2012年01月

群馬の山、音羽山、鐘撞山、琴平山、鷹ノ巣山、上野平、吾妻山

今日も榛名の山に登ってきた。

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音羽山(1015m、伊香保)は西側を伸びる前の沢林道を使い鐘撞山と併せて周回することにした。林道には20cm程度の積雪があり鐘撞山から下山を考慮して林道余地にクルマを停めた。つぼ足での林道歩きは億劫なので、適当にショットカットしながら予定した南西尾根に取り付いた。最初の内はなだらかな尾根筋も次第に勾配を増し、岩混じりの急傾斜を灌木に掴まりながら攀じ登った。再び緩やかな笹原の尾根筋を行くとほどなく山頂となった。三角点の白杭と山名板の下がる山頂だった。登り52分。写真左は前の沢林道越しに見えた音羽山、中央は急勾配の岩混じり尾根、右は山頂

P1290016P1290020120129音羽山・鐘撞山
鐘撞山(839m、伊香保)へは緩やかな笹尾根まで戻り、南々東に派生する尾根筋を下ることになる。これが結構急勾配で滑らないように気をつけながら下った。ほどなく緩やかな笹尾根となり前の沢林道からの登山道と出合う。この先で一旦鞍部まで下がり緩やかに登り返すと鐘撞山山頂となった。石塔と石祠が祀られていたが山名板は見当たらなかった。戻りは前の沢林道への登山道を下り周回した。音羽山から33分、下り17分。1時間56分で周回。写真左は快適な尾根筋と左前方に見える鐘撞山、中央は山頂の石塔と石祠

P1290028P1290032120129琴平山
琴平山(553m、伊香保)は平和ローランドGCというゴルフ場の北側の小さなピークだった。取り付きは地形図にある破線の位置としたが、破線に一致する作業道跡は直ぐに竹藪となったので尾根筋に上がった。尾根筋も多少薮化しているが、稜線右側のスギの植林地は下草刈りされているので比較的歩きやすい。傾斜も緩くあっという間に山頂となった。赤い屋根の祠とその後方の三角点標柱、そしてその直上には高さ15m程の火の見櫓が建っていた。この火の見櫓はかなりの年代物のようで梯子には防衛庁と刻まれた石柱が登ってはいけませんよと言うかのように立て掛けられていた。登れそうだったが踊り場の鉄板が錆び落ち開口部から空が透けて見えていたので止めた。往復28分。写真左は山頂の祠とその後方に火の見櫓、中央はその火の見櫓を真下から見上げた図

P1290035P1290049120129鷹ノ巣山
鷹ノ巣山(956m、伊香保)へは県道28語を北上すると断崖絶壁が正面に見えてきて林道分岐となる。この林道は鷹ノ巣林道で入口はゲートで固く閉ざされていた。最初はこの断崖絶壁が鷹ノ巣山かと思ったらこれは黒岩というロッククライミングのポイントだと知って一安心した。ゲートを抜け黒岩の下を回り込むように下り勾配の林道を行くが、予想外の積雪(30cm)につぼ足のペースは上がらない。林道は沈下橋で大きくクランクしてピークの西側を南側に向かうようになる。適当な取り付き地点を探しながら行くと、B5版位の大きさの木製の案内板が木に下がっているのを見付けた。文字は薄れていたが、「タカノス・・ 西・口」と読める。イバラ薮を分け入るが明らかな踏み跡やテープ類は見当たらずスギの植林地を適当に行くと雑木の登りとなった。この先がピークと思い必死に登ったが木立の間から鷹ノ巣山が南に見えだし、隣のピークと間違えたことに気付いた。そのまま鞍部までトラバースし北側の尾根筋に取り付いた。この先は急勾配が続き雪で滑る足元をキックステップで確保しながら灌木を手掛かりに攀じ登った。山頂部は南北に細長く、木立の間からは相馬山が眼前に見えた。登り47分、下り36分。写真左は鷹ノ巣林道のゲートとその先には黒岩の絶壁、中央は鷹ノ巣山山頂で木立の間からは相馬山が見える

P1290057P1290064120129上野平・吾妻山
上野平(914m、伊香保)は吾妻山の北に位置する尾根続きの山である。取り付きは西側を走る車道からで、船尾滝生活保環境保全林案内図の位置からとした。スギ林を少し行くと尾根筋となるが、驚いたことに南北に走る稜線の東側はほぼ垂直に切れ落ちていた。そのため東側には木立ち越しではあるが前橋市から赤城山への絶景が終始続いていた。間もなく平坦な山頂となり三角点だけが唯一の目印だった。往復10分。写真左は取り付き地点、中央は上野平の三角点

