猿ヶ京温泉近くの3山に登ってきました。3年前にこの近くの吾妻耶山でヤマヒルの洗礼を受け注意はしていたけど、再度ヤマヒルの猛攻を受けた。この時期に行く山域ではなさそうだ。
後山(991m、猿ヶ京)の取り付き地点はちょっと変わっていた。山の西側一帯は千葉市の保養施設となっており、高原千葉村とネーミングされていい、管理棟、研修棟、キャンプ場、バンガロー、スキー場などが整備されていたのだ。折りしも連休中で千葉の子ども達がお泊り合宿中の様子で、部外者は奇異な視線を浴びながら足早に施設内を抜け、展望台(送電鉄塔矢木沢線の巡視路)の案内柱に従った。バンガローの横を上がりだすと石洞となり、勾配は少しずつ増してくる。道なりに登ると展望台との分岐となるが鉄塔巡視路をそのまま行くと直ぐに14号鉄塔となりほどなく朽ち果てた合格堂となる。受験生を抱える親としては無視するわけにもいかず一拝し通過した。その後は丘陵コースから尾根コースへ上がると15号鉄塔となる。ここで初めて後山の表示が現れた。あとは案内に従い緩やかな尾根筋を行くと、少しばかり狭稜な岩場となるがほどなく山頂となった。往復2時間。写真左は尾根筋の15号鉄塔と初めて現れた後山の表示、中央は後山山頂
唐沢山(1234m、四万)へは上ノ山も併せて登ろうと、国道17号新三国大橋手前の鉄塔巡視路から取り付いた。直ぐのP844を巻き上げるように続いており、一定の勾配なのでとても歩きやすい。やがて頭上に送電線が見えだすと巡視路は急勾配の尾根筋となった。10m位上がると中東京幹線(矢木沢線)9号・10号と書かれた黄色い馴染みの標柱が立っている。標柱の裏手を見ると赤テープが下がり薮の先にはっきりとした道型が見えていた。地形図を見るとその道型と思われる破線が続いている。急勾配の先の上ノ山は下山時の方が楽だと判断し鉄塔巡視路を離れた。ほぼ破線通りの道型はしっかりしており、一部崩壊しているところもあるが通行には支障はなかった。やがてしっかりした道標が現れ、三国峠8km、猿ヶ京2.5kmと書かれていた。これを猿ヶ京方面へ行けば上ノ山であることを地形図で確認し先を急いだ。何のことはない、この道は三国路自然歩道と名付けられ整備の行き届いた遊歩道なのである。唐沢山が近付くと次第に勾配を増してくるが遊歩道は九十九となり勾配を吸収し山頂西側の鞍部で稜線となった。ここからは折り返すように稜線を行くと山頂となる。三角点標柱と3枚の山板が並んで下がっていた。ここまで約2時間。写真左は鉄塔巡視路の標柱でこの裏手の薮に三国路自然歩道が続く、中央は山頂に並んだ3枚の板
上ノ山(1048m、猿ヶ京)へはそのまま往路を戻り、猿ヶ京2.5kmの標柱を分岐すれば道なりに山頂となる。唐沢山を下り始めると、キノコ採りかと思える数人の声が聞こえ出した。何やら時々奇声も混じっている。気味悪くなりこっちも大声を何度か発する。ほどなくすると三国峠側から4台のマウンテンバイクがやってきて、あっという間にすり抜けて行った。良いなぁー、こちとら歩きだよと心の中でつぶやくw 猿ヶ京への分岐で上ノ山方向へ進むと一度勾配を下げ、再び緩い登りとなる。さらに向きを山頂方向にとると急勾配の登りが待ったいた。右手の薮の中にはバイクを抱え右往左往する4人組が見える。多分余りの急勾配に他の道を探したのだろう、僕を見つけ彼らは後を追うようにバイクを押し上げてきた。三角点標柱の2枚の山板が下がっていた。唐沢山から48分。この後は9号・10号鉄塔を目指し南側の尾根筋を下り、巡視路に復帰し登山口に戻った。上ノ山から37分。写真左はスイスイ行くマウンテンバイク、中央は山頂手前の急坂、右は上ノ山山頂
