湯西川の知人宅で温泉に浸かり、御馳走とお酒の款待で床に着いたのは23時過ぎだった。6時に起き出し、おにぎりとバナナを頂き出発した。


安ヶ森峠の切通しから4~5mをよじ登ると尾根上となり、しっかりとした踏み跡となる。踏み跡は忠実に尾根筋に伸び、緩やかな県境尾根歩きとなる。少しばかり登ると1250Pとなり、その先はシャクナゲが顔を出しちょっとばかり歩き難い。それも僅かな間で、直ぐに緩やかな歩きに戻る。木立の間から見えてくる安ヶ森山のピークがどんどん近付き、勾配が増してくると山頂直下の長い登りとなる。踏み跡は薄くなるが、その分増えてきたテープを追うとピーク手前の岩となる。左に回り込むように登り上げると山頂となった。山頂周囲の高木は幹や枝が落とされ、全方向の展望が待っていた。北東の方向には荒海山、南東には高原山、南西には日光連山、西~北には県境や福島の山々が手にとるように見えてくる。戻りは往路を辿った。往路40分、復路30分の山行だった。写真左は山頂、中央は北東に見える荒海山