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吾妻山(831m、伊香保)へは車道を富士見峠に向けて少しばかり下った所から取り付いた。富士見峠からのコースもあるようだが登り勾配となることを嫌ってのことだったが、逆に戻りが登り勾配となってしまった。車道から斜面を上がるとしっかりとした踏み跡となり、途中からは木段も設置され整備された遊歩道となっていた。登り付いた吾妻山は素晴らしい絶景ポイントで南から東にかけては特に素晴らしい眺めである。往復35分。写真左は取り付いた斜面、中央は山頂、右は山頂から見える前橋市街地

群馬の山、鏡台山、天狗山、大鐘原ヶ岳、種山

先週は仕事が取りこみ、2週ぶりの群馬詣でとなった。ここのところの降雪で楽しい雪山歩きを期待して出掛けた。行き先は榛名山で、先ずは榛名神社から鏡台山~天狗山~大鐘原ヶ岳を周回することにした。

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鏡台山(1079m、榛名湖)は榛名神社の境内右手から作業道が分岐している。積雪は20~30cm位ありスパ長でのつぼ足となった。降雪後の先行者は無く歩きやすそうなところを適当に歩いた。破線は山の東側を天狗山とのコルまで続いていたが、北側の尾根筋を辿ることにした。ところが取り付きで方向を見失い一旦西側に下ってしまい、堰堤の続く沢沿いを登り返した。地形図をみてゲジゲジマークの少ない北尾根に取り付いたが、次第に急勾配となり尾根筋は痩せて来る。それでも灌木を手掛かりに攀じ登り、やっとのことで鏡台山となった。山頂の積雪は30cm位で三角点は雪に埋もれ白杭だけが顔を覗かしていた。登り1時間20分。写真左は登山口の榛名神社、中央は灌木藪の痩せ尾根、右は鏡台山山頂

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天狗山(1179m、榛名湖)へは踏み跡がしっかり続いていたが、積雪のため分かり難いところも多い。ただ勾配の緩いトラバース路が延々と続いた。やっとのことで稜線上となったが、ここからも緩やかな登山道が続く。ほどなく西峰との分岐となり左へ登り行くと天狗山の行政標柱の建つピークとなった。この山は信仰の山で石塔や石祠が建ち並び、少しばかり南へ行くと赤い鳥居のある石祠が祀られていた。岩稜越しの展望は素晴らしい。この後西峰に行くが石祠だけのピークだった。鏡台山から1時間2分。写真左は途中から見えだした天狗山、中央は天狗山山頂、右は岩稜越しに見える眼下

P1260060P1260065120126鏡台山・天狗山・大鐘原ヶ岳
大鐘原ヶ岳(1152m、榛名湖)へは緩やかな降雪した笹原を上がると南側の稜線となる。最初の三角点峰は小鐘原ヶ岳の山名標柱が建ち、木立の間からは登り来た鏡台山が西側に見えた。小さなアップダウンで右側には榛名富士など榛名の山並を眺めながら軽快な歩きが続く。岩稜を西側に巻き鞍部に下りるところが一ヶ所あったが他には危険箇所は無く大鐘原ヶ岳となった。天狗山から1時間3分。ここからは地蔵峠に下り榛名神社に戻った。それにしても地蔵峠への下りは半端ない危険箇所だった。4時間48分で周回。写真左は大鐘原ヶ岳山頂、中央は地蔵峠に向けての急な下りで滑り落ちるように下った(この時期はかなりの危険地帯)

P1260076P1260081120126種山
種山(910m、伊香保)は南東尾根からパラグライダーの離陸場を経由して歩くのが一般的であるようだが、最短コースを狙って西側から取り付くことにした。広域林道南榛名山線のクランク位置は沢筋となっており堰堤の両側に林道が伸びている。この地点は山頂から西に続く尾根筋の基部であり、堰堤右側の林道からヒノキの植林地に入った。10cm程度の積雪はあるが気になるほどではない。次第に高度を上げて行くと勾配は増しはっきりとした尾根筋となる。稜線の左側はヒノキの幼木林、右側はヒノキの成木林となって来ると、いよいよ勾配は増し灌木薮となってくる。両手で灌木を分けながらなるべく薄いところを登った。登り付いた最高点には山名板が下がっていたが、少しばかり南へ行くと三角点があり傍らの木にすかいさんの山名板が下がっていた。登り40分、下り23分。写真左は取り付いた林道起点、中央は三角点山頂で最高点はこの奥にある

群馬の山、崇台山、観音山

天丸山、鷹繋山に登った後で富岡の2山に向かった。

P1120038P1120039120112崇台山
崇台山(299m、富岡)は富岡市と安中市の市境の山で、山頂近くまで車道が伸びていた。クルマを下り木段を上がるとあっという間に山頂となった。ぐんま百名山の一つであるが、その所以は全方位の絶景にあるのだろう。往復5分。写真左は駐車余地から見た崇台山、中央は山頂

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観音山(227m、富岡)は高崎市にある高崎観音(白衣大観音)のある山でぐんま百名山の一つである。山頂は白衣大観音の裏手の一角にある三角点の位置が最高点のようである。躍進と書かれた銅像の傍らに4等三角点標柱があった。往復3分。写真左は山頂の4等三角点、右は山頂の銅像

群馬の山、天丸山、鷹繋山

北軽井沢で登り残した2山に行った後、富岡の2山に登ってきた。

P1120002P1120005120112天丸山
天丸山(1344m、北軽井沢)は牧場内にある小山で、取り付きは浅間牧場の入口となる。ゲートはないが一般車進入禁止の看板があるためクルマを下り歩くことにした。しっかりしたアスファルト道が続き、1km程行くと職員住宅や牧舎の建屋となる。この先は車道に沿って遊歩道が作られていた。さらに行くと右手に小高い丘が見え、案内に導かれ上がってみると山頂となった。360度の絶景ポイントで目の前に見える浅間山が綺麗だった。往復62分。写真左は牧場入口、中央は天丸山山頂

P1120019P1120027120112鷹繋山
鷹繋山(1431m、浅間隠山)は浅間隠山の西にあり、南側を通る県道54号線から入る林道から取り付いた。林道を行き笹の茂る廃林道に分け入ると稜線上の鉄塔となった。ここからは尾根筋に整備された登山道が続いている。快適な尾根歩きも束の間で次第に勾配は増してくる。落ち葉と雪で滑りやすいがスパ長なので足元はしっかりしているが勾配はきつい。登り付いた山頂からは雑木の木立ち越しに浅間山や浅間隠山が近くに見える。往復61分。写真左は尾根筋の登山道、中央は山頂で山名板は倒れていたものを立て掛けて撮影した

群馬の山、上砥草山、的岩山

日本百名山の一つである四阿山近くの登り残した2山に行ってきた。

P1080004P1080010120108上砥草山
上砥草山(1312m、四阿山)は県道112号線から直ぐのところにピークがある。地図を見るとこの県道は上砥草山の先で行き止まりのようでほとんど車は通らないようである。轍を外れると車は進まず方向転換もやっとの状況だった。道路からピークまでは100m余りで高低差もないので簡単に踏めると思ったが、笹薮を覆いつくす50cm位の積雪があり予想外のラッセルとなってしまった。また山頂部は平坦地で在るはずの三角点標石や山名板は見つけられなかった。とりあえず木立の間からの日の出を観賞してピストンした。往復10分。写真左は車道からの取り付き地点、中央は山頂付近

P1080021P1080031120108的岩山
的岩山(1750m、四阿山)は四阿山の南に位置し、長野群馬県境の山である。取り付きは国道144号線・鳥居峠からとし、県境に沿って北上する鳥居峠林道のゲートを抜けた。先行者のつぼ足のトレースがあるので迷わずその跡を追った。林道は緩やかな登り勾配で続いていたが、四阿山に向うトレースと離れ的岩山への稜線に踏み入ると様相は一変した。積雪は50cm程度あり、新雪なので膝上まですっぽり埋まってしまう。スノーシューを履けば沈み込みは30cm程度となるのでどうにか進めるが、次第に勾配が増してきて直登は困難となった。幸いにも山頂近くまで林道の道型が大きな九十九折で続いている。そこで勾配が増すと道型を、緩むと直登をと適当に繰り返しながら登った。やっとのことで着いた山頂には辺りを探してみたものの三角点標石は雪に埋もれ、山名板らしきものも見当たらなかった。ただ一つ荷造り用の青いテープが下がっていたのでそこをピークとして下山した。登り2時間7分、下り56分。写真左は急勾配の登り、中央は山頂付近

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