2012年02月

群馬の山、権現山、九十九山、十二山(前橋)、橘山、城山、愛宕山、十二山(渋川)

生憎の雨模様となり市街地の低山巡りに切り替えた。


権現山(91m、伊勢崎)は伊勢崎市唯一の山ラン有効ポイントで、山全体が「はちす権現山公園」となっている。山頂近くには蓮神社があり、その参道である東側からの石段を上がると境内となりその裏手が山頂となった。往復5分。


九十九山(172m、渋川)は北側に鳥居から始まる参道が伸びていた。この山は前方後円墳で最高点は後円部のところで3つの石祠が祀られていた。往復5分、


十二山(240m、渋川)は山頂に赤城神社があり、北側の車道を行くとそのまま山頂となった。0分。


橘山(228m、渋川)は渋川市と前橋市の市境にあり、北側から伸びる車道を行くとここも山頂となった。0分。


城山(208m、渋川)は箱田城址となっており、たちばなの郷城山という温泉宿が建っていた。またその東側にはばんどうの湯がある。ということでここもクルマで山頂となる。0分。


愛宕山(286m、渋川)は真壁調整池に隣接する愛宕山ふるさと公園の中の小高い山で、山頂部に愛宕山神社がある。その神社の裏手に水道施設がありフェンスの中に4等三角点があった。往復5分。


十二山(3510m、渋川)は愛宕山のすぐ東側にあるが、様相は一変し典型的な薮山だった。取り付きは南側を走る車道からで、小さな畑の横を入る作業道らしき踏み跡を入った。傾斜は緩やかだが、山頂が近くなると背丈を越える篠竹の群生となり行く手を塞がれた。辺りを探しまわると薮の中に分け入る地点を示すピンクテープを見付けた。その先は薮中の迷路でやっとのことで三等三角点となり、傍らにはすかいさんの山名板が下がっていた。往復20分。

群馬の山、米無山、鍋蓋山、角間山

嬬恋でスキー場を絡めて登る計画をした。一つは表万座スノーパークの米無山、もう一つは鹿沢スノーエリアの鍋蓋山と角間山だ。最初に米無山に登ろうと前夜の内に万座ハイウェー(有料道)に入り、スキー場入り口でいつものように車中泊を決め込んだ。外は-16℃と半端ない冷え込みだった。
P2190016P2190030120219米無山
米無山(1871m、上野草津)はスキー場内のピークでリフトを使えば楽にクリアできる筈であったが思惑が外れた。万座ハイウェーからの取り付け道はロープで閉鎖され、スキー場まではトレースの無い車道が続いていた。1時間でスキー場となりクラブハウスの横から無垢のゲレンデとなった。しばらくは緩斜面が続いたが中程を過ぎると勾配は増してくる。そしてリフト降り場の後方に回り込み小さなコルから北側に少しばかり行くとピークとなった。OHCの山名板があるはずなので探したけど見当たらない。多分雪の中なのだろう。浅間山、四阿山、草津白根山と全方位の絶景が広がっていた。下りはトレースに交差するシュプールを描きながら快適に滑り降りた。登り2時間43分、下り45分。写真左は無垢のゲレンデ、中央は米無山山頂で後方は草津白根

P2190036P2190043120219鍋蓋山・角間山
鍋蓋山(1829m、嬬恋田代)は角間山と抱き合わせで鹿沢スノーエリアから登ることにしてたが、山頂直下まで運んでくれる第3リフトが動いているのが厳冬期の土日に限られている。第6リフト、第3リフトと乗り継いで山頂直下に降り立った。積雪は50cm以上と深雪でスキーからスノーシューに履き替えリフト裏に回り込んだ。斜面がきつく取り付きに手古摺ったが、尾根筋は勾配が緩み直ぐに山頂となった。雪に埋まった山名標柱が顔を覗かしていた。リフト降り場から10分。写真左はリフトから見た鍋蓋山、中央は鍋蓋山山頂

