今日は午後から仕事が入っていたので、急ぎ足で西上州の4山を巡ってきた。
叶山(1000m、両神山)は山頂部が採石のため削り取られてしまっている。そのため山頂南側の二等三角点(点名:叶山)のあるポイントを仮のピークと定めた。このポイントは1997年に四季の山紀行通信さんが登られているので、同じルートを辿ることにした。国道299号線から林道所ノ沢線を入るとほどなく二股となる。この分岐を安曇幹線1号線219号・220号の鉄塔巡視路となる右側に進むと林道は次第に荒れてくるが、行けるところまでと強引にクルマを進めた。標高900m近くで林道は終点となり、その先は鉄塔巡視路となった。夜明けを待っていつものように車中泊とした。4時過ぎに起き出して鉄塔巡視路に入った。ほぼ水平のトラバース路が行くと右斜面の上方にガードレールが見えてきた。222号鉄塔への巡視路分岐標示があったが余りにも急勾配なのでそのまま踏み跡を歩いた。ほどなく枝稜線となり南側ピークへ上がり、方向を北に変え小さな鞍部を過ぎると二等三角点ピークとなった。雑木の中で視界は無いが南側斜面下には採石場の関連施設らしきものが見えた。戻りはどうしても気になったガードレールの正体を確認に行くと、尾根を切り通した車道が南北に走っていた。地形図を見ると南側に車道があるので、この車道が採石場まで続いているのかもしれない。急斜面を下りトラバース路に復帰してクルマに戻った。往復33分。写真左は二等三角点のある最高点、中央は北側にある城山から見た叶山で採石場後方の高みが二等三角点峰
大平戸山(965m、両神山)は神流町と上野村の市町境にある。山の南西部の野栗集落から野栗神社への道を入り、神社を過ぎると本格的な林道となる。野栗峠付近で伐採作業か行われているので林道は良く整備されていた。林道が西から東へ向きを変えるクランク地点は山頂からの枝尾根上であり、ここから取り付くことにした。ここは鉄塔巡視路の入口でもあり踏み跡を辿ると林道となり、これを越えて稜線上に乗った。勾配は急だが一気に駆け上がり平坦な山頂となった。三等三角点とKUMOさんの山名板があった。往復26分。写真左は平坦な山頂、中央は城山から見た大平戸山で前方に見えるのは立処山
立処山(730m、神ヶ原)は神流町神ヶ原地区の南側にあり、鍾乳洞があることで知られた山である。古鉄橋近くにクルマを置き登山口に向かうと、畑越しに登山道が続いていた。防獣ネットを抜けるとほどなく急勾配が始まり、岩がゴロゴロする登山道を九十九折りに登った。目の前に大きな岩が見えだすと勾配はさらに増し鍾乳洞となった。鍾乳洞の入り口からは冷気が吹き出しており、山中での思いもよらぬエアコンの出現にしばし休憩を入れた。ここからは大岩を巻くように西峰に上がり、東に尾根筋を行くと岩場を越えて山頂となった。山頂からは絶景が広がり、登り来た叶山や大平戸山、北側にはこれから登り行く城山が見える。登り34分、下り26分。写真左は登山口近くの古鉄橋から見た立処山、中央は山頂で後方は叶山
城山(922m、神ヶ原)は神流町神ヶ原地区の北側にある急峻な山である。地形図を見ると破線は北側の尾根筋から伸びているので、その破線に続く林道ながたわ線に国道462号線から入った。林道をしばらく走ると中央テレビアンテナと書かれた案内板があり、その方向に行くと崩落により道は半分ほど塞がれていた。幸いにも一人でも動かせそうな石だったので10個近くを移動して車幅を確保して通過した。ところが次は防獣ネットで道は塞がれていた。先の林道はまだまだ進めそうなのでネットを開けてクルマを進めた。夏草の茂る林道は狭くクネクネしてるが、いつものように行けるところまでと強引そのものだ。朽ち果てたパスを過ぎるとちょっとした平場となったが、再び防獣ネットが行く手を塞いだ。バスのところまでバックしてクルマを降りた。下から見上げたら急峻だった城山も、手を伸ばせば届きそうに近いところまで来ていた。防獣ネットを抜けると草に覆われた廃林道から尾根筋に向かう踏み跡があり、そこに取り付くとネット際に踏み跡は続いていた。しばらく行くと踏み跡はネットを離れ北側の尾根をめがけてトラバースしており難なく尾根筋に乗った。あとは小さなアップダウンで岩場を巻き上げると山頂となった。南側が伐採されており、叶山やその後方の両神山一帯が一望できた。往復33分。写真左は取り付き地点から見た城山で南側には叶山が見える、中央は城山山頂
