仕事の終わった午後から川治で最後の山となる大日向山へ登ってきた。田茂沢トンネルの入口の手前を左折すると田茂沢川に沿った田茂沢林道となる。舗装は1kmで終わり砂利道となるが、この先は夏に下見した時には深い轍で荒れていたのに、この間に補修されていた。林道終点まで行ってみたが、取り付き地点は少し戻った場所で稜線上へ容易に上がれる場所とした。


稜線の両側には小さな沢に沿った薄い踏み跡があるが、それを無視して稜線上に上がった。踏み跡はなく灌木の間を縫うように登った。ヒノキの植林地を直登するが、斜面はほどなく膝丈の笹原となり終始急勾配が続いた。30分で主稜線となり、少しばかり勾配を緩めた笹原の尾根筋を外さぬように進むと広い山頂となった。三角点標石と3枚の山名板が下がるだけの笹原の山頂だった。GPSの軌跡を忠実に辿り往復した。登り45分、下り27分。写真左は取り付き地点で中央の稜線に上がった、中央は主稜線手前の急斜面、右は山頂