那須岳一帯で最後となるのがこの沼ッ原の4山だ。いずれもしっかりした登山道は無く、藪漕ぎとなるので二の足を踏んでいたが、意を決して出かけることにした。
まずは東ボッチで、この山は地形図には載っていないが山名辞典には掲載されており、山ラン有効ポイントである。地形図を見ると沼ッ原湿原の東側にあり、白笹山への登山道が東へ方向を変えるところから取り付けば、高低差はほとんどない。踏み跡はなく潅木の間を縫うように膝丈ほどの笹原の斜面を西に向かうと、なだらかな広い頂となる。しばしピークの表示を探すが、それらしきものは見当たらず辺りの写真を撮って同じルートで下山した。登り20分、下り15分。写真左は東ボッチへの取り付きとなった白笹山への分岐、中央は平らな山頂で奥に見えるのは西ボッチ、右は沼ッ原湿原の周遊道から見えるなだらかな東ボッチで奥は白笹山
次の西ボッチへは沼原駐車場から湿原の周遊道へ入り、深山湖へ向かう登山道へと進むと展望台を過ぎてほどなく四角柱の構造物が左側に見えてくる。高さは1.5m位で、スチール製の蓋をかぶった様な形をしている。その前を見ると、踏み跡があり、30m位先には同様の構造物が立ったいる。その構造物の前には立て看板があり、その横に真っ直ぐ斜面を上がる踏み跡が続いていた。膝丈を越える笹道を上がると、直ぐに尾根筋となり植生はチシマザサとクマイザサが混ざっていた。チシマザサは背丈を越えるが刈り払われているので、両腕で左右に分ければ難なく進める。あいにく小雨が降っているが、防水性の防寒具と長靴なのでストレスを感じることなく山頂となった。往路をピストンで戻った。登り38分、下り27分。写真左は踏み跡を入ったところにある看板でこの横から踏み跡が続く、中央は西ボッチ山頂、右は沼ッ原湿原の展望台から見た西ボッチ
沼ッ原駐車場から那須ハイランドの向けて車道を1.5km位下ると沼原発電所の管理道への入口ゲートがある。ゲートには進入禁止との表示があるが、自己責任ということでゲート横を通り抜けた。のんびり歩くこと30分で二股の分岐となり、右へ進むと鬼面山のピークを東~南~西へと時計回りに回り込むように管理道は作られている。やがて鬼ヶ面山と塩沢山を結ぶ尾根上となると深山湖への道と分け、ほどなく沼原発電所の大きな貯水タンクとなる。貯水タンクのフェンスの左側には踏み跡があり、フェンス際を進み貯水タンクの裏側へ周り、笹薮を一登りするとチシマザサに囲まれた三角点峰・鬼ヶ面山となった。林道歩きがほぼ30分で、貯水タンクからは往復5分。写真左は沼原発電所の管理道のゲート、中央は貯水タンクでフェンス左の踏み跡に入る、右は鬼ヶ面山山頂
管理道を深山湖への分岐地点まで戻り、塩沢山への尾根筋に取り付いた。なるべく尾根筋を外さぬように取り付いたため、最初はチシマザサの藪漕ぎとなったが、尾根を西側に外すと膝丈のクマイザサの中に踏み跡を見つけた。所々にテープが下がってはいるが踏み跡は薄い。この尾根上から東側はチシマザサで西側はおおむね膝丈ほどのクマイザサが主体となっている。場所によっては東側のチシマザサが尾根を越えて西側斜面に張り出しているところがあるので、こういったところでは背丈を越える密藪となるが、薄いが踏み跡があるので尾根筋を外さぬように歩けば問題は無い。自分の場合は密藪を嫌い尾根筋を大きく外したため、中程で無駄な藪漕ぎとなりタイムロスとなった。結局、取り付きから45分で塩沢山となった。例によって山部さんと栃木の山紀行さんの山名板が下がるだけの山頂で視界はほとんどない。戻りは30分で管理道に復帰した。写真左は尾根筋の植生で左側がチシマザサで右側がクマイザサ、中央は塩沢山山頂
