今日からお盆休みの3連休だ。この時期には毎年子どもたちと山に行っているが、今年は次男坊と福島県境の山へ向かった。行き先は田代山で、2年前に猿倉登山口から帝釈山、台倉高山をピストンしたことがある。なので今回は馬坂峠から帝釈、田代山をピストンし、余力があれば台倉高山も狙うということにした。朝3時に家を出て、順調にクルマを走らせるが、福島に入ると雨が降り出した。5時半に馬坂峠についたが、雨は止まず仮眠しながらの待機となった。6時を過ぎると屋根を叩く雨音も静かとなり身支度を始めた。


6時25分、ぬかるんだ登山口を入った。それでも急勾配の箇所は木段となっているし、悪路には木道があるので歩き難い事はない。時折雨粒が落ちてくるが、木立の中なので殆んど濡れることもない。30分で帝釈山山頂となるも、あいにくの空模様で眺めはない。早々に次の田代山に向けて歩きだすが、短いロープの下がる岩場などがある急な下りとなる。ほどなく平坦な道筋となり林間コースとなる。鞍部より緩やかに登り返し、相変わらずだらだらと歩くと、次第に勾配は増し一登りで避難小屋となった。霧雨の中を湿原の中程まで散策したが、この時期ほとんど花は無く、早々に避難小屋に戻り休憩を入れた。スタートから2時間余りで田代山となり、散策と休憩で30分間滞在し、ピストンで馬坂峠に戻った。戻りは1時間半かかり、計4時間の山行となった。写真左は帝釈山、中央は田代湿原、右は田代山山頂で2ショット

100814田代山
さぁー、次はどうしよう。時間的にはまだ余裕がある。天候も回復兆しで雨は心配なさそうだ。GPSで台倉高山までの距離をみると田代山より遠く、直線で2.6km以上ある。一瞬萎えるが、流石は我が息子、根性だけは人一倍だ。先頭を切って台倉高山への登山口を10時30分に入った。馬坂峠と台倉高山の標高差は約250mだが、そのほとんどは最初の登りで稼ぎ、尾根筋に乗ると途中のピークは巻き道で進み、山頂手前で一登りというルートになる。途中ぬかるんで歩き難い箇所が数ヶ所あり通過に手古摺ったが、他は特に問題な所も無く1時間40分で山頂となった。20分間山頂に滞在し、ピストンで馬坂峠に戻ったが、我が息子、ペースも落ちることなく歩き通した。やんちゃムスコ誕生なのだw 往復3時間半だった。写真左は三段田代、中央は台倉高山の山頂