2009年12月

関東百名山・その58 城峯山(じょうみねさん)

この山は山頂直下まで林道が伸びていたのでクルマでキャンプ場近くの登山道まで進んだ。


山頂に近い稜線上の林道からの踏み跡を見つけ、稜線伝いに山頂を目指した。落ち葉の重なる踏み跡は滑りやすく、何度か手をついたが10分で展望台のある山頂に着いた。ここからの絶景は360度で、写真付きの案内板が四方八方に設置されていて、周囲の山並みの位置を確認できる。この山は「関東平野のへそ」じゃないかと思わず言ってしまいそうな素晴らしいポイントだった。写真左は林道からの取り付き、中央は山頂のアンテナ群と展望台、右は展望台から望む北側の眺望で御荷鉾山、榛名山などが広がる


 

関東百名山・その57 秩父御岳山(ちちぶおんたけさん)

秩父御岳山には主な登山ルートが3本あるようだが、今回は落合の普寛神社横より入山することとし、三峰神社より車を飛ばした。


登山口を入ると直ぐに堰堤があり、3~5つの堰堤を次々に越えると庵ノ沢に沿ってルートは作られている。左右に渡渉を繰り返しながら沢沿いに進むが、次第に勾配はきつくなり登り一辺倒のかなりハードだ。約50分で林道・御岳山2号線に出るが、ここからの登りは一段とハードなものとなった。大木の植林地の中に九十九折りに作られた作業道が登山道となっているが、勾配が急なうえに路面は平坦なので足掛かりが無く滑りやすい。登山口から70分間、ただひたすらに登りつづけると稜線となり、少しばかりの岩場を上がると石洞の鎮座する山頂だった。山頂からの視界は全方向にあるが、先客が2組あり、早々に撤退しピストンで登山口に戻った。写真左は渡渉を繰り返す沢沿いのルート、中央は砂防に沿った登山道の上部に見える林道のガードレール(えっどうしてこんなところに?)、右は山頂の石祠


関東百名山・その56 妙法ガ岳(みょうほうがたけ)

今回からは埼玉の山に集中することにした。手始めは秩父市大滝の妙法ヶ岳とし、登山口となる三峰神社に夜明け間近に着いた。いつものようにお湯を沸かし、焼きソバとコーヒーで朝ごはんとした。


三峰神社の駐車場から雲取山登山口と書かれた登山道に入った。公園の中の整備された登山道を緩やかに進むと、奥之宮と書かれた大きなコンクリート製の鳥居をくぐる。その後はヒノキの並木を徐々に高度を上げ、一ノ鳥居で雲取山への縦走路と道を分け、稜線まで一登りしてピークを巻くと二ノ鳥居となる。ここで霧藻ガ峰へのルートと道を分け、妙法ヶ岳を目指し痩せ尾根へと歩を進めた。痩せ尾根とは言っても危険な所はなく、手摺の付いたステップやちょっとした岩場のクサリ場をクリアすれば、石祠のまつられた妙法ヶ岳山頂となる。戻りは、同じルートをピストンした。写真左は三峰神社駐車場にある登山口、中央は山頂の石祠、右は戻りの途中から望む妙法ヶ岳

関東百名山・その55 袈裟丸山(けさまるやま)

関東百名山のガイドブック(山と渓谷社)には袈裟丸山は標高1961mと掲載されているが、解説やルートマップは前袈裟丸山までしか紹介されていない。前袈裟丸山(1878)~後袈裟丸山(1910)~中袈裟丸山(約1900m)~奥袈裟丸山(1958)はルート的に厳しいので、このような対応になったのだろうか? 詳細は不明だが前袈裟丸山を袈裟丸山と呼ぶのが一般的らしい。ところで1961mのピークは一体何処かというと、奥袈裟丸山は3峰より成っていて、三角点のある中峰の標高は1958mで、最高点は北峰の1961mと言うことだ。これが袈裟丸山が、前袈裟丸山の1878mと奥袈裟丸山の最高点1961mの二つの標高をもつ理由らしい。今回は一般的に呼ばれている前袈裟丸山を袈裟丸山として登ってきた。


いつものように登山口での車中泊のため折場口に着いた夜半にはみぞれ混じりの雨となっていたが、天気予報では明日の天候は快晴とのことで安心して布団にもぐりこんだ。5時半に目覚ましで起き出したが、まだ月明かりがある夜明け前だったが雨は上がっていた。ゆっくりと身支度をしながら、コーヒーと焼きそばの朝ごはんを食べ出す。だんだんと空が白みだし、東の空が紅く染まってくる。何とも言い難いがとても幸せな時間なのだ。7時前に登山口の階段を上りだすが、直ぐに路面は白く変わり、雪上歩きとなった。つつじ平、賽の河原、小丸山と徐々に積雪は増し、小丸山で10cmとなっていた。小丸山からの眺めは最高で、西から北方向に袈裟丸山連峰から皇海山~日光白根山~男体山と日本百名山がワンショットの範囲内に納まってしまうのだ。写真左は小丸山山頂、中央は皇海山、日光白根山、男体山の日本百名山3座勢揃い、右は袈裟丸山連峰


小丸山から高度を下げ小さなピークを過ぎると色褪せた黄色いドーム型の避難小屋がある鞍部となる。ここからは袈裟丸山の斜面となり、次第に斜度を増した登りとなる。トラロープの垂れさがった急登を一登りすると稜線となり、雪の笹原を5分ばかり進むと頂上に着いた。樹木に囲まれた山頂からは南に視界があるだけで、ほとんど展望はない。積雪は20cm位だろう。には前袈裟丸山、下には袈裟丸山と書かれた山名板が立ち、微妙さ加減を表わしている。写真左は小丸山の先から見える袈裟丸山、鞍部の黄色い避難小屋、右は袈裟丸山山頂の山名板


時間に余裕があれば寄り道しようと思っていた二子山を目指し往路を忠実に辿り、小丸山と賽の河原の間から二子山へのルートに入った。踏み跡は薄いが稜線伝いに進めば迷うことはない。アップダウンの少ないほぼ平坦な笹原を進み、最後に緩やかな傾斜を上ると雑木に囲まれた山頂となった。木立の間からは南東の方角に草木ダムを望むことができた。往復50分で元ルートに復帰し、賽の河原、つつじ平を駆け下り登山口に戻った。写真左は小丸山、賽の河原の案内板裏の二子山への分岐、中央は二子山手前の稜線から、右は二子山山頂の山名板

091210袈裟丸山1091210袈裟丸山2

無念!! リベンジならず 桐生100キロウォークが一区切り

100キロウォーク24H in 桐生実行委員会の事務局から
「今年の第33回大会をもって一区切りをつけ中止となる」という案内が届きました。


今年初めて参加して、56キロでリタイアした自分にとっては来年はリベンジと決めていたので残念です。
でも、いろいろ事情のあることと思います。
これまで長きにわたり大会を運営されてこられた方々に敬意を表します。
ありがとございました。
そして、お疲れ様でした。
写真は袈裟丸山登山(12/10)の帰路途中に、日足トンネル手前に設置されている折り返し点を表示した案内板を撮ってきたもの

還暦オヤジ
やんちゃ街道まっしぐら!!

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