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角間山(1981m、嬬恋田代)へは鍋蓋山から緩やかな稜線伝いではあるが、トレースはなく深雪のため難航することとなった。スノーシューでも20cm程度は沈み込み、ちょっと油断すると太腿まで踏み抜くこともある。それでも緩斜面のうちはペースを維持できたが、次第に勾配が増してくると様相は一変した。バックカントリー用のスキー靴にスノーシューなので足元はかなり重い。急勾配では斜面にスノーシューを添わせるとズリ落ちてしまうので、斜面にスノーシューを打ち込みキックステップで登り続けた。山頂まで100mを切ったところでトウヒの樹林帯となるが、勾配がきつい上に張り出した枝で進路が塞がれ撤退を覚悟した。それでも設定したタイムリミットまで30分を残していたので、もう一踏ん張りと格闘を再開した。どうにかトウヒ帯を抜け出すと広い斜面の先に山頂が待っていた。四阿、志賀、草津、谷川そして目の前には噴煙を上げる浅間と絶景が広がっていた。鍋蓋山から1時間35分、下りは鍋蓋山まで50分、その後はゲレンデを20分かけて滑り降りた。写真左は角間山への尾根筋、中央は角間山山頂で後方は四阿山、右は噴煙を上げる浅間山

群馬の山、鷲ノ巣山、杏が岳、掃部ヶ岳

昨日の内に杖の神峠まで車で行けることを確認しておいたので、楽な気持ちで車中泊となった。伊香保のローソンで朝食を摂り榛名に車を走らせた。林道杖の神線は数本のトレースが残り轍が出来ていたが、オフロード仕様の4WDなら問題なく走れた。

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鷲ノ巣山(1317m、榛名湖)は杏が岳への尾根筋にあるピークで国土地理院の1/25000地形図には掲載はないが、山ランでは有効ポイントとなっている。杏が岳登山口を上がるとトレースが続いていた。初めは緩やかな勾配で始まり、次第に勾配は増してくるが特にきついところもなく山頂となった。登り14分。写真左は杖の神峠、中央は鷲ノ巣山への稜線、右は山頂

P2120062P2120064120212鷲ノ巣山・杏ヶ岳・掃部ヶ岳
杏が岳(1292m、榛名湖)は鷲ノ巣山より標高が低いので下り勾配となるはずであるが、その間に1300級のピークがあり結構アップダウンがきつい。それでも相変わらずトレースがあり、尾根筋を外さなければ何ら問題はない。登り付いた山頂には三角点標石と3つの石祠があった。登り38分(杖の神峠から)、下り36分。写真左は杏が岳への稜線、中央は山頂

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掃部ヶ岳(1449m、榛名湖)へ杖の神峠から急勾配の笹の斜面に取り付いた。急斜面を登りつめれば稜線上となり、この先は小さなアップダウンで稜線上のピークを越えて行くだけだ。稜線の南側は大きく切れ落ちているが、立木も豊富でそれほどの緊張感もない。再び植生が変わり笹尾根となると掃部ヶ岳山頂となった。榛名富士・榛名湖側への視界が遮られていたが、南側の展望は見事である。登り52分、下り40分。写真左は掃部ヶ岳山頂、中央は地蔵岩上から見た榛名富士、右は杖の神峠~杏が岳への稜線

群馬の山、城山、烏帽子ヶ岳、鬢櫛山、古賀良山、居鞍岳

連休中に榛名の山を登り終えようと関越道に入った。ところがいきなりの大渋滞である。仕方なく高崎で下り一般道で榛名に向かった。これを幸いに登り残した城山から登ることにした。

P2110003P2110009120211城山
城山(280m、下室戸)は箕輪城跡の山で公園になっている。駐車場から歩き出すと駆け寄ってくる人が居る。この城跡は日本百名城の一つで、その方はボランティアのガイドさんだった。本丸跡付近が最高点と言うことで往復した。5分。写真左は案内図とガイドさん、中央は山頂付近

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烏帽子ヶ岳(1363m、伊香保)へは榛名湖温泉の北側にある登山口を入った。加護丸稲荷神社の赤い鳥居を潜ると少し右に折れ登山道始まった。積雪は20cm程度あるがトレースを追えば歩きやすい。勾配も緩やかでほどなく尾根筋のコルとなった。ここから東に向きを変えると直ぐに真新しい鳥居となりお犬様に迎えられる。すると急勾配の登りとなり、息を切らしての登りが続く。やっとのことで勾配が緩む気配を感じると加護丸稲荷神社の小さな岩屋となる。その横を抜け一登りで山頂となった。木立の間からは榛名富士が目の前に見えた。登り31分。写真左は真新しい赤い鳥居とお犬様、中央は山頂直下の岩屋、右は山頂