まずは東ボッチで、この山は地形図には載っていないが山名辞典には掲載されており、山ラン有効ポイントである。地形図を見ると沼ッ原湿原の東側にあり、白笹山への登山道が東へ方向を変えるところから取り付けば、高低差はほとんどない。踏み跡はなく潅木の間を縫うように膝丈ほどの笹原の斜面を西に向かうと、なだらかな広い頂となる。しばしピークの表示を探すが、それらしきものは見当たらず辺りの写真を撮って同じルートで下山した。登り20分、下り15分。写真左は東ボッチへの取り付きとなった白笹山への分岐、中央は平らな山頂で奥に見えるのは西ボッチ、右は沼ッ原湿原の周遊道から見えるなだらかな東ボッチで奥は白笹山
次の西ボッチへは沼原駐車場から湿原の周遊道へ入り、深山湖へ向かう登山道へと進むと展望台を過ぎてほどなく四角柱の構造物が左側に見えてくる。高さは1.5m位で、スチール製の蓋をかぶった様な形をしている。その前を見ると、踏み跡があり、30m位先には同様の構造物が立ったいる。その構造物の前には立て看板があり、その横に真っ直ぐ斜面を上がる踏み跡が続いていた。膝丈を越える笹道を上がると、直ぐに尾根筋となり植生はチシマザサとクマイザサが混ざっていた。チシマザサは背丈を越えるが刈り払われているので、両腕で左右に分ければ難なく進める。あいにく小雨が降っているが、防水性の防寒具と長靴なのでストレスを感じることなく山頂となった。往路をピストンで戻った。登り38分、下り27分。写真左は踏み跡を入ったところにある看板でこの横から踏み跡が続く、中央は西ボッチ山頂、右は沼ッ原湿原の展望台から見た西ボッチ
沼ッ原駐車場から那須ハイランドの向けて車道を1.5km位下ると沼原発電所の管理道への入口ゲートがある。ゲートには進入禁止との表示があるが、自己責任ということでゲート横を通り抜けた。のんびり歩くこと30分で二股の分岐となり、右へ進むと鬼面山のピークを東~南~西へと時計回りに回り込むように管理道は作られている。やがて鬼ヶ面山と塩沢山を結ぶ尾根上となると深山湖への道と分け、ほどなく沼原発電所の大きな貯水タンクとなる。貯水タンクのフェンスの左側には踏み跡があり、フェンス際を進み貯水タンクの裏側へ周り、笹薮を一登りするとチシマザサに囲まれた三角点峰・鬼ヶ面山となった。林道歩きがほぼ30分で、貯水タンクからは往復5分。写真左は沼原発電所の管理道のゲート、中央は貯水タンクでフェンス左の踏み跡に入る、右は鬼ヶ面山山頂
管理道を深山湖への分岐地点まで戻り、塩沢山への尾根筋に取り付いた。なるべく尾根筋を外さぬように取り付いたため、最初はチシマザサの藪漕ぎとなったが、尾根を西側に外すと膝丈のクマイザサの中に踏み跡を見つけた。所々にテープが下がってはいるが踏み跡は薄い。この尾根上から東側はチシマザサで西側はおおむね膝丈ほどのクマイザサが主体となっている。場所によっては東側のチシマザサが尾根を越えて西側斜面に張り出しているところがあるので、こういったところでは背丈を越える密藪となるが、薄いが踏み跡があるので尾根筋を外さぬように歩けば問題は無い。自分の場合は密藪を嫌い尾根筋を大きく外したため、中程で無駄な藪漕ぎとなりタイムロスとなった。結局、取り付きから45分で塩沢山となった。例によって山部さんと栃木の山紀行さんの山名板が下がるだけの山頂で視界はほとんどない。戻りは30分で管理道に復帰した。写真左は尾根筋の植生で左側がチシマザサで右側がクマイザサ、中央は塩沢山山頂