連日の雨模様でぱっとしない天気だがいつもの通り群馬に出掛けてきた。行先は南牧村の最深部にある碧岩と大岩で二子岩から栗木立(ククリ岩)まで足を伸ばそうと計画した。いつものように前夜に家を出たが、途中で睡魔に襲われPAで4時間余り寝てしまった。おかげで登山口となる三段の滝駐車場に着いた時には8時を過ぎていた。
碧岩(1120m、十石峠)を目指し8時21分、登山道に入った。居合沢に沿う遊歩道は水音とミストに満たされ、渓谷美の中を高度を上げていく。やがて迫力満点の三段の滝となり、マイナスイオン溢れる滝下を渡渉し左岸を高巻きすると滝上となる。その後も何度か渡渉を繰り返し沢沿いに行くと二股となり二子岩への分岐標柱となった。ここを左に進み沢筋を辿ると再び二股となる。これも左の沢筋を行くとほどなく踏み跡は沢方向と尾根方向に分かれ、テープに引かれ尾根を目指した。勾配がきつく足場も悪いためこの登りはかなり堪えた。尾根筋に上がり1060級Pで北に方向を変え、ほどなく大岩との分岐を過ぎる。緩やかな尾根筋はピークが近付くにつれ勾配を増し大きな岩を左に巻くとロープの下がる岩稜となった。5m余りをロープにしがみ付き攀じ登ると山頂尾根の南端となる。木立の中を少しばかり進むと北端の山頂となった。生憎の天候で視界は無く、1局とコンタクトし次の大岩に向かった。写真左は三段の滝、中央は碧岩直下の岩壁、右は碧岩山頂
大岩(1133m、十石峠)は碧岩と岩稜で連なった東側のピークで、登山道は一旦分岐まで戻り南西側の尾根筋を辿ることになる。ここも碧岩同様アプローチは快適な尾根筋歩きであるが、ピークが近付くと様相は一変する。まず手前の岩稜ピークを越え、一旦鞍部まで来ると岩場の登りとなる。痩せた岩稜を避けるように左右に踏み跡が続き、狭稜部の乗越える時は足が竦んでしまうようなところもある。最後の岩稜を右から大きく巻き上げると大岩山頂となった。山頂には傾いた山名標柱があるだけで、ここも雲の中で視界ゼロだった。写真左は大岩の岩稜、中央は大岩山頂
栗木立(1355m、十石峠)は碧岩・大岩の南側にある二子岳を挟んで尾根続きに位置している。1060級Pまで戻り、そこから一旦鞍部まで下ると、一転し尾根筋の登りとなるが道筋はしっかりしている。二子岳に近付くほどに勾配は増し、西峰との鞍部近くから二子岳に登り上げた。山頂には山名を示すものは無く次の栗木立に向かった。南に向けて斜面を下るとトラバース路と出合い尾根筋の鞍部となった。あとは忠実に尾根筋を辿ると腰丈ほどの笹薮も出て来るが邪魔になるほどではなく、東側からの尾根筋と出合うと勾配を増し最後の登りとなる。登りついた栗木立には三等三角点があり、横にはククリ岩と書かれた白色のテプラ板が落ちていた。下山は往路を戻り二子岳の北側で尾根筋を乗り換え三段の滝に直行する径路で下り、沢筋の登山道と合流し登山口に戻った。写真左は二子山への尾根筋、中央は栗木立山頂、右は下山途中に雲の切れ間に見え出した二子山東峰と碧岩
登山口←(2時間)→碧岩←(36分)→大岩←(1時間38分)→栗木立←(1時間37分)→登山口 全行程6時間17分
碧岩(1120m、十石峠)を目指し8時21分、登山道に入った。居合沢に沿う遊歩道は水音とミストに満たされ、渓谷美の中を高度を上げていく。やがて迫力満点の三段の滝となり、マイナスイオン溢れる滝下を渡渉し左岸を高巻きすると滝上となる。その後も何度か渡渉を繰り返し沢沿いに行くと二股となり二子岩への分岐標柱となった。ここを左に進み沢筋を辿ると再び二股となる。これも左の沢筋を行くとほどなく踏み跡は沢方向と尾根方向に分かれ、テープに引かれ尾根を目指した。勾配がきつく足場も悪いためこの登りはかなり堪えた。尾根筋に上がり1060級Pで北に方向を変え、ほどなく大岩との分岐を過ぎる。緩やかな尾根筋はピークが近付くにつれ勾配を増し大きな岩を左に巻くとロープの下がる岩稜となった。5m余りをロープにしがみ付き攀じ登ると山頂尾根の南端となる。木立の中を少しばかり進むと北端の山頂となった。生憎の天候で視界は無く、1局とコンタクトし次の大岩に向かった。写真左は三段の滝、中央は碧岩直下の岩壁、右は碧岩山頂
大岩(1133m、十石峠)は碧岩と岩稜で連なった東側のピークで、登山道は一旦分岐まで戻り南西側の尾根筋を辿ることになる。ここも碧岩同様アプローチは快適な尾根筋歩きであるが、ピークが近付くと様相は一変する。まず手前の岩稜ピークを越え、一旦鞍部まで来ると岩場の登りとなる。痩せた岩稜を避けるように左右に踏み跡が続き、狭稜部の乗越える時は足が竦んでしまうようなところもある。最後の岩稜を右から大きく巻き上げると大岩山頂となった。山頂には傾いた山名標柱があるだけで、ここも雲の中で視界ゼロだった。写真左は大岩の岩稜、中央は大岩山頂
栗木立(1355m、十石峠)は碧岩・大岩の南側にある二子岳を挟んで尾根続きに位置している。1060級Pまで戻り、そこから一旦鞍部まで下ると、一転し尾根筋の登りとなるが道筋はしっかりしている。二子岳に近付くほどに勾配は増し、西峰との鞍部近くから二子岳に登り上げた。山頂には山名を示すものは無く次の栗木立に向かった。南に向けて斜面を下るとトラバース路と出合い尾根筋の鞍部となった。あとは忠実に尾根筋を辿ると腰丈ほどの笹薮も出て来るが邪魔になるほどではなく、東側からの尾根筋と出合うと勾配を増し最後の登りとなる。登りついた栗木立には三等三角点があり、横にはククリ岩と書かれた白色のテプラ板が落ちていた。下山は往路を戻り二子岳の北側で尾根筋を乗り換え三段の滝に直行する径路で下り、沢筋の登山道と合流し登山口に戻った。写真左は二子山への尾根筋、中央は栗木立山頂、右は下山途中に雲の切れ間に見え出した二子山東峰と碧岩
登山口←(2時間)→碧岩←(36分)→大岩←(1時間38分)→栗木立←(1時間37分)→登山口 全行程6時間17分