2011年01月

スノーハイクで糠塚

今日は社山へ行こうと暗いうちに家を出たが、いろは坂に入ると小雪が舞い出し、中禅寺湖畔では本降りとなってきた。そこで急遽予定を変更し、戦場ヶ原にある糠塚に登ることにした。


赤沼の戦場ヶ原自然研究路入口に着いたのは5時前でクルマの中で夜明けを待った。チェーンの音で目を覚ますと、外では除雪車が作業を始めるところだった。負けじと出掛ける準備を始め、真新しいスノーシューをセットした。軽量でかつグリップ力・浮力があるMSR Lightning Ascentがそれで、装着はいたって簡単だ。赤沼口を入るとしばらくして小田白原との分岐になり、湯滝方向に針路をとった。湯川に沿って木道が続いているが雪の下で位置ははっきりしない。それでも踏み跡が続いているので丹念に追いかけると雪をかぶった案内板となった。雪を掃ってみると、なんとその案内板は糠塚のもので、その後方には小さな丘が見えてきた。そうとなれば直進するしかないw スノーシューはすこぶる快適だったが、ピーク手前の少しばかりの登りでは沈み込みが深くて苦労したがほどなく平坦なピークとなった。しかし在るはずの三角点標石と白杭は雪に埋もれ見つけられなかった。登り65分、下り45分。写真左は新品のスノーシュー、中央は案内板と後方に見える糠塚、右は糠塚ピーク

茨城の山⑪、泉が森、風神山、峯山、梵天山、瑞龍山、国見山、大室山、東金砂山

日光に行こうかと思ってたが想定外の大雪にめげ茨城の山に出掛けた。雪道の県境越えは避けて北関東道から常磐道を使い日立市に入る。


泉が森は泉神社の鳥居から参道を通り社の裏手の雑木山を周回したがピークを示す標示は見当たらなかった。家に戻って調べたら、イトヨの里泉が森公園というのがこの一帯の名称となっており、泉が森という山名もそこから来ているのだろう。10分で周回。写真左は泉神社の参道口、中央は参道から左に入ったところにある祠で裏手がピーク地点


風神山は山頂近くまで車道が伸びていた。駐車場から見えるアンテナの方向に歩きだし、その横を通り過ぎると遊歩道となる。ほどなく現れる風神の碑と書かれた案内標示に従い階段を上がると三角点標石のある風神山となった。往復10分。写真左は駐車場から見た山頂方向、中央は山頂風景


峯山は山頂付近にある熊野鹿島神社の参道が西側にあり石段を上がった。ほどなく社となるがGPSでは山頂はその奥の方で裏手に回り込むとしっかりした踏み跡が続いていた。三角点標石があるはずだが雪で隠されてしまったのだろうか、墓地の周辺を探してみたが見当たらなかった。往復10分。写真左は南側から見た峯山全景、中央は山頂の熊野鹿島神社


梵天山は宝金剛院というお寺の裏山で茨木百景に選定されている古墳群の山だった。山頂部には真新しい祠が建っていた。駐車場西側から登り、山頂、境内と周回した。8分で周回。写真左は梵天山全景、中央は山頂部の祠


瑞龍山は水戸徳川家の墓所であり徳川光圀(黄門さま)のお墓があることでも知られている。ところがである、現在は管理上の理由で一般には公開されていないということで立ち入り禁止となっていた。が…… 写真左は立ち入り禁止の立て看板と張り巡らされた有刺鉄線の柵、右は国見山へ向かう途中から見た瑞龍山全景


国見山は瑞龍山の北にあり車道を北上すると耕山寺への分岐となるが、そのまま破線のある尾根筋まで上がった。尾根乗越え地点には登山道入り口の案内があり駐車余地にクルマを置き歩きだした。尾根筋は作業道となっており緩やかな勾配で続いていた。小さなアップダウンの雪道を歩くこと20分で山頂となった。ハイキングコースの案内板と三角点のある山頂は、東西の方向に伐採され展望が開けていた。登り20分、下り16分。写真左は南尾根車道からの登山口、中央は山頂風景


大室山は東側を通る車道から林道に入ると山頂から東に伸びる尾根筋の乗越えとなる。林道余地にクルマを置きスギの植林地に取り付いた。尾根筋を真っ直ぐに登ると、ほどなく伐採され灌木が生い茂る山頂となったが展望はない。往復12分。写真左は取り付き地点、中央は灌木の中の山頂


東金砂山は山頂に神社が祀られており車道が続いていた。神社近くの東側までクルマで上がり、社の裏手にある最高点近くを散策したが山名表示などは見当たらず参拝してクルマに戻った。往復5分。写真左は山頂の東金砂神社、中央は神社裏手の山頂部

