今日は関東百名山3山と山ランポイントの大量確保を狙って、生藤山から陣馬山、高尾山と縦走してきた。いつものようにバイクを下山口にデポすることから始まるが、高尾山口には適当な置場が見当たらず苦労した。1000円/日の駐車場見つけ、人気の無い夜の駐車場にバイクを降ろし登山口となる上野原方面に向かった。ガイドブックでは石楯尾神社と書かれているのだが、夜間のせいだろうか何処が神社かわからない。ただナビに導かれるように進むと車幅ギリギリの林道となった。かまわず行くとクルマ2台分位のスペースがあり、その先は登山道となっていた。一安心して、焼酎を流し込み眠りに着いた。


ようやく空が白みはじめた4時半前にライト片手に登山道に入った。急勾配のスギの植林地の中をジクザグに登ると30分で佐野川峠となり、尾根道を北上した。しばらくして甘草水との分岐まで来ると展望スペースとなり、富士山の絶景が飛び込んできた。この後は、終始富士山を左手に捉えながらの歩きとなり、1時間弱で三国山に登り着いた。ここからは熊倉山をピストンし、三国山に戻って生藤山を目指したが、なんと5分余りでピークとなった。山名標示と三角点をベンチが取り囲むように配置された地味な山頂だ。南側が開け富士山が顔を覗かせてくれた。写真左は登り口の道標、中央は三国山から見えた富士山、右は生藤山山頂


生藤山から急坂を下り、登り返すとこの日の最高地点・茅丸となる。もう一度アップダウンを繰り返すと連行峰となる。ここからは下っては少しだけ登り返すといった感じで次々とピークを越え、醍醐丸となった。この日は八峰登山大会が開催されており、黄色い看板とノボリが林立し、スタッフまで溢れだしていた。高岩山から和田峠へ下り、急階段を必死に上がると、人で溢れた山頂となった。真ん中には白馬が空に向かって立っている。そしてもう一つ立っていたのがアマチュア無線のアンテナだった。なんと無線好きな人たちが毎月ここに集まっているのだそうだ。7M2FQY局、JN1GQG局(2009/09/23 草津白根山にて交信)、7M2MZO局、JL1BWG局(2010/03/14 天上山にて交信)の4人の方と挨拶を交わした。写真左は杉の木に書かれた山名、中央は陣馬山の白馬、右はアイボールした4人の方


陣馬山からも次第に高度を下げながらピークを越えて行くので、足には負担は無い。それより疲れたのは挨拶だ。陣馬山を境に極端に登山者が増えだし、主だったピークにある茶屋は人で溢れている。今までに体験したことの無い山の中とは思えない風景に圧倒されてしまった。それは高尾山で最高潮となり、山頂部は踏み場の無いほど人で溢れたいた。流石ミシュランの山と感心しきりで、三角点も確認できぬ間に早々に退散し、稲荷山コースを下った。写真左は景信山の茶屋、中央は城山の茶屋、右は高尾山の標示
 
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