2010年07月

鉄塔巡視路の先の若見山

今朝は国道400号線を北上し上塩原の若見山に登ってきた。登山口は尾頭トンネル手前にあるスノーシェルター近くの鉄塔巡視路入り口で、道路向かいの駐車余地にクルマを停めた。


明るくなった4時40分に登山口を入ったが、まだ杉木立の中は暗い。2年前には無かった「栃木百名山若見山登山口」と書かれた案内板が鉄塔巡視路の黄色いポールの横で目立ってる。杉の植林地の急斜面を大きく折り返しながら登り切ると尾根上となり18号鉄塔への分岐となる。ここからは軽いアップダウンの尾根歩きとなり、しばらくは余裕の歩きとなる。小さな鞍部となり登り返すと、左側は切れ落ちた崖となり崩落している箇所も出てくる。次第に斜度は増し、上方にピークが見えだすと勾配は一際急となり、ほどなく山頂となる。雑木の山頂部は平坦で広く、多くの山名板が歓迎してくれたが、立ち木で視界はない。往路をピストンし、所要時間は登り50分、下り36分だった。写真左は緩やかな尾根上、中央は山頂

アプローチの長い安戸山

今朝は那須塩原市関谷地区の安戸山に行ってきた。2度目の訪問で、行程が長いという印象が残っていたが、今回はその思いをさらに強くした。


新たに石柱の案内が設置された登山口を4時30分に入った。民家の登山者ノートと案内図も健在である。まだ薄暗い登山道を熊鈴を鳴らしながら歩き、沢を渡るといよいよ急傾斜の登りが始まる。ルートは急斜面のスギの植林地の中をほぼ一定の勾配で、トラバースするように作られているので歩きやすい。しかし長いw 歩き始めてから40分でやっとのことで林道となるが、ここがまた凄い。背丈を越える夏草が踏み跡を塞ぎ、草露で全身びしょ濡れとなる。足元はスパイク長靴のおかげで心配ないのが何よりもの救いだ。やっとのことで夏草を脱し広場となると、林道から山の中へと登山道は分岐する。ここからは山頂から北西に伸びる稜線に向かう笹の中の巻き道となる。ほどなく稜線上となると戻り返すように左に針路をとり、痩せ尾根を越えると、ロープの下がる急勾配の登りとなる。必死に50~60m位を登り切るとなだらかな山頂尾根となり、熊笹に覆われた踏み跡を探しながら歩くと山頂となる。2年前に比べ北側の雑木が伐採されているようだったが生憎の天気で視界は無かった。そのまま往路をピストンしクルマに戻った。登り72分、下り57分。写真左は夏草に覆われた林道、中央は安戸山の山頂

県南の山、三登谷山、雨巻山、御嶽山、足尾山、高峯、磯山、浅間山

今日は県南に位置し茨城県境に近い山に登ってきた。


三登谷山、雨巻山、御嶽山、足尾山の4山は尾根続きで周回で巡ることが出来る。起点となる大川戸の登山用駐車場にクルマを置き5時前に登山道に入った。最初の三登谷山までは200m余りの高度を上げるが、登山道は良く整備されており順調に山頂となった。次の雨巻山へは小さなアップダウンを繰り返し、最後に100m余りを一気に上がると山頂となる。広い山頂で南側に展望がある。写真左は大川戸駐車場の案内板、中央は三登谷山山頂、右は雨巻山山頂


次の御嶽山、足尾山へはいくつかの急坂を下ることになるが、猪転げ坂は名の如く急勾配の長い下りとなり、登りには使いたくない。やっとのことで御嶽山となると、足尾山との鞍部への急な下りが待っていた。ここの下りは岩場となっており鎖が下がっていた。慎重に下り、登り返すと4つ目の足尾山となる。山名板だけの足尾山を足早に下り出すと、ほどなく沢伝いの下りとなる。しばらく沢に沿った悪路を下り、途中から稜線を一つ越えるとやっとのことで駐車場となった。2時間40分で周回したが、この縦走路で好展望が得られたのはピークからのみで、ルート上からはほとんど無かった。また逆周回は登り勾配が急となるところが多くて大変そうだ。写真左は御嶽山からの下り(実は山頂の写真を撮り忘れたw)、中央は足尾山のピーク


高峯は茨城県境の峠から上がり、県境の尾根筋に作られた遊歩道をただひたすら登るといった感じなのだ。ハンググライダーのフライト場跡からの展望が唯一の目玉と言った感じだ。往復50分の山行だった。写真左はハンググライダーフライト場からの眺め、中央は高峯山頂


磯山は浅間山へ先に行くつもりで走っていたら、磯山遺跡の案内板を見つけちょっと入ってみたら、そこが登山口だったという落ちが付いた山となった。林道というか作業道というのか、何とも言いようのない道路が沢山ある山で、今回運良く入り込んだところは、爆弾三勇士の碑が建つ地点の直ぐ北側だった。ここから作業道を南に歩くと平坦な雑木山の中に一等三角点のある山頂となった。往復10分の歩きだった。写真左は取り付き地点で右上が爆弾三勇士の碑、中央は磯山の山頂