後山(991m、猿ヶ京)の取り付き地点はちょっと変わっていた。山の西側一帯は千葉市の保養施設となっており、高原千葉村とネーミングされていい、管理棟、研修棟、キャンプ場、バンガロー、スキー場などが整備されていたのだ。折りしも連休中で千葉の子ども達がお泊り合宿中の様子で、部外者は奇異な視線を浴びながら足早に施設内を抜け、展望台(送電鉄塔矢木沢線の巡視路)の案内柱に従った。バンガローの横を上がりだすと石洞となり、勾配は少しずつ増してくる。道なりに登ると展望台との分岐となるが鉄塔巡視路をそのまま行くと直ぐに14号鉄塔となりほどなく朽ち果てた合格堂となる。受験生を抱える親としては無視するわけにもいかず一拝し通過した。その後は丘陵コースから尾根コースへ上がると15号鉄塔となる。ここで初めて後山の表示が現れた。あとは案内に従い緩やかな尾根筋を行くと、少しばかり狭稜な岩場となるがほどなく山頂となった。往復2時間。写真左は尾根筋の15号鉄塔と初めて現れた後山の表示、中央は後山山頂
唐沢山(1234m、四万)へは上ノ山も併せて登ろうと、国道17号新三国大橋手前の鉄塔巡視路から取り付いた。直ぐのP844を巻き上げるように続いており、一定の勾配なのでとても歩きやすい。やがて頭上に送電線が見えだすと巡視路は急勾配の尾根筋となった。10m位上がると中東京幹線(矢木沢線)9号・10号と書かれた黄色い馴染みの標柱が立っている。標柱の裏手を見ると赤テープが下がり薮の先にはっきりとした道型が見えていた。地形図を見るとその道型と思われる破線が続いている。急勾配の先の上ノ山は下山時の方が楽だと判断し鉄塔巡視路を離れた。ほぼ破線通りの道型はしっかりしており、一部崩壊しているところもあるが通行には支障はなかった。やがてしっかりした道標が現れ、三国峠8km、猿ヶ京2.5kmと書かれていた。これを猿ヶ京方面へ行けば上ノ山であることを地形図で確認し先を急いだ。何のことはない、この道は三国路自然歩道と名付けられ整備の行き届いた遊歩道なのである。唐沢山が近付くと次第に勾配を増してくるが遊歩道は九十九となり勾配を吸収し山頂西側の鞍部で稜線となった。ここからは折り返すように稜線を行くと山頂となる。三角点標柱と3枚の山板が並んで下がっていた。ここまで約2時間。写真左は鉄塔巡視路の標柱でこの裏手の薮に三国路自然歩道が続く、中央は山頂に並んだ3枚の板
上ノ山(1048m、猿ヶ京)へはそのまま往路を戻り、猿ヶ京2.5kmの標柱を分岐すれば道なりに山頂となる。唐沢山を下り始めると、キノコ採りかと思える数人の声が聞こえ出した。何やら時々奇声も混じっている。気味悪くなりこっちも大声を何度か発する。ほどなくすると三国峠側から4台のマウンテンバイクがやってきて、あっという間にすり抜けて行った。良いなぁー、こちとら歩きだよと心の中でつぶやくw 猿ヶ京への分岐で上ノ山方向へ進むと一度勾配を下げ、再び緩い登りとなる。さらに向きを山頂方向にとると急勾配の登りが待ったいた。右手の薮の中にはバイクを抱え右往左往する4人組が見える。多分余りの急勾配に他の道を探したのだろう、僕を見つけ彼らは後を追うようにバイクを押し上げてきた。三角点標柱の2枚の山板が下がっていた。唐沢山から48分。この後は9号・10号鉄塔を目指し南側の尾根筋を下り、巡視路に復帰し登山口に戻った。上ノ山から37分。写真左はスイスイ行くマウンテンバイク、中央は山頂手前の急坂、右は上ノ山山頂