庚申ダムから巣神山、小法師岳

天気予報では夜半に寒波到来で山沿いは積雪とのことだったので出掛けるかどうか迷ったが、4時に起きてみると雪が降った様子もなく決行と決めた。5時半過ぎに庚申ダムの駐車場に着いた。


雪の状況次第では時間オーバーも懸念されるため夜明け前の6時8分に出発した。ヘッドライトと手持ちのライトで庚申ダム横の滝沢橋を照らし出すと、ガードレールの裏手に踏み跡があった。その上方は巣神山から東側に伸びる尾根筋の起点となっており、7,8m攀じ登ると墓地となっていた。ライトの薄明かりだけなので定かではないが墓地の裏側から尾根筋に乗れそうだ。かなりの急斜面だが、しっかりした尾根筋なので戸惑うこともなく直登を続けた。55分で約400を上げ、防火帯の始まる1120P手前の尾根筋となった。ここからは防火帯歩きとなり1120Pを右に巻き、徐々に高度を上げていくと方向は少し左依りとなり幾分勾配を増すと巣神山となった。このピークは尾根筋の出っ張りといった感じで小じんまりしていた。写真左は取り付いた滝沢橋横の尾根筋の起点(下山時に撮影)、中央は急登の尾根筋(下山時に撮影)、右は巣神山山頂


巣神山から先はどんどん雪が増えてくる。1425P手前まで来ると深いところでは膝ほどもあり、傾斜が増すと足を抜くのに手古摺るようになった。この時期の雪面は緩いのでワカンの効果は期待薄と思われたが、折角持ってきたことだしと付けてみたが、案の定つぼ足状態のままだが沈み具合は少しは減ったようだ。1425Pを過ぎると前方左手に小法師岳が見え始めるが、50m程高度を下げるだけではなく積雪が増してくるのでペースが落ちる。山頂手前の1526Pを左にショートカットし急勾配を登り切ると平坦地となった。GPSを見るとまだ100m近くあるが右手に小法師岳の山名プレートが下がっている。この地点は主三角点(旧農商務省山林局が設置したもの)が埋設されており、この先に国土地理院の三角点があるということで行ってみたが、栃木に馴染みの山名板はあったが三角点は雪の中だった。手元の温度計は-10℃を示し、時折突風が吹き付け手足は冷たくなってきた。長居は無用と早々に山頂を後にしピストンで下山した。登り3時間13分、下り2時間26分。写真左は防火帯の続く尾根筋、中央は山頂直下、右は小法師岳主三角点山頂

110113巣神山・小法師岳f

茨城の山⑩、石切山、助川山、四ッ峰、鞍掛山、大白峰、神峯山、御岩山、高鈴山

今年初めての茨城の山シリーズは日立市の山々だ。アジア杯・ヨルダン戦のハラハラ試合をテレビ観戦後、早起きの自信もなくそのまま日立に向かった。@nifty地図を見ると国道6号線から常磐自動車道を横切り、石切山と助川山の間を通る車道がある。道型はあるものの路面は荒れ放題で、4WDパワーで登り切ることができたが普通車では到底無理な道だ。行きついた先は助川市民の森の山根口で、その一角で夜明けを待ち仮眠した。


夜明けとともに石切山に向かうが取り付き地点がはっきりしない。助川市民の森の境界沿いに西に歩くとゲートとなり、その右手の斜面を登る踏み跡を見つけた。上がった先は灌木が邪魔をする雑木林で薄い踏み跡が続いている。やや高度を下げると石切山が木立の間に見えだし、鞍部から緩やかに登り返すと平坦な石切山となった。とは言っても山頂を示すものは見当たらず、GPSでピークを確認しピストンで戻った。往復18分。写真左は助川市民の森の山根口、中央は尾根筋から見えた石切山、右は何の表示まない石切山山頂


次の助川山はゲート前から左手に伸びる舗装道に入った。この舗装道は助川市民の森の管理道となっているようで、途中からは東屋のある助川山が見えてくる。舗装道は石の池となると窪地を右に巻きながら山頂の北側へ回り込んでいる。あとは遊歩道を上がれば東屋のある360度の絶景ポイントの山頂となる。日立市の街並みとその上方に拡がる太平洋の眺めは何とも言えない。往復25分。写真左は舗装道の遊歩道で先に山頂が見える、中央は三角点ピーク


四ッ峰は取り付き地点を何処にするか迷った。石灰の採掘場となっている西側を外し、北・東側は勾配がきついようなので避け、南側から取り付くことにした。地図上の車道が通行可能であること願いながら西側の採掘場の中へ進入した。道路は採掘現場を貫いており、いつかゲートで閉ざされると思いながら進むが唐津沢林道迂回路との案内標示が現れ、一般通行が可能であることが分かる。南尾根筋までも車道は続き最高点近くにクルマを置き、採掘現場の法面上の尾根筋に取り付いた。尾根筋にはしっかりとした踏み跡が続き、数回の軽いアップダウンで三角点のある山頂となった。木製の山名板が三角点に寄り添うように置かれていた。ピストンで下山す。登り26分、下り22分。写真左は取り付き地点で法面上部の尾根筋からピークを目指す、中央は山頂部


鞍掛山はかみね公園の北側に位置し、東斜面にはゴルフ場が広がっている。登山口は山の南北に2か所あり神峰ハイキングコースで繋がれている。今回は南側の登山口から入り、ゴルフ場右手に見ながらのんびり歩くと山頂直下となる。案内表示に従い階段を上がるとアンテナ群の林立する山頂となった。三角点峰からの眺望はアンテナ群が邪魔する方位以外は抜群である。往復20分。写真左は鞍掛山への登山口、中央は山頂


大白峰は薮山とのことだったので傾斜の緩い西尾根を辿ることにした。そこで取り付き地点を探しながら南側の車道を西進すると宮田川の合流点近くに鳥居を見つけた。鳥居があるということは参道の先には社があり、これが登山道へ続くのではと判断し取り付いた。鳥居をくぐると参道らしき道は沢沿いに続き、古いコンクリート製の石段もある。ところが参道は再び沢を渡り車道への斜面となり寸断していた。仕方なく少しばかり戻り尾根筋への斜面に上がると山芋の採取跡が醜い灌木帯となり直ぐに尾根上となった。尾根筋にはしっかりした踏み跡が続き、軽いアップダウンの後に背丈ほどの笹薮を30m位漕ぐと山頂となった。雑木に囲まれた山頂には三角点があるだけで山名表示はない。往路をピストンした。登り28分、下り20分。写真左は取り付き地点とした鳥居、中央は三角点だけの山頂


神峯山、御岩山、高鈴山は本山トンネル北側に登山口があり、まず神峯山に向かった。登山口から本山トンネルの真上を通るアスファルト道を歩くと、トンネルの真ん中あたりで分岐となる。ここからはしっかりした登山道となり、右手に山頂を見ながら時計回りに回り込むよう歩く。数度のアップダウンの後に少しばかりの急登を上がると社の建つ山頂となる。社の南側には百葉箱がありその地点が最高点だった。分岐点までピストンし次へ向かった。往復53分。写真左は本山トンネル北側からの登山道口、中央は尾根筋の遊歩道、右は山頂の百葉箱


御岩山は高鈴山へのルート途中にあるようなのだが地形図には掲載されていない。そこでルート上のピークをすべて踏みながら進むことになった。それがミスルートの原因となり、御岩神社の案内標示に引っ張られ尾根筋を北に外して進んでしまった。結果として想定外の岩場のクライミングとなってしまった。後で知ったことだがこの一帯の岩場はロッククライミングのメッカとなっているようだ。登り切った先のピークには何の表示もなく、一つ先のピークに御岳山の山名板が下がっていた。岩場の先のピークということでこの地点に山名板が下がっていたようだか、山名事典によれば標高・緯度経度からして最初に登ったピークが御岩山であり、現地の標示と異なっていることになる。写真左は御岩山の山頂部で標石がある(山名事典ではここがピーク)、中央は想定外のロッククライミングでよじ登った岩場、右は現状でのピーク


高鈴山は御岩山から尾根筋を辿ることになるが、途中の小ピークには全てに巻き道がある。ということでほぼ平坦な登山道をのんびり歩くとアンテナ鉄塔の建つ高鈴山山頂となった。展望台からは北から西にかけての絶景が広がっていた。登り53分、下り42分。写真左は高鈴山山頂部、中央は山頂からの絶景

市貝町の琴平山


仏頂山の戻りに市貝町にある琴平山に登ってきた。登山口は県道64号線上にあり案内板横の駐車余地にクルマを置き登山道に入った。県道からいったん下り、橋を渡ると田んぼのあぜ道のような遊歩道となり東屋となる。ここからは畑の横を抜け、階段を上がると雑木林の中の尾根道となる。しばらく行くと男滝・女滝との道を分け、少し下ると階段の登りとなる。山頂には東屋があるが、スギ林の中なので視界はない。往復36分でピストンした。写真左は取り付き直後の田んぼのあぜ道、中央は尾根筋の遊歩道、右は山頂の東屋



還暦オヤジ
やんちゃ街道まっしぐら!!

ゲストブック
こちらをクリックして下さい。
山々のリスト
栃木(345座完登)
 栃木百名山
群馬(482/545)
茨城(138座完登)
埼玉 (238/241)
東京 (90/169)
神奈川 (195/244)
千葉 (85/86)
関東百名山と関東百山(136/138)
日本百名山(21/100)

塩谷の三角点(全63)

山々&山ラン
アクセスカウンター
  • 累計:

記事検索