最後の浅間山はちょっとばかり様子が違った。今回も栃木の山紀行さんの紀行文を片手に臨んだが、踏み跡のほとんどないルートで、倒木と密藪に悩まされるスタートとなった。プリントしたルート図をなぞるように歩いたが、最初は篠笹と灌木で苦しみ、途中からは倒木と灌木の連続となる。とりあえず歩きやすいところをと、ピークの方向を気にせず尾根を目指した。それがである、やっとのことで尾根筋となったら、なんとそこには立派な遊歩道があるではないか。半信半疑で先に進むと、その方向は次第にピークに向かい山頂への尾根筋となった。写真左はリサイクル施設の向かい側の取り付き地点、中央は行く手を塞ぐ倒木類、右は突然現れた遊歩道


遊歩道は最後までしっかりとしていて、取り付きから27分で浅間山の山頂となった。石祠のある山頂からの展望は、伐採されてから年月が経つ雑木が目線を遮っていた。戻りは遊歩道を確認するためにそのまま下ると、真岡市清掃センターの方向への薄い分岐があるだけで、一本道で北西に向かっていた。降り立ったところは阿部岡という地区で、その取り付き地点には浅間山遊歩道入口との立派な案内板があった。山頂から17分で下ったので、ここを起点にすれば、40分前後で往復できるだろう。写真左は浅間山の山頂、中央は阿部岡地区にある遊歩道の案内板

今日も高原山の東側の山、富士山(新湯富士)、田代山

塩原から日塩もみじラインを上がると新湯温泉となるが、富士山(新湯富士)はその南側に位置している。栃木百名山なので2度目の来訪となる。


少しずつ夜明けが遅くなっている。4時半前に登山口を入ったが、始めのうちはライトが必要だった。とっつきは林道だったが、直ぐに急斜面の登りとなり、石段の連続となった。石段と言っても自然石を階段状に並べたもので、かなり年月も経過しているようで苔生していて滑りやすい。20分余りで山頂尾根となり、北に向かうとほどなく山頂となった。大きな山名標示と三角点のあるピークだった。45分で往復し次に向かった。写真左は登山口、中央は山頂風景


田代山の取り付き地点は、昨日の月山の帰りに下見しておいたので問題ない。ただ所要時間の見当が付かず一抹の不安を抱えながら向かった。取り付き地点の林道の十字路にクルマを置き、東側の尾根筋を目指して薄い踏み跡に入った。踏み跡は直ぐに廃道と化した作業道となるが、この作業道はいくつも枝分かれしているので、ピーク方向を選んで進んだ。ほどなく頭上間近に稜線が迫ってくると、林道から斜面への取り付きが幾筋が見えてくる。その一本に取り付くと直ぐに稜線上となり、尾根筋を外さぬようにピークを目指した。緩やかに登ると、ヒノキの若木の植林地となり、左に針路を変えると三角点のある山頂となった。三角点の近くには馴染みの山名板がぶら下がる、この辺りでは当たり前の展望のない山頂だった。往路を辿り、往復30分でクルマに戻った。写真左は取り付いた林道十字路で右上に進んだ、中央は山頂風景

高原山の東方に位置する桝形山、月山

高原山育ちの僕にとっても、桝形山と月山はマイナーな山なのだ。夜明け前に起点となる八方ヶ原の学校平に着き、林道ゲート前にクルマを置いた。


林道は次第に細くなり荒れてはくるが歩き難い事はなく、分岐を山頂方向に針路をとる。2つ目の分岐を左に進むと、100m位で最高地点となるが、右には雑木林に向かう踏み跡がある。尾根筋は広く、緩やかな勾配を上がるとほどなく平坦なピークとなる。山頂には三角点と馴染みの山名板が下がっていた。往路をピストンしクルマに戻ったが、約一時間の早朝ハイクとなった。写真左は林道終点からの取り付き、中央はまだ暗い桝形山山頂


林道を南下し上伊佐野方面に向かうと送電線とクロスする。月山の取り付き地点は54号鉄塔手前にあり、その近くの駐車余地にクルマをデポし登山道に入った。夏草の茂みを抜けるとしっかりした山道になる。1分余りで、左の稜線への踏み跡があり、ここを上がると直ぐに広い砂利道となる。ピークに向けて真っ直ぐ伸びる砂利道を上がると、間もなく平坦地となり100m余り行くと何やら見慣れぬ表示があり、ROMANCE TOPとかBOMBER STRAIGHTと書かれている。マウンテンバイクのダウンヒルコースのスタート地点らしいが、今は営業している様子はない。周りを見回すと、月山の山名板と三角点標石が雑木林の中に静かに佇んでいた。往復20分の山行だった。写真左は54号鉄塔手前の取り付き地点、中央は山頂のダウンヒルスタート地点、右は夏草の中の月山山頂

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