2010年11月

田茂沢林道から大日向山

仕事の終わった午後から川治で最後の山となる大日向山へ登ってきた。田茂沢トンネルの入口の手前を左折すると田茂沢川に沿った田茂沢林道となる。舗装は1kmで終わり砂利道となるが、この先は夏に下見した時には深い轍で荒れていたのに、この間に補修されていた。林道終点まで行ってみたが、取り付き地点は少し戻った場所で稜線上へ容易に上がれる場所とした。


稜線の両側には小さな沢に沿った薄い踏み跡があるが、それを無視して稜線上に上がった。踏み跡はなく灌木の間を縫うように登った。ヒノキの植林地を直登するが、斜面はほどなく膝丈の笹原となり終始急勾配が続いた。30分で主稜線となり、少しばかり勾配を緩めた笹原の尾根筋を外さぬように進むと広い山頂となった。三角点標石と3枚の山名板が下がるだけの笹原の山頂だった。GPSの軌跡を忠実に辿り往復した。登り45分、下り27分。写真左は取り付き地点で中央の稜線に上がった、中央は主稜線手前の急斜面、右は山頂



年間登頂山座数の記録更新は地元の山・鶏岳

山岳移動ランキング(山ラン)のカテゴリーの中に一年間にいくつの山に登れるかというものがある。これまでの記録は2002年に作られた558山で、それを上回る559山目に地元の山・鶏岳に登ってきた。


塩谷町船生地内から西古屋に向かうと右手にニワトリの鶏冠のような特徴的な山が見えてくる。これが鶏岳で山腹を通る西前高原線に登山口がある。階段を4,5段上がると尾根上となり、そのまま尾根筋の一本道を登る。合目標が1合毎に設置されており、7合目を過ぎるとガレ岩の急登となる。落ち葉で滑る斜面をロープ頼りに登ると30分で山頂となった。山頂には三角点と石祠が鎮座し、枯れ葉の落ちた木立の間からは北に高原山が見える。また西側は伐採されており、日光連山方面の展望は抜群だが、この日は生憎視界はなかった。往復55分。写真左は7合目先の急登と紅葉、中央は鶏岳山頂

茨城の山②、見張山、戸屋山、堂山、妙見山、愛宕山

今朝は二日酔いで寝坊してしまい、家を出た時には8時を回っていたので予定を変更し見張山への林道に急いだ。


見張山と戸屋山は尾根続きで地図を見ると林道が見張山の山頂直下を通り戸屋山近くまで伸びている。と言うことで楽ちん登山を画策したまでは良かったが、案の定、高戸山の登山口をしばらく行くとチェーンゲートで林道は通行止めとなっていた。いつもならここでへこたれるのだが今日は違う。実はこんなこともあろうとバイクを積んできたのだ。良く使われているようで整備された林道には轍や落石は無くとても走りやすい。凡そ3kmで見張山の南側となり、ヒノキの植林地の急斜面を直登すると雑木に囲まれた見張山山頂となった。三角点と山名板が1枚下がっていた。ピストンで往復8分。写真左はチェーンゲートとバイク、中央はモヒカン刈りの見張山、右は見張山山頂


再びバイクで尾根筋に沿った林道を南下すると鉄塔を過ぎ2km位で林道終点となる。ここからの尾根筋にはしっかりした踏み跡があり、少しばかりの笹薮を過ぎるとヒノキの植林地となる。緩やかに高度を下げて行くと尾根の先に小さなピークがあり、そこが戸屋山山頂だった。ここにも三角点と山名板が下がっているが、酒盛りでもしたのだろうかやたらと空き瓶が散乱したピークだった。往復34分。写真左は戸屋山への尾根筋、中央は戸屋山山頂


阿坪の集落を左折し茶畑の中を進むと護岸工事?の林道となる。この林道は地図上では堂山近くまで伸びているので、例の如く行けるところまでと進入すると鳥居のある分岐となる。山頂から南西への尾根筋の突端がこの鳥居の位置なので登山口かなとも思ったが、右に分岐する林道が気に掛かりそのまま進んでみた。200m行った所で倒木により遮断されてしまい、この先はクルマを下り林道を終点まで歩いた。ここから主稜線を目指し急斜面を40m程這い上がると踏み跡のある尾根上となった。あとは尾根筋を辿ると、小さな社と鐘のある手前のピークを越えほどなく堂山山頂となった。三角点と山名板だけの山頂からの展望は無くピストンで戻った。往復36分。写真左は堂山への鳥居で右の林道に進んだ、中央は倒木で立ち往生のマイカー、右はピーク手前の社と鐘


