2008年12月

初日の出の下見にミツモチ山へ

初日の出の下見を兼ねてあわよくば釈迦ヶ岳に登りたいと思い立ち八方ヶ原の大間々に向けて車を走らせたが、学校平から先は積雪のためこの期間は通行止めとなっていた。大間々までは徒歩で3kmとあるので諦めて県民の森の方に向かった。第一展望台までは雪はあるが難なく到着できた。


微風快晴で正に登山日和の中をミツモチ山に向けて遊歩道に入った。(写真は足跡の無い林道とミツモチ山)積雪は20cm位で靴もしっかりグリップするので特に歩きにくいことも無く順調に進んだ。標高が上がるともに雪の量もだんだん多くなり、所によっては膝下まで達するところも出てきたのでスノーシューを装着した。初めて使うので最初のうちはなかなかうまく行かなかったが、慣れるに従ってスムーズに歩けるようになった。吹き溜まりとか雪の柔らかいところもコツを掴めば大丈夫だ。


出発から1時間30分でミツモチ山頂に着くも、無雪期の1.5倍の時間がかかった上に、風が次第に強くなり気温も低下してきた。144MHzで1局と交信したが動いていないと体がどんどん冷えてきて、手先はしびれてきた。釈迦ヶ岳を見ると雲がかかっているので吹雪いているような感じだったので無理はせず下山することにした。戻りもそのままスノーシューを着けたままで歩き、1時間で車に着いた。

明朝(2009年1月1日の朝)はかなり冷え込みそうだけど天気は良いということなので、はなのマスター、Hさん、N垣さんの4人で初日の出を見に行くことにした。

塩谷町の三角点⑫、西立室


26日の夜から栃木県北部は寒波の到来で山岳部を中心にかなりの積雪となっている。雪は28日未明まで降り続き、西立室のある高原山麓は雪に覆われていた。


西立室(にしたてむろ):県道宇都宮藤原線から土上平牧場へ分岐すると道路は雪道となり、スリリングなハンドル操作を楽しみながら牧場入口前のゲートに着いた。一面の雪景色の先に東立室が見えるが地形図を見ると沢を越えなきゃならないので、牧場内の作業道を進んで西立室への稜線に直接取り付くことにした。牧草地から山に入ると所によっては膝上まで積雪があり、正にラッセル状態となるが出発から1時間半でやっとのことで西立室山頂に着いた。山名板が何枚か吊るされているが、案の定三角点は見当たらない。しばらく足で探し続けると30cm近く積もった雪の下に標石が現れた。


西立室は2万5千分の1の地図に山名のある山なので'山ラン'の対象になるので無線機を背負ってきたが、流石にこの雪の中で6mのアンテナを設置するには条件が悪すぎると判断し、内臓ホイップで144MHzでコールしてみた。福島空港、さらには八溝山に移動中の2局と交信し初ポイントをゲットした。西立室と尾根続きの東立室も'山ラン'の対象となるので、戻りは東立室を経由してそのまま沢を越えて戻ることにした。西立室から30分のラッセルで東立室に着き、ここでも2局と交信することが出来た。全行程約4時間、4.7kmの初雪上山行だった。

山ラン初めは無残に撤退(;つД`)

栃木百名山の次は関東百名山と決めているが、ただ登るだけではつまらないと高校時代にやっていたアマチュア無線を再開し、山頂での移動交信をカウントする'山ラン'をやることにした。この2ヶ月間で旧コールサインの復活、3級資格の取得、リグの購入、移動用アンテナの製作と準備万端の状態で、一ヶ月前に三角点探索のときに第一声はここと決めていた富士山に行って来た。


富士山山頂からは日光連山、高原山などが一望でき、標高365mは再デビューには最適なロケーションである。早速アンテナを組み、50,144,430MHz帯をwatchしたが50は何も聴こえないし、144と430はトラック運転手ばかりのようでコールサインの無い会話だけがスケールオーバーで聴こえてくるばかりだ。諦めモードで数回CQを出すも応答なんてあるわけがない。1時間余りあっちこっちのバンドを行ったり来たりしたが結局コールサインを耳にすることなく無残な撤退となった。写真左は三角点の上に置いたFT-817と日光連山、右は自作の2ele位相給電アンテナ(JR1NNL,CQCQCQ.ORGを参照)と高原山。

それでも自作のアンテナがどうにか使えそうな目処がたったので次に期待することにしよう。交信が難しいほど遣り甲斐があるということでプラス思考とし、今日のところはこれで良しとしたw

塩谷町の三角点⑪、石尊山

この山は小学生のときに遠足で登って以来で、およそ40数年ぶりの登山となる。当時の記憶は全く無いが、古い記憶を紐解くような気分で山に入ったが、紐解く記憶は何も出てこなかったw


石尊山(せきそんさん):数年前に統合された塩谷中学校近くにある消防小屋の向かいの林道入口に停車し林道を歩き出した。アスファルト道を4~500m直進すると林道終点となり山道となるが、踏み跡もしっかりしていて迷うことはない。やがてスギ山の稜線伝いとなり、大きな祠がある山頂に着いた。三角点は洞の後方にあり直ぐに見つけることが出来た。しかし、山頂の周囲は杉木立のため視界は無く、早々に引き返し往復1時間で車に戻った。

塩谷町の三角点⑩、笠松、高山

野球部の忘年会で二日酔い気味だったが、好天に誘われて三角点巡りに出かけた。


笠松(かさまつ):この三角点は配点図が無い上に、里からも遠く離れていてルートセッティングに苦労した。いくつかの林道があるのだが、三角点のある山頂に向かう稜線への取り付きが一番短いと判断した南側の林道を詰めることにした。林道終点から潅木の茂る斜面に入るが、急勾配でなかなかペースが上がらない。それでも獣道を辿り30分で主稜線に上り、そこからは軽いアップダウンを繰り返し1時間10分で三角点に着いた。周囲は雑木に囲まれて視界は充分ではないけど前高原を横から眺めることが出来た。釈迦ヶ岳から剣ヶ峰、ミツモチと南に伸びる山並みの前に西立室山が木立の間に見える。その南側には豊月平牧場をはさんで上寺島(二等三角点)まで確認できた。また反対側の西側には鬼怒川の龍王峡の街並みが見えた。


高山(たかやま):この三角点は塩谷町の観光スポットである尚仁沢湧水の一角に位置しており、山頂は展望広場として整備され、黒沢林道からは案内板も出ている。残念ながら周囲の立木で展望広場は名ばかりとなっていた。三角点の上で背伸びしてやっとのことで西側にミツモチをかろうじて見ることが出来た。

還暦オヤジ
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