叶山(1000m、両神山)は山頂部が採石のため削り取られてしまっている。そのため山頂南側の二等三角点(点名:叶山)のあるポイントを仮のピークと定めた。このポイントは1997年に四季の山紀行通信さんが登られているので、同じルートを辿ることにした。国道299号線から林道所ノ沢線を入るとほどなく二股となる。この分岐を安曇幹線1号線219号・220号の鉄塔巡視路となる右側に進むと林道は次第に荒れてくるが、行けるところまでと強引にクルマを進めた。標高900m近くで林道は終点となり、その先は鉄塔巡視路となった。夜明けを待っていつものように車中泊とした。4時過ぎに起き出して鉄塔巡視路に入った。ほぼ水平のトラバース路が行くと右斜面の上方にガードレールが見えてきた。222号鉄塔への巡視路分岐標示があったが余りにも急勾配なのでそのまま踏み跡を歩いた。ほどなく枝稜線となり南側ピークへ上がり、方向を北に変え小さな鞍部を過ぎると二等三角点ピークとなった。雑木の中で視界は無いが南側斜面下には採石場の関連施設らしきものが見えた。戻りはどうしても気になったガードレールの正体を確認に行くと、尾根を切り通した車道が南北に走っていた。地形図を見ると南側に車道があるので、この車道が採石場まで続いているのかもしれない。急斜面を下りトラバース路に復帰してクルマに戻った。往復33分。写真左は二等三角点のある最高点、中央は北側にある城山から見た叶山で採石場後方の高みが二等三角点峰
大平戸山(965m、両神山)は神流町と上野村の市町境にある。山の南西部の野栗集落から野栗神社への道を入り、神社を過ぎると本格的な林道となる。野栗峠付近で伐採作業か行われているので林道は良く整備されていた。林道が西から東へ向きを変えるクランク地点は山頂からの枝尾根上であり、ここから取り付くことにした。ここは鉄塔巡視路の入口でもあり踏み跡を辿ると林道となり、これを越えて稜線上に乗った。勾配は急だが一気に駆け上がり平坦な山頂となった。三等三角点とKUMOさんの山名板があった。往復26分。写真左は平坦な山頂、中央は城山から見た大平戸山で前方に見えるのは立処山
立処山(730m、神ヶ原)は神流町神ヶ原地区の南側にあり、鍾乳洞があることで知られた山である。古鉄橋近くにクルマを置き登山口に向かうと、畑越しに登山道が続いていた。防獣ネットを抜けるとほどなく急勾配が始まり、岩がゴロゴロする登山道を九十九折りに登った。目の前に大きな岩が見えだすと勾配はさらに増し鍾乳洞となった。鍾乳洞の入り口からは冷気が吹き出しており、山中での思いもよらぬエアコンの出現にしばし休憩を入れた。ここからは大岩を巻くように西峰に上がり、東に尾根筋を行くと岩場を越えて山頂となった。山頂からは絶景が広がり、登り来た叶山や大平戸山、北側にはこれから登り行く城山が見える。登り34分、下り26分。写真左は登山口近くの古鉄橋から見た立処山、中央は山頂で後方は叶山
城山(922m、神ヶ原)は神流町神ヶ原地区の北側にある急峻な山である。地形図を見ると破線は北側の尾根筋から伸びているので、その破線に続く林道ながたわ線に国道462号線から入った。林道をしばらく走ると中央テレビアンテナと書かれた案内板があり、その方向に行くと崩落により道は半分ほど塞がれていた。幸いにも一人でも動かせそうな石だったので10個近くを移動して車幅を確保して通過した。ところが次は防獣ネットで道は塞がれていた。先の林道はまだまだ進めそうなのでネットを開けてクルマを進めた。夏草の茂る林道は狭くクネクネしてるが、いつものように行けるところまでと強引そのものだ。朽ち果てたパスを過ぎるとちょっとした平場となったが、再び防獣ネットが行く手を塞いだ。バスのところまでバックしてクルマを降りた。下から見上げたら急峻だった城山も、手を伸ばせば届きそうに近いところまで来ていた。防獣ネットを抜けると草に覆われた廃林道から尾根筋に向かう踏み跡があり、そこに取り付くとネット際に踏み跡は続いていた。しばらく行くと踏み跡はネットを離れ北側の尾根をめがけてトラバースしており難なく尾根筋に乗った。あとは小さなアップダウンで岩場を巻き上げると山頂となった。南側が伐採されており、叶山やその後方の両神山一帯が一望できた。往復33分。写真左は取り付き地点から見た城山で南側には叶山が見える、中央は城山山頂