関東百名山を攻めるために最近は頻繁に群馬詣でしている。栃木から金精峠越えに群馬に入ると沼田市が要となっていて、ここを中心に東奔西走することになるのだが、国道120号線沿いに変わったネーミングのラーメン屋を見つけた。いつも駐車場は満車に近いし、飛び込んでみた。それから3回立て続けに訪問してしまった。


メニューをみるとトマト○○と名づけられたラーメンが目を引く。トマトは大好物だし、その酸味が好きな僕にとっては願ってもない出会いだ。そこで注文なのだが周りではトマトラーメンを食べている人が多いようなので、新メニューとなっていた塩トマトラーメン(写真左)を注文してみた。麺は中太のストレート麺で小麦感たっぷりでもちっとした感じがあり、スープの吸い込みが良いのだろうか、少々重く感じる。スープはトマトの酸味がたっぷり効いていて、塩味のベースと相まって旨いのだが、ちょっと酸っぱ過ぎるかもしれない。結局スープを残して星3つという感じで店を出た。ところが何日後かに前を通ると無性にもう一度食べたくなっていた。2回目に注文したのは冷やしトマトラーメン(写真中央)で、トマト味のスープサラダ系ラーメンといった感じだ。スープはトマトの酸味がたっぷりだけど冷たい分だろうか、あっさりしていて食べやすい。山登りで空腹だったせいもあるが、あっという間に完食した。これは星5つかな。それで3回目に食べてみたのが冷しつけ麺でゴマだれ(写真右)を選んでみた。ちょっと辛めのゴマだれに麺はよく絡んでのど越しは最高だ。普段はつけ麺を食べることはほとんどないのだが、冷やしだと麺やトッピングで汁が冷めるということも無いので最後まで旨く食べられた。確かにここのラーメンは王道ではないが、また食べたいと思う不思議なラーメンだ。