いつものように3時起きして高速を飛ばして西上州に向かった。今日は甘楽PAで睡魔に負けて約1時間寝入ってしまい登山開始は6時45分と出遅れた。
藤山(453m、下仁田)は地元では富士山と呼ばれているらしい。この辺りには富士浅間神社が沢山ある。南牧村の富士浅間山(月形山)がその名前を名乗っているが、この藤山や三峰山(富士浅間山・宮室山)は富士浅間神社が祀られておりその資格は十分なのであるが・・・・・。藤山へは千沢から林道を少し入ると富士山登山口の案内板から取り付いた。直ぐに急勾配の尾根筋となるが、山頂直下で勾配の緩い北側への巻き道となる。本来ならばピーク北西部の鳥居を潜り参道を登る形になるようだが、この鳥居まで巻ききれず手前を直登してしまった。登りついた山頂には石祠と石塔があり、富士山山頂と書かれた山名板が建っていた。戻りは鳥居のある正規のルートを下ったが、何処にも藤山の2文字は見ることが無かった。往復33分。写真左は登山口、中央は山頂
浅間山(436m、下仁田)もまた富士浅間山神社繋がりなのだろうと勘ぐって歩いてはみたがそれらしきものは無かった。この山は下仁田町市街地のすぐ北側にあり剥き出しの岩肌を南側に向けている。南側の林道からではゲジゲジマーク越しになるので北側から狙うこととし取り付きを探った。西を南北に入る県道195号線を北上すると、何やら斎場跡らしい所から入る林道がある。入ってみると直ぐに二股になり右へ進むとほどなく行き止まりとなった。クルマを降りヒノキ山に取り付いた。尾根筋を目指し間伐材の転がる斜面を直登し西尾根に乗った。西側のピークを北側に巻き鞍部から一登りで浅間山となった。南には藤山、大山、稲含山等が一望でき、北にはこれから登り行く鍬柄岳や大桁山の好展望が広がっていた。図根標柱と山名板が2枚下がっていた。往復24分。写真左は林道終点で奥の植林地に取り付く、中央は山頂
破風山(450m、下仁田)、鍬柄岳、大桁山、剣ヶ峰は周回でやっつけられそうと4山の真ん中に近い釣り堀奥の林道余地にクルマを入れた。釣り堀の前を林道中沢線を行くと最初のクランクの所にテープが下がり踏み跡が入っていた。この先軽いアップダウンで尾根筋を行くが分岐で2ヶ所ミスをした。原因は高みを目指す本能と巻き道に行きたがる安直さだった。山頂が近付くと岩稜となり西側から南側に巻き上げるように登ると、素晴らしい絶景ポイントが待っていた。釣り堀からの往復時間は1時間15分。写真左は山頂から見える鍬柄岳と大桁山、中央は山頂の岩の上の石祠
鍬柄岳(598m、下仁田)は釣り堀から車道を南下すると登山口の案内がある。車両が通れるほどの登山道を行くと鍬柄嶽阿夫利大神の社となり参道だったのだ。社の裏からはいよいよ登山道となり急勾配の斜面から枝尾根に乗り、方向を90℃反転し尾根筋の急登を必死に登った。大桁山近道の表示を過ぎるといよいよ岩場の登りが始まる。岩場を巻き上げるように真新しいクサリが続いている。足元の岩には小さなステップが刻まれているのでクサリさえ掴んでいればそれほどの恐怖感は感じない。登り上げた山頂尾根も峡稜の岩場が続き、気を抜ける箇所は無く高度感をたっぷり味わえる。山頂には5つの石祠が鎮座していた。登山口から33分。写真左は登山口から直ぐの鍬柄嶽阿夫利大神、中央は山頂直下のクサリ場、右は石洞の並ぶ山頂
大桁山(836m、下仁田)へは大桁山近道の標示がある分岐まで戻り、尾根筋に続く踏み跡を追った。ほどなく最初の林道となり切通しを鉄製階段で上がり、再び尾根筋を行くが勾配は次第に増してくる。この間で150m近くを上げると再び平坦地となり2本目の林道となる。林道を横切り少しばかり行くと木段の設置された登山道と合流した。この登山道は関東ふれあいの道の一部となっており、いきなりのトラバース路となった。道は急斜面の直登を避け緩斜面まで遠巻きに続き、再び木段となると勾配を増した。そして破線と一致する南東尾根に乗ると勾配は更に増し、既に土止めとしか役を果たさなくなった邪魔な木段を避けるように登ると山頂となった。66座目のぐんま百名山には三角点標柱の他に数個のベンチと山名標柱があり、ほぼ全方向の視界もある。鍬柄岳から1時間8分。写真左は大桁山分岐の案内板、中央は最初の林道の切通しに架けられた鉄製階段、右は大桁山山頂
剣ヶ峰(680m、下仁田)へは林道を東に歩き、山中の林道5差路から6本目?の廃林道に入った。ここを終点まで行き斜面を駆け上がり尾根筋となると踏み跡とテープが続いていた。山頂近くがちょっとしたイバラ薮となっており少々痛い思いをして植林地の山頂となった。山頂を示すものはスギの幹に打ち付けられたテプラ板だけだった。林道5差路から往復25分。写真左は林道5差路でチェーン先の右に進む、右は剣ヶ峰山頂
