今日は午後から仕事が立て込んでいるので、比較的近くの山で未踏の山を探したら沢入に3つあった。残馬山と岳山は地形図には未記載だが、山名事典には載っているので山ランの対象となる。
残馬山(1107m、沢入)は桐生市とみどり市の市境にあり、一般的な登山ルートは三境林道側、座間峠側、寄日峠側の3つがある。今回は岳山も併せて登ることを考え最短と思われる三境林道側から登ることにした。地形図を見ると三境トンネルに沿う形で南側に破線が入っているが、等高線が狭くかなりの勾配だ。取り付きもはっきりしないので、「急がば回れ」と三境山へ一旦向かい、稜線に乗ってから南下することとした。4時26分、三境山登山口を入る。谷間の荒れ地を行くと急斜面の九十九となり15分で稜線に出た。ここからは緩やかなアップダウン尾根歩きとなり、小さな岩稜を左右に巻いたり乗越えたりしながら次第に高度を上げた。所々では盛りを過ぎたツツジが踏み跡を花びらで散らしていたが、稜線のサイドは植林地や雑木林で眺めは無い。少しばかり勾配を増すと残馬山山頂となった。三等三角点と山名板が下がっていたが、雑木に囲まれて視界は無い。登山口から59分。写真左は所々に点在する岩稜、中央は残馬山山頂
岳山(1070m、沢入)へは一旦北東方向へ急勾配を下り、次第に西から南西、さらに南へと尾根筋を反時計回りに辿ることになる。いくつかの小ピークでは枝尾根を派生しており、ルーファンに気遣いながら軽いアップダウンをこなして行く。勾配的には最後の登りが少しきついだけだった。登り付いた岳山からの視界は無く、このルート上で唯一それらしき眺めのあったのは残馬山からの下りの一ヶ所で、赤城山系が見ることができただけだった。残馬山から54分。下山は往路を辿り、3時間50分でピストンした。写真左は残馬山の下りから見えた赤城山、中央は尾根筋のツツジ、右は岳山山頂
椀名条山(1052m、沢入)は黒坂石バンガロー村の向かいにある神社サイドに登山口があった。案内板の文字は消えているが小さな文字で椀名条山と書かれていた。登山道は勾配がきつく木段がしばらく続いていたが、その木段は途中から右手に分岐していた。多分バンガロー村の付帯設備であるこの奥にあるフィールドアスレチックとの間の周遊路なのだろう。踏み跡は木段と離れ、尾根筋にしっかりと続いていて、しばし急登を行くと左手からの枝尾根と合流し主稜線となる。ここからもしばらく急な上りは続き、884Pを過ぎると少しばかり勾配は緩む。それでもアップダウンを繰り返しながら高度を上げ、方向を南西に向けるとほどなく山頂となった。三等三角点と3枚の山名板が下がっていたが、雑木にか組まれ視界は無い。下りは往路を戻り、1時間44分でピストンした。写真左は登山口、中央は椀名条山山頂
残馬山(1107m、沢入)は桐生市とみどり市の市境にあり、一般的な登山ルートは三境林道側、座間峠側、寄日峠側の3つがある。今回は岳山も併せて登ることを考え最短と思われる三境林道側から登ることにした。地形図を見ると三境トンネルに沿う形で南側に破線が入っているが、等高線が狭くかなりの勾配だ。取り付きもはっきりしないので、「急がば回れ」と三境山へ一旦向かい、稜線に乗ってから南下することとした。4時26分、三境山登山口を入る。谷間の荒れ地を行くと急斜面の九十九となり15分で稜線に出た。ここからは緩やかなアップダウン尾根歩きとなり、小さな岩稜を左右に巻いたり乗越えたりしながら次第に高度を上げた。所々では盛りを過ぎたツツジが踏み跡を花びらで散らしていたが、稜線のサイドは植林地や雑木林で眺めは無い。少しばかり勾配を増すと残馬山山頂となった。三等三角点と山名板が下がっていたが、雑木に囲まれて視界は無い。登山口から59分。写真左は所々に点在する岩稜、中央は残馬山山頂
岳山(1070m、沢入)へは一旦北東方向へ急勾配を下り、次第に西から南西、さらに南へと尾根筋を反時計回りに辿ることになる。いくつかの小ピークでは枝尾根を派生しており、ルーファンに気遣いながら軽いアップダウンをこなして行く。勾配的には最後の登りが少しきついだけだった。登り付いた岳山からの視界は無く、このルート上で唯一それらしき眺めのあったのは残馬山からの下りの一ヶ所で、赤城山系が見ることができただけだった。残馬山から54分。下山は往路を辿り、3時間50分でピストンした。写真左は残馬山の下りから見えた赤城山、中央は尾根筋のツツジ、右は岳山山頂
椀名条山(1052m、沢入)は黒坂石バンガロー村の向かいにある神社サイドに登山口があった。案内板の文字は消えているが小さな文字で椀名条山と書かれていた。登山道は勾配がきつく木段がしばらく続いていたが、その木段は途中から右手に分岐していた。多分バンガロー村の付帯設備であるこの奥にあるフィールドアスレチックとの間の周遊路なのだろう。踏み跡は木段と離れ、尾根筋にしっかりと続いていて、しばし急登を行くと左手からの枝尾根と合流し主稜線となる。ここからもしばらく急な上りは続き、884Pを過ぎると少しばかり勾配は緩む。それでもアップダウンを繰り返しながら高度を上げ、方向を南西に向けるとほどなく山頂となった。三等三角点と3枚の山名板が下がっていたが、雑木にか組まれ視界は無い。下りは往路を戻り、1時間44分でピストンした。写真左は登山口、中央は椀名条山山頂