道は急勾配と積雪のため手前に停めた。本格的な降りとなる中、スパ長で歩き始めると2,3分で登山口となる。直ぐに電気柵となり抜けると緩やかな登りとなる。雪と落ち葉で滑りやすく勾配が増してくると一歩一歩ステップを確認しながらの登りとなった。小さな石祠が見えてくると尾根筋となり、積雪はさらに増し灌木は雪の重みで垂れ下がり歩きにくい。やっとのことで尾根筋の肩に登りつくと大きな石祠が祀られていた。ここからは軽いアップダウンで山頂となった。登り1時間5分、下り33分。写真左は山頂尾根東南の肩にある石祠、中央は積雪30cmくらいの山頂

  
岩櫃山(803m、群馬原町)はぐんま百名山で東吾妻町のシンボル的な山であり、紅葉や新緑の時期はハイカーで賑わう景勝地である。地形図を見るといくつかのルートがあるが当初の予定通り密岩通り登山口から取り付いた。尾根鞍部、天狗の架け橋、御厩(おうまや・岩穴)、矢立と要所を次々と通過していくが、クサリ場や梯子が続きスリリングな登りが続いた。最後の山頂へのアプローチは大岩に垂れ下がるクサリを手掛かりに登るのだが、そのクサリは凍てつき足元のステップも雪に埋もれ腕力頼りとなる。登り上げた頂上はクサリの防護柵に囲まれ、狭いスペースからは降り続く雪で何一つ見えることはなかった。長居は無用と無線の儀式を終え早々に降り始めたが、クサリ場の降下は登り以上に緊張の連続となった。登り1時間4分、下り47分。写真左は雪に覆われた山頂部、中央は下山後に見た山頂への大岩で決死のクライミングでしたwww

  
観音山(597m、群馬原町)は滝峩山(りゅうがやま)という別名があり、登り口は観音山不動堂前にある登山口からとなる。この山はあちらこちらに洞穴・奇岩がありそれぞれ名前が付けられている。胎内窟、金堀窟を過ぎ象ヶ鼻から左分岐(直進は通行止めとのこと)へ行くと尾根筋に上がる。ほどなく大岩となり左側(順路は右)から巻き上げ鞍部を過ぎるとほどなく石祠、行政山名標柱の建つ観音山となる。しかし標高は530mとあり、目指す597m峰はまだ直線で400m以上も先である。ところがこの先にはほとんど踏み跡はなく、あったとしても雪の下で皆目見当がつかない。地形図を見ると尾根筋も広いが大した登り勾配もなくGPSを頼りにピークを目指した。やがて左手に鉄塔が見え出すと尾根筋は北東へ向かいその先に観音山のピークが現れた。山頂部は伐採され、すかいさん製の滝峩山と刻まれた山名板と石像、雪面から僅かに顔を出している三角点標石がそれを表わしていた。下山時に先を急ぐあまり少しばかり遠回りをしてしまった。登り1時間2分、下り44分。写真左は行政標柱の建つ530m峰、中央は三角点峰である597m峰 どちらが本物のピークと問われれば、行政標柱の建つ530m峰に軍配ありかな。

群馬の山、吾嬬山、薬師岳、有笠山、嵩山

3か月ぶりに群馬の山に行ってきた。例によって前夜のうちに登山口まで入り込んで車中泊となったが、朝方の冷え込みは半端ではなく中々布団から抜け出せなかった。

  
吾嬬山(1182m、群馬原町)は東吾妻町と中之条町の町境にあり、南側の東吾妻町が一般的であるようだ。地形図を眺めていると北側の中之条町からも林道が伸び、下山後は有笠山に登る予定なので中之条町側から取り付くことにした。吾嬬地区から林道を行くと分岐となり、峠の林道方向はゲートで閉ざされていた。分岐右側には吾嬬山登山口の案内板があり、林道を行くとほどなく左斜面をあがる登山道となった。5cm程度の雪の上にはトレースが残っていて迷うことはない。50分ほどで吾嬬神社奥の院と表示された石祠となり、急こう配となった斜面を左にトラバースすると町境の尾根筋となる。あとは一登りで山頂となった。登山口から1時間6分。写真左は林道分岐で左側はゲートで閉鎖され右側が登山口、中央は山頂直下の石祠、右は吾嬬山山頂

  
薬師岳(974m、群馬原町)は吾嬬山の南東に位置し、町境の尾根筋を辿ることになる。峠の林道に向かって一気に下り始めると、突然ガサガサと足音が響いた。一瞬身構えると前方に現れたのはニホンカモシカで、暫しのニラメッコとなったw ほどなく林道となり、軽いアップダウンが続く尾根筋となる。ちょうど中程で急登となると右側に巻き道の分岐となった。ここで巻き道に入ったのが選択ミスで結局大回りをすることになった。その後尾根筋に復帰し、緩やかな登り勾配を行くと石祠の建つ薬師岳となった。下りは峠の林道までピストンし吾嬬林道をゲートまで戻った。吾嬬山から薬師岳まで1時間、薬師岳から林道ゲートまで55分。計3時間40分で周回。写真左は峠の林道手前で見かけたニホンカモシカ、中央は薬師岳山頂

  
有笠山(873m、小雨)には東西に箇所の登山口があるが、この時期は東側の方が雪は少ないだろうと東登山口から取り付いた。切り立った岩稜が特徴的な山で、谷あいの登山道は直ぐに大岩の前となり左側に巻き上げるように続いていた。ところが右手前方に再びニホンカモシカを見つけ、彼らを追いしばし登山道を離れた。登山道へ復帰し、巻き上げるように登ると、クライミング練習用の岩場の前方を通り過ぎると尾根筋となり西登山口からの登山道と合流する。ここからは核心部の急傾斜地となり、鎖と梯子を頼りに一気に抜け、ピーク下の岩場を東側へトラバースし尾根筋に乗ると一登りで岩稜ピークとなった。ここから小さな鞍部を西へ少しばかり行くと山名板の立つ山頂となった。地形図では873mとなっているが山名板には888mと記されていた。下りはピストンした。登り50分、下り22分。写真左は東登山口、中央は山頂

  
嵩山(789m、中之条)は中之条町のシンボル的な山で、南側にある「道の駅・霊山たけやま」から登山道が作られている。そのうち一番最短と思われる東登山口より取り付いた。この山には三十三観音が至る所に祀られ、その観音を巡るための道がいくつも交差している。ということであっちこっち行ったり来たりする内に、16番観音へ続くクサリの下がる岩場を経由して尾根筋へ登りついた。ここからは尾根筋を辿り、クサリの連続する岩稜を登ると嵩山(大天狗)となった。山頂に鎮座する大岩の上には小さな石祠が祀られ、そこは360度の絶景ポイントだった。高度感と展望に大満足しピストンで下山した。登り45分、下り29分。写真左は道の駅から見た嵩山、中央は山頂の大天狗

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