あとは林道を下り、関東ふれあいの道を経由してクルマに戻った。4ヶ所のピークでの無線交信を含め5時間30分で周回した。
藤山(453m、下仁田)は地元では富士山と呼ばれているらしい。この辺りには富士浅間神社が沢山ある。南牧村の富士浅間山(月形山)がその名前を名乗っているが、この藤山や三峰山(富士浅間山・宮室山)は富士浅間神社が祀られておりその資格は十分なのであるが・・・・・。藤山へは千沢から林道を少し入ると富士山登山口の案内板から取り付いた。直ぐに急勾配の尾根筋となるが、山頂直下で勾配の緩い北側への巻き道となる。本来ならばピーク北西部の鳥居を潜り参道を登る形になるようだが、この鳥居まで巻ききれず手前を直登してしまった。登りついた山頂には石祠と石塔があり、富士山山頂と書かれた山名板が建っていた。戻りは鳥居のある正規のルートを下ったが、何処にも藤山の2文字は見ることが無かった。往復33分。写真左は登山口、中央は山頂
浅間山(436m、下仁田)もまた富士浅間山神社繋がりなのだろうと勘ぐって歩いてはみたがそれらしきものは無かった。この山は下仁田町市街地のすぐ北側にあり剥き出しの岩肌を南側に向けている。南側の林道からではゲジゲジマーク越しになるので北側から狙うこととし取り付きを探った。西を南北に入る県道195号線を北上すると、何やら斎場跡らしい所から入る林道がある。入ってみると直ぐに二股になり右へ進むとほどなく行き止まりとなった。クルマを降りヒノキ山に取り付いた。尾根筋を目指し間伐材の転がる斜面を直登し西尾根に乗った。西側のピークを北側に巻き鞍部から一登りで浅間山となった。南には藤山、大山、稲含山等が一望でき、北にはこれから登り行く鍬柄岳や大桁山の好展望が広がっていた。図根標柱と山名板が2枚下がっていた。往復24分。写真左は林道終点で奥の植林地に取り付く、中央は山頂
破風山(450m、下仁田)、鍬柄岳、大桁山、剣ヶ峰は周回でやっつけられそうと4山の真ん中に近い釣り堀奥の林道余地にクルマを入れた。釣り堀の前を林道中沢線を行くと最初のクランクの所にテープが下がり踏み跡が入っていた。この先軽いアップダウンで尾根筋を行くが分岐で2ヶ所ミスをした。原因は高みを目指す本能と巻き道に行きたがる安直さだった。山頂が近付くと岩稜となり西側から南側に巻き上げるように登ると、素晴らしい絶景ポイントが待っていた。釣り堀からの往復時間は1時間15分。写真左は山頂から見える鍬柄岳と大桁山、中央は山頂の岩の上の石祠
鍬柄岳(598m、下仁田)は釣り堀から車道を南下すると登山口の案内がある。車両が通れるほどの登山道を行くと鍬柄嶽阿夫利大神の社となり参道だったのだ。社の裏からはいよいよ登山道となり急勾配の斜面から枝尾根に乗り、方向を90℃反転し尾根筋の急登を必死に登った。大桁山近道の表示を過ぎるといよいよ岩場の登りが始まる。岩場を巻き上げるように真新しいクサリが続いている。足元の岩には小さなステップが刻まれているのでクサリさえ掴んでいればそれほどの恐怖感は感じない。登り上げた山頂尾根も峡稜の岩場が続き、気を抜ける箇所は無く高度感をたっぷり味わえる。山頂には5つの石祠が鎮座していた。登山口から33分。写真左は登山口から直ぐの鍬柄嶽阿夫利大神、中央は山頂直下のクサリ場、右は石洞の並ぶ山頂
大桁山(836m、下仁田)へは大桁山近道の標示がある分岐まで戻り、尾根筋に続く踏み跡を追った。ほどなく最初の林道となり切通しを鉄製階段で上がり、再び尾根筋を行くが勾配は次第に増してくる。この間で150m近くを上げると再び平坦地となり2本目の林道となる。林道を横切り少しばかり行くと木段の設置された登山道と合流した。この登山道は関東ふれあいの道の一部となっており、いきなりのトラバース路となった。道は急斜面の直登を避け緩斜面まで遠巻きに続き、再び木段となると勾配を増した。そして破線と一致する南東尾根に乗ると勾配は更に増し、既に土止めとしか役を果たさなくなった邪魔な木段を避けるように登ると山頂となった。66座目のぐんま百名山には三角点標柱の他に数個のベンチと山名標柱があり、ほぼ全方向の視界もある。鍬柄岳から1時間8分。写真左は大桁山分岐の案内板、中央は最初の林道の切通しに架けられた鉄製階段、右は大桁山山頂
剣ヶ峰(680m、下仁田)へは林道を東に歩き、山中の林道5差路から6本目?の廃林道に入った。ここを終点まで行き斜面を駆け上がり尾根筋となると踏み跡とテープが続いていた。山頂近くがちょっとしたイバラ薮となっており少々痛い思いをして植林地の山頂となった。山頂を示すものはスギの幹に打ち付けられたテプラ板だけだった。林道5差路から往復25分。写真左は林道5差路でチェーン先の右に進む、右は剣ヶ峰山頂
あとは林道を下り、関東ふれあいの道を経由してクルマに戻った。4ヶ所のピークでの無線交信を含め5時間30分で周回した。