2008年07月

栃木百名山・その24 月山(がっさん)

明神ヶ岳から下山し湯西川、五十里ダム、川治ダムを経て日蔭地区で県道を左折し栗山ダム方向に進むと日蔭牧場のゲートで道路は閉ざされていた。放牧の時期ということで閉められていたが、通行は可能で2箇所のゲートを開け通過した。高度を上げつつ6km位進むと突然目の前にトンネルが現れる。これは夫婦トンネルというのだが長さはおよそ700mだと思うが照明がついていないので真っ暗なのである。ガイドブックでは日蔭から歩行による案内が掲載されているが、距離、このトンネルの存在を考えると歩行はとてもお勧めできない。真っ暗なトンネルは車のライトでも怖く感じましたΣ(・ε・;)

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日蔭から約7kmで栗山ダムの広場に着く。ここからは完全に道路は閉鎖されており進むことは出来ないので歩行となる。ちなみにゲート前の車は作業車。10時50分、広場を出発した。

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登山ルートは2つあるのだが最短距離ということで西尾根登山口を目指し舗装された林道を進んだ。ビーフピア広場に着き、11時7分登山口を見つけ登り始める。

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登山道は良く整備されていて案内板も所々に設置されていてとても歩きやすい。ルートは山頂へ続く稜線伝いで何箇所か勾配のきついところもあるが一息入れるほどの登りはない。

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11時31分、山頂到着。あいにくのガスで眺望はない。ガイドブックによると素晴しい眺望があるとのことで残念なのだが諦めて早々に下山開始(11:35)し11時56分登山口に戻った。

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登山口から林道を歩いてくると栗山ダム広場には愛車が待っていてくれた。12時7分車着。

栗山ダム広場(10:50)→西尾根登山口(11:07)→月山(11:31-11:35)→西尾根登山口(11:56)→栗山ダム広場(12:07) 全行程1時間17分 GARMINデータより 距離:3.67km 累積標高:3161m 平均速度:2.8km/h

栃木百名山・その23 明神ヶ岳(みょうじんがたけ)

湯西川の佐藤家で大歓待を受けた^^ たらふく食べて越乃寒梅を二人でほぼ飲みほし寝床に入ったのは24時を回っていた。朝4時に用意していただいたオニギリと卵焼きいただき、まだ眠りについている佐藤家をあとにした。
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県道から前沢林道への入口にある前沢橋を前日に確認しておいて良かった。というのは県道は工事中で現在この位置は旧県道となっていて工事に伴い進入禁止の扱いになっている。ただし旧県道は未だ生活道路として機能しているので通ることは出来るが、朝のこの時間に探し当てることは至難の業であったに違いない。

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前沢林道を前沢沿いに約5km進むと滝倉沢の合流部にかかる滝倉橋に着く。橋の横に車2台分の駐車スペースがあるのでそこに車を停めると向かいには登山道入口があった。登山支度を整え空が明るくなった5時4分に登山道に入った。

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山頂に立って初めてわかるのだが、このルートの山場は最初と最後にある。前沢、滝倉沢に深く切り込まれて形作られた斜面はとても急で、その斜面の合わせからなる稜線がまさにその登山道となっている。25分間必死に登り約200mの高度を稼いだが、写真で判るように斜度は半端ではなく強烈な直登であった。

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稜線の直登を終えて尾根に取り付くと左側からは滝倉沢の音が聞こえてくる。ここからのルートは尾根歩きとなるのだが程々の勾配でそれほどはきつくはなく、踏み跡もしっかりしているので問題はない。実を言うと二日酔いで体が重かったが一汗かき酒も抜けて本調子となってきたようだ。1361峰を6時25分に通過した。

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1361峰の直後に金剛ゾネの案内板を見つけた。ここから先はやせ尾根となるが背丈ほどの笹が張り出していたり、シャクナゲが枝を伸ばしていて歩きづらいところもある。シャクナゲの花の時期には「シャクナゲ尾根」となることが容易に想像でき、これが「金剛ゾネ」の名前の由来となっているのだろう。

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金剛ゾネからは軽いアップダウンを繰り返しながら高度を増していくが踏み跡は明確で迷うことは無い。尾根伝いのルートは次第に方向を南から東に変え小さな鞍部に着く。この鞍部は「ヨガッタァ」と名づけられているようで名を記した板が下がっていた。6時53分にここを通過すると最後の登りになる。

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ヨガッタァ(標高1400m位)からの最初の上りは笹原で踏み跡は薄くなるがテープの案内もあり迷うことは無い。次第に高度を上げ樹林帯に入って来ても急傾斜は続き、踏み跡もどんどん薄くなり何箇所かで行く手を失うがテープを頼りに山頂を目指した。

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7時32分山頂に着く。頂上は車10台分のスペースはあるが笹に覆われていて腰を下ろし休むスペースも無い。そればかりか雑木のため視界も無い。この山の位置からすれば四方の名だたる山々が眺望できるはずなのに残念だw 7時42分下山開始した。

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山頂直下の下りでは南西方向に日光連山が木立の間から時々見ることが出来た。女峰山、赤薙山が見える。

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男体山、白根山も美しい姿を現してくれた。8時8分にヨガッタァ、8時27分1361峰を通過し、9時17分登山口に戻った。最初にも言ったがこのルートは最初と最後に山場があって、登りのきつさもさることながらそれ以上に下りでは気を使うことになる。山頂直下の下りでは何度も笹ですべり転倒し、登山口間際の急傾斜の下りではふくらはぎの筋肉が悲鳴をあげていた。GARMINのデータからもこのルートの厳しさが垣間見える。

登山口(5:04)→1361峰(金剛ゾネ)(6:25)→ヨガッタァ(6:53)→明神ヶ岳(7:32-7:42)→ヨガッタァ(8:08)→1361峰(金剛ゾネ)(8:27)→登山口(9:17) 全行程4時間13分 GARMINデータより 距離:5.71km 累積標高:856m 平均速度:1.4km/h

栃木百名山・その22 毘沙門山(びしゃもんやま)

今夜お世話になる湯西川の佐藤さんへのお土産に小百田舎蕎麦を選び、出来上がるまでの時間で、その直ぐ近くの毘沙門山に登ってきた。

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ルートは高畑地区側からとし、県道脇に駐車し登山口を14時25分にスタートした。

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はじめは車も可能な道を2,3分歩くと写真のステップが見えてくる。この山は杉・檜の造林地で足元を邪魔する潅木や笹類は無く、登山道として整備されているのでとても歩きやすい。出発から10分間は急勾配で高度を稼ぐことになるが、その後は尾根に取り付き尾根歩きとなるので楽勝だ。

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14時47分、山頂に着く。ここには反射板が設置されていて頂のほとんどを占領している。そのためと雑木のために視界があるのは北東を中心にした一角だけだった。

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北東方向には鬼怒川温泉から高原山が見えてきたが残念ながら雲に隠れてその全貌は望めなかった。少し東側にアングルを振ると高原山麓の峰から頭を突き出している鶏岳が見えた。この特徴的な風貌が百名山の面目躍如w

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14時54分下山開始し15時14分登山口に戻った。直ぐに蕎麦を取りに小百に行き、そこからは毘沙門山が良く見える。登山道から左のピークに取り付き右側の頂を目指したのが良くわかる。ちなみにランニングシューズを使ってみたが靴底が柔らかく路面の凹凸がそのまま足底に伝わりとても歩きにくかった(;´Д`)

登山口(14:25)→毘沙門山(14:47-14:54)→登山口(15:14) 全行程49分 GARMINデータより 距離:1.85km 累積標高:1591m 平均速度:2.2km/h

ゴゼンタチバナ

この一ヶ月間、荒海山、田代山、帝釈山、台倉高山、黒岩山、鬼怒沼山、燕巣山と北西の県境を踏破してきたが、どこへ行っても登山道にはこの花が咲いていた。2000m近くになると姿を現し、所狭しと群生している様は圧巻だ。ミズキ科ゴゼンタチバナ属の多年草とのことで、秋にはハナミズキに似た赤い果実をつけるとのことなので秋になるのが楽しみだ。和名の「御前橘」は、白山の最高峰「御前峰」に由来しているのだそうだ。

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キイチゴ

7月20日、葛老山の林道を歩いていたら、子どものころ山遊びの時にいつも食べていたキイチゴを見つけた^^ 思わず食べてみた。ほんのり酸っぱくて懐かしい味がしたw キイチゴはバラ科の属の一つのキイチゴ属に分類され和名は木苺。で、ヨーロッパキイチゴがラズベリー (Raspberry)なのだそうだc⌒っ ″ー゛)φ

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