東京マラソンの足馴らしということでもないのだが、ほぼ一か月前となるこの時期にいい走りが出来れば本番での自信になるはずだ。


14日昼過ぎにマラソン仲間の車に同乗し、その方の親戚の住む東村山市に向かった。前年に引き続きお世話になったのだが、素晴らしい歓待で食べ過ぎ・飲み過ぎてしまい風呂にも入らず23時に床にもぐり込んだのだった。7時に起きだして朝食をいただき、8時過ぎに青梅に向けて出発した。受付の河辺小学校でゼッケンと参加賞のTシャツを受け取り、スタート地点を確認に向かったが、僕のゼッケンには頭にKが付いていてスタート地点からだとほぼ1km位後方で最後尾に近いような位置だった。実際に走った人は1万4972人ということなので、多分1万2、3千番目くらいの位置になる。会場には現在の気温が12度で、スタート直後には18度になるだろうとアナウスが流れていた。そのあとスタート地点とフィニッシユ地点を確認してから車に戻り、おにぎりと餅で腹ごしらえをし、少し多めに水分を摂り、ゆっくりと着替えながら高鳴る鼓動を抑えつつスタートの時を待った。


スタート時間は11時50分なので、スタート地点に向かいながら軽くアップをして11時半には決められたブロックに入った。今年のスターターは北京五輪四百メートルリレー銅メダルのアンカー、朝原宣治さんなのだが、1kmも先なので当然見ることも声さえも届いては来ないw スタート30秒前のアナウスが流れたが、音が聞こえない.... 前の方から万歳と拍手の波がこちらに向かってくるのでようやくスタートと確認しストップウォッチを押した。もちろんそれでも人波は動くわけでもなく、歩きながらスタート地点を越えるのに9分もかかった。その後も1km過ぎの狭いクランクを通過するまでは歩いたり走ったりの繰り返しで、どうにか自分のペースで走れるようになったのはクランクを過ぎてからだ。コースは往路が上り中心で高低差85.8mをアップダウンを繰り返しながら走るのだが、6分/kmのペース設定だったので折り返し点までは比較的楽だった。一番きつかったのは中間点を過ぎてからの2ヶ所の長い上り坂で歩きだす人が多い中、ペースは落としても走り続けることができた。20kmを過ぎてからも軽い上りはあるものの下り主体となることもありペースを落とすことなく、ほぼイーブンの3時間11分08秒でゴールした。速報で確認してみると15→20kmが30分57秒、20→25kmが30分23秒、25→30kmが30分18秒とペースは落ちていないし、スタート地点までの9分、1km過ぎのクランクまでのロスを考慮すれば3時間は切れているので一応目標は達成できