2012年04月

群馬の山、セビオス岳、中ノ岳、剣ヶ峰

2009年7月にOGNAほたかスキー場から武尊山をピストンしたが、その時に登れなかった中ノ岳と剣ヶ峰が気になっていた。剣ヶ峰は北峰との鞍部から取り付こうとしたが灌木藪と勾配に諦めたのだった。今回はそれにセビオス岳を併せて登ることにした。そこでOGNAほたかスキー場にバイクをデポし、武尊牧場スキー場から登ることにした。

  
セビオス岳(1870m、鎌田)へは武尊牧場スキー場のゲレンデを直登し、リフト終点からは尾根筋を辿ることになる。ゲレンデ内の雪はまばらで、雪解け水が流れる傍らにはふきのとうが芽を出している。同時にスタートした3人組パーティーの後ろを行くも、つくば100の練習で昨日25kmを歩いていたこと、更には剣ヶ峰のためのザイル・登攀器具を背負っているせいか足取りが重く着いていけない。ゲレンデを過ぎると雪は極端に増えてくるが、先行者のトレースがあるので楽をさせてもらう。雪はほど良く締まって入るが、体重と荷物のせいだろう、明らかに自分のトレースが一段と深い。地形図上の避難小屋(確認できず)辺りを過ぎると稜線がはっきりしてきて雪庇尾根となる。終始見えていた中ノ岳南側の岩稜が大きくなるとセビオス岳となった。積雪は1m以上はあるようで山名表示などの目印は見当たらない。登山口から3時間13分を要した。写真左はセビオス岳手前から登り来た雪庇を見たところ、中央はセビオス岳山頂

  
中ノ岳(2144m、鎌田)はセビオス岳から見ると南側に大きな岩稜が塊となってせり出している。セビオス岳から先も雪庇が続くが次第に勾配は増し、トレースは岩稜の右側の急斜面を巻き上げるように続いている。先行するパーティーの刻んだステップに靴を乗せるだけなのでかなり楽をさせてもらった。それでも腐りかけた雪の急斜面のトラバースには結構消耗した。先行するパーティーとの微妙な距離感を保ちながらトレースを追うとほどなく中ノ岳山頂となった。もちろん表示物は雪の下で何もないが、360度の絶景が広がっていた。西には武尊山、北には至仏山・燧ケ岳の尾瀬、東には日光白根・皇海山などが手にとるように見渡せた。セビオス岳から1時間23分。写真左は中ノ岳手前の岩稜、中央は中ノ岳山頂から見た尾瀬方向で至仏岳・燧ケ岳が綺麗だ、右は南側の家ノ串山と剣ヶ峰

  
剣ヶ峰(2083m、鎌田)は前武尊の北側にある急峻な頂きだ。武尊山の尾根続きで南西に位置する剣ヶ峯山(2020m)と区別するために川場剣ヶ峰とも呼ばれている。中ノ岳から南へ尾根筋を下ると中ノ岳ジャンクションとなり武尊山への分岐となる。これを前武尊の方に分岐する。この辺りは雪が少なく夏道が既に顔を出しているので、アイゼンだととにかく歩き難い。だんだんと剣ヶ峰が近付いてくるがどう見ても登れそうにない。それどころか東側のトラバース路でさえ雪が腐り今にも滑りだしそうだ。半ば登頂は諦めて前武尊との鞍部まで来ると、少しばかり傾斜が緩んでる。見上げると雪面にクラックが入っているがどうにか登れそうだ。ザックをデポしザイルをもって急斜面に取り付いた。キックステップで足元はどうにか確保できる。一番の難所は中程からの岩場だった。アイゼンを付けたままでの3点確保で緊張の連続だったが、どうにか岩場を抜け尾根筋の灌木帯へ入った。あとはシャクナゲ薮を強引に乗り越えて石祠の建つ山頂に立った。年に数えるほどの人しか踏むことのないピークは絶景ポイントだった。下りは岩場を避けて、灌木帯を僅かばかり懸垂下降した。鞍部から往復50分。あとは前武尊からOGNAほたかスキー場に向けて下山したが、登りに使わなくて良かったと思うほどの急勾配だった。8時間35分かかりやっとのことデポしたバイクに戻った。写真左は前武尊との鞍部から見た剣ヶ峰でここを登った、中央は中程の岩場で冷や汗ものでクリア、右は剣ヶ峰山頂で家ノ串山~中ノ岳~武尊山の稜線が見える

群馬の山、大峯山

柳木ヶ峰と浅間を周回した後まだ時間的余裕があったので昭和村の大峯山に行くことにした。

  
大峯山(1136m、赤城山)は赤城外輪山の北東に位置する小丘的な山で、地形図をみるとピーク近くまで林道が伸びている。ダメ元で昭和ICから直進すると、少年自然の家のところで鹿棚ゲートで林道は閉鎖されていた。そこには「林道通行者は出入りの都度、必ずこの鹿棚ゲートを閉めて下さい」と記されていた。そこでゲートを開け林道に進入した。雪解けのため所々で傷んではいるが、特に問題な箇所は無い。ただし標高が上がると日影には雪が残っていた。南東方向へ巻きこむように進むと、ピークまで最短箇所となる。あとは林道から直線で170m余り行くと三角点標石のある大峯山となった。往復8分。写真左は林道入口の鹿棚ゲート、中央は大峯山山頂

群馬の山、柳木ヶ峰、浅間

関東百名山である子持山は北側から登っているが、その南側の柳木ヶ峰と浅間を5号橋から周回することにした。


柳木ヶ峰(1190m、沼田)は子持山の南に位置する小さな頂きである。5号橋手前の駐車場から獅子岩を経由するコースを選択した。林道を行くと6号橋の手前で獅子岩コースは右へ分岐をとる。歩きやすい林道はほどなく終わり植林地の急登となった。それも尾根筋に上がると一旦緩むが、反射板、屏風岩を過ぎると再び急勾配となる。この辺りになると前方には獅子岩の断崖絶壁が見え始めてくる。山ラン有効ポイントではないがちょっと寄り道するとにした。山頂直下には鉄梯子とクサリが下がり、登り付いた岩峰の高度感は半端ではない。獅子岩から下り正規ルートに復帰すると再び快適な尾根歩きとなり、子持山が見えだすとほどなく目的の柳木ヶ峰となった。三方分岐のピークであり石祠があるだけだった。獅子岩経由で1時間20分。写真左は獅子岩から見た子持山方向、中央は登り来た獅子岩だが高度感に驚く、右は柳木ヶ峰山頂


浅間(1088m、金井)へは南西尾根を辿ることになるが、最初が急勾配で足元に気を付けながら慎重に下った。その後は軽いアップダウンの快適な尾根筋が続き、少しばかり勾配を増すと浅間の山頂となる。ここもとりわけ特徴的なピークではなく、石祠が2つ鎮座していた。あとは5号橋を目指して軽快に下った。柳木ヶ峰から33分、下山(5号橋まで)は34分。写真左は浅間山頂、中央は周回の起点となった5号橋

群馬の山、高手山、剣ヶ峯山、愛宕山

4/1に登った獅子ヶ鼻山から見えた剣ヶ峯山に登るために川場村に向かった。川場スキー場のリフト終点からの往復なので、リフトが動き出す前に高手山に行くことにした。


高手山(1374m、藤原湖)は川場スキー場手前で分岐した川場キャンプ場が登山口となるが、分岐のところで車道は冬季閉鎖となっていた。車道は深いところで50cm位の積雪で、スパ長つぼ脚では踏み抜くことが多くペースが上がらない。川場キャンプ場からは少しの間勾配が増しトレースは九十九折りとなるが、相変わらず踏み抜きが多く歩き辛い。その勾配を抜けると広い尾根筋となってほどなく山頂となった。石祠と山名板が下がっていた。登り1時間、下り30分(九十九折りを直進した)。写真左は川場キャンプ場、中央は高手山


剣ヶ峯山(2020m、藤原湖)は川場スキー場の最終リフトから500m余りであるが、距離以上に雪の状態が悪く難儀した。最終リフトサイドにスキー板をデポし急斜面に取り付いた。2000m近くの標高はあるが、雪は腐りスキー靴では足元が重い。結局スキー靴もデポし背負ってきたスパ長に履き替えた。45度近い斜面には小さなデブリが転がり今にも雪崩れそうなので、一歩一歩慎重にステップを切り足元を確認しながら登った。急斜面を上がると一旦広い緩斜面となり、石祠まで来ると直ぐに東西に切れ落ちた稜線上の山頂となった。狭さと時折吹く突風に長居は無用と石祠まで戻って一休みとした。リフト終点から往復67分。写真左は剣ヶ峯山山頂で後方は武尊山、中央は4/1に辿った鹿俣山~獅子ヶ鼻山の稜線


愛宕山(590m、後閑)は川場スキー場から沼田ICに向かっていると、車載ナビに道路脇にある愛宕山が映し出された。左手をみると大きな岩が乗る小さな山が見える。北側の踏み跡を上がると山頂の大きな岩に隠れるように社があり、南側からは石段が続いていた。往復5分。写真左は愛宕山全景、中央は山頂の石祠

群馬の山、鹿俣山、獅子ヶ鼻山

風邪が治り切ってないけど、スキー場のゲレンデ利用で登れる山に出掛けてきた。


鹿俣山(1637m、藤原湖)は玉原スキーパークの最終リフトから直ぐの山である。登山者はゲレンデ内には入れないのでゲレンデ外周のファミリーコースの端っこを歩いた。前日の新雪も早朝からの雪上車での圧雪作業でスノーシューで軽快に歩けた。ほぼ1時間でゲレンデ最上部まで来ると開業準備中のリフトの係員が寄って来て、ピークへは少し戻って南側の尾根筋を行けと言う。確かに地形図をみると破線があるので指示に従った。新雪の斜面に取り付くと次第に勾配はきつくなり、上をみると雪庇が張り出している。新雪の下はシャーベット状の雪でステップも切れない。仕方なく両手で頭上の雪を落とし足元にステップを作り、一段づつ確保しながら登った。最後は張り出した雪庇を下から壊しピーク近くに這い出た。なんと既にスキーのトレースがあり、しばらくするとワカンを付けたパーティーがやってきた。なんてことだ、一時間に及ぶ危険なラッセルは明らかなミスルートだったのである。ジャスト2時間を要した。写真左はミスルートした山頂手前の急傾斜地で雪庇が張り出している、写真中央は鹿俣山山頂


獅子ヶ鼻山(1875m、藤原湖)へは緩やかなアップダウンの尾根筋を徐々に高度上げるが、その稜線には大きな雪庇が連続していた。先行していたスキートレースも消え、途中からはパーティーの前を歩くことになった。トレースの無い無垢の新雪は気持ちはいいが、雪庇を気にしながらのルーファンは結構きつい。中程を過ぎた辺りで勾配はきつくなり、雪面も締まり出したのでアイゼンに履き換えた。この間にパーティが先行してくれたので、ペースを抑え終始トレースを辿ってピークを踏んだ。ピークの東側は切れ落ち、その上に大きな雪庇が形成されているので何処が山頂か見当がつかない。切れ落ちた東側の谷を挟んだ先には剣ヶ峯山が雄々しく佇み、山頂には数名の人影があった。鹿俣山から1時間54分だった。30分の代休憩の後、往路をピストンした。登りに4時間、下りに2時間の計6時間のきつい山行だった。写真左は獅子ヶ鼻山へ続く稜線、中央はピーク手前の大きな雪庇、右はピークから見た武尊山~剣ヶ峯山

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