P2110024P2110025120211烏帽子ヶ岳・鬢櫛山
鬢櫛山(1350m、榛名湖)へは一旦コルまで下りそのまま稜線を西進する。コルの先で少しばかり下げるが、ほぼ平坦な歩きが続く。次第に勾配は増し急登を登り詰めると一旦緩やかとなり、最後の勾配を上がれば山頂となった。烏帽子ヶ岳から34分。下り27分。1時間32分で周回。写真左は緩やかな尾根筋、中央は山頂

P2110030P2110035120211古賀良山
古賀良山(981m、榛名湖)は西側の古賀良神社の鳥居から取り付いた。鳥居を抜けるとほどなく石段となり古賀良神社となる。社の右手奥に踏み跡があり、少しばかりの急勾配を上がると尾根筋となった。尾根筋にはしっかりした踏み跡が続き、所々に石祠や石塔があった。ほど良い勾配の登りが続き頭上が明るくなると平坦な山頂となった。三角点と石祠があったが、その石祠が丸みのあるものでほのぼのとした山頂だった。往復30分。写真左は取り付いた鳥居、中央は山頂

P2110044P2110048120211居鞍山
居鞍岳(1340m、榛名湖)は掃部ヶ岳から縦走する予定だったが、林道・車道歩きが面倒そうだったので、午後3時近くではあったが急追登ることにした。北尾根筋は登り一辺倒で350m近くを一気に登ることになったが、勾配が一定のためか左程きつくもなく山頂となった。登り40分、下り23分。写真左は行程中程から見た居鞍山、中央は山頂

群馬の山、上ノ山、物聞山、水沢山、蛇ヶ岳、榛名富士

榛名には31のピークがある。今年になって集中的に通い詰め、残すところはあと12座となった。

P2090001P2090005120209上ノ山・物聞山・水沢山
上ノ山(980m、伊香保)は伊香保ロープウェイ見晴駅やスケートリンクのある上ノ山公園の最高点で、車道から木段を上がると直ぐだった。テーブルがあるだけで山名表示は見当たらない。写真左は公園入口、中央は山頂

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物聞山(900m、伊香保)は伊香保ロープウェイ横の小さなピークなのだが、取り付きが分からず見晴駅近くから強引に尾根筋を下りた。適当なところからトラバースしピークへの稜線となると踏み跡はしっかりし、ほどなく山頂となった。地形図には鳥居の表示があったが、石塔・石祠類は倒壊しその名残りを留めるにすぎない。戻りは踏み跡を辿り正規のルートで一般道に復帰した。上ノ山とともに1時間19分で周回。写真左は見晴駅を少し下がったところの取り付き地点(下山時確認)、中央はロープウェイのケープ下を通る登山道、右は山頂

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水沢山(1194m、伊香保)へは伊香保森林公園登山口から登った。登山口の標識を入るとしばらく平坦な道が続き、次第に勾配を増すと電波塔のあるピークとなる。ここからははっきりとした尾根筋となり、左右の展望を楽しみながら一登りすると山頂となった。360度のパノラマ絶景が広がっていた。往復44分。写真左は登山口、中央は山頂、右は山頂から見た榛名富士方面

P2090036P2090040120209蛇ヶ岳・榛名富士
蛇ヶ岳(1229m、伊香保)へは車道近くの南東尾根に取り付いた。積雪は20cm程度でスパ長のつぼ足で軽快に登ると平坦な山頂となった。山名板が2枚下がっていた。往復25分。写真左は取り付いた尾根筋で先が山頂、中央は山頂

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榛名富士(1390m、伊香保)へは榛名湖温泉の源泉タンク近くから取り付いた。適当に斜面を上がると夏道と合流し、そこからは小さな九十九で登り詰めると山頂となった。山頂には富士山神社が建ち絶好の展望スペースとなっていた。また社の傍らには一等三角点が鎮座していた。往復58分。写真左は取り付いた源泉タンク近く、中央は山頂の社、右は山頂からの相馬山・二ヶ岳方向

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