秩父御岳山には主な登山ルートが3本あるようだが、今回は落合の普寛神社横より入山することとし、三峰神社より車を飛ばした。


登山口を入ると直ぐに堰堤があり、3~5つの堰堤を次々に越えると庵ノ沢に沿ってルートは作られている。左右に渡渉を繰り返しながら沢沿いに進むが、次第に勾配はきつくなり登り一辺倒のかなりハードだ。約50分で林道・御岳山2号線に出るが、ここからの登りは一段とハードなものとなった。大木の植林地の中に九十九折りに作られた作業道が登山道となっているが、勾配が急なうえに路面は平坦なので足掛かりが無く滑りやすい。登山口から70分間、ただひたすらに登りつづけると稜線となり、少しばかりの岩場を上がると石洞の鎮座する山頂だった。山頂からの視界は全方向にあるが、先客が2組あり、早々に撤退しピストンで登山口に戻った。写真左は渡渉を繰り返す沢沿いのルート、中央は砂防に沿った登山道の上部に見える林道のガードレール(えっどうしてこんなところに?)、右は山頂の石祠