妙見山は山頂の真横を林道が抜けている。ここもまたクルマで林道を進んでみたが、やっぱりチェーンゲートで閉ざされていた。林道をそのまま歩いても山頂近くまで行けそうだが、尾根筋に沿った作業道がチェーン手前から分岐していたので取り付くことにした。200mも歩くと作業道は薮化し歩き難くなり尾根筋に上がったが倒木の数は半端ない。ほぼ山頂まで倒木の連続だったが大した勾配もないのであっという間に山頂となった。41分で往復した。写真左はゲート脇の作業道、中央は倒木だらけの尾根筋、右は妙見山山頂


愛宕山は小さな里山だが取り付き口をどこにするかで迷った。県道160をリンゴ園方向に曲がると、直ぐにリンゴ畑となりその横に踏み跡らしきものを見つけ取り付くことにした。踏み跡の先は古い作業道のようで山裾を西に回るように向かっており直ぐに薮の中へ消えてしまった。仕方なく篠薮に突入し急登を篠を手掛かりに上がるとほどなく尾根上に出た。そこにはしっかりとした踏み跡があり、あっという間に山頂となった。ここにもこの辺りの山では馴染みなのだろう黄色い山名板と三角点があるが視界はない。往復30分。写真左はリンゴ畑横の取り付き地点、中央は愛宕山山頂

河原小屋三の宿林道からの三ノ宿山登山口が閉ざされる!?


先日(11/17)、六郎地山に登った際に、河原小屋三の宿線(基幹林道前日光線)の切通しから取り付いたが、同様にこの切通しから取り付く三ノ宿山への登山口が落石防護ネットに覆われていた。ここは元々切通しの石積みに沿ってロープを頼りに這い上がるような登山口だったが、ここからの取り付きが出来なくなり三ノ宿山への最短ルートは閉ざされたことになる。写真左は落石防護ネットに覆われた斜面、中央は石積みの横のネット裏に寂しげにロープが遺残していた、右は5か月前(6/9)の同部

横川集落の山・水上山と向山

121号を北上し、横川地区の北に位置する水上山と南に位置する向山に登ってきた。


横川集落から北東に向かう林道に入ると水上山から真西に伸びる稜線の乗り越しとなる。尾根上への踏み跡があり、ここを取り付き地点と決め少しばかり戻り林道余地にクルマを停めた。身支度を整え6時15分、林道を歩きだしほどなく踏み跡を駆け上がった。薄いが踏み跡もあり、これといった障害物もない尾根筋を軽快に上がった。ただ1000を越えると風花が舞い始め、気温はどんどん下がり、山頂に着いた時には氷点下となっていた。雑木に囲まれた山頂には三角点標石と山名板、そして今は使われていないTVアンテナが佇んでいた。ピストンで往復した。登り28分、下り18分。写真左は林道から稜線への取り付き地点、中央は水上山山頂


次の向山は横川集落に戻り、男鹿川に沿って東に向かう林道に入り、カツネ橋を渡るとゲートがあり進入禁止となる。ゲート前にクルマを置き8時丁度に歩きだした。林道に入ると直ぐ左側の斜面に踏み跡を見つけ取り付いた。踏み跡を追うとほどなく急な斜面となり登り切ると林道となった。林道を西方向に取り付き地点を探しながら歩くと左側にピンクリボンを見つけた。ただその先は見るからに急勾配の斜面が続き取り付きを躊躇してしまい先の林道終点まで行ってみた。しかし適当な取り付き地点は見つからず、テープの下がる地点まで戻り植林地に踏み込んだ。案の定、醜い急勾配となり必死に這い上がるが、200m近く上げるこの間は常に滑落との背中合わせとなった。やっとのことで主稜線上となり、少しばかり斜度を緩めた尾根筋を辿り、山頂手前のピークを右に巻くとほどなく向山山頂となった。山頂には三角点標石と馴染みの山名板2枚が下がっていた。戻りは急勾配の植林地を避け主稜線上をそのまま下りたが、下降地点は男鹿川で途切れた林道終点の近くで林道を歩きクルマに戻った。登り58分、下り48分。写真左は急勾配の植林地、中央は向山山頂、右は降下地点近くの林道終点

還暦オヤジ
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