日光ICから小来川方面へ向かう県道14号に入りゴルフ場を過ぎると林道との分岐になる。ここを林道に進むとほどなく分岐となる。高平山は左の林道の先なのだが、ゲートで遮断され進入禁止となっている。ゲート前に車を置き林道に入った。林道は荒れ、とても一般車が通れる状況ではなく、キャタピラー痕ばかりが目立つ。途中でピーク北側を通る林道との分岐をそのまま進んだ。栃木の山紀行さんの山行記ではこの林道からピーク北側の稜線を辿るルートが紹介されているが、たまには自前のルートファインディングも良いかなと考えたからだw そこでピーク西側の林道を進むが状況は悪化する一方で、2か所で道型は崩れ寸断されていた。崩落箇所を慎重に越え、35分で林道終点となる。踏み跡など皆無で取り付くのも躊躇したくなるような斜面が目の前にある。とは言えど、杉の木が植林されているわけで、登れないことはないと急傾斜に取り付いた。まずはピークからの稜線を目指しトラバース気味に登ると小さな枝尾根となった。この枝尾根を忠実に辿り直登すると山頂やや南側の尾根上となり、ほどなく朝日に照らされた山頂となった。ゲートから52分で到着したが、周囲は木立の中で展望はなくピストンで往復した。1時間36分の山行だった。写真左は高平山山頂、中央は寸断された林道


次の石尊山は県道14号を南進し、鹿沼市板荷地区から林道・殿の入線を詰めると登山口となる。林道終点にクルマを置き、作業道に入った。急斜面を九十九折りの作業道伝いに登ると、しっかりした踏み跡のある尾根上となる。尾根筋は南北に切れ落ちてはいるが、緩やかなアップダウンで軽快な歩きが続く。しばらくしてスギ木立の間にピークが見えだすと、急な登りとなり廃作業道と出会う。これを左に進むとピークからの稜線となり、山頂を目指しての直登が始まる。薄い踏み跡らしきものはあるが、テープ類の目印はない。立ち木に掴まりながら必死に登ると、左手に山頂からの尾根が見えてきた。この尾根に取り付き最後の急坂を登り切ると、大きな社、そしてその奥に石祠と三角点のあるピークとなる。ここからも展望はなく、往路をピストンしクルマに戻った。ジャスト1時間の山行だった。写真左は山頂手前の急登、中央は山頂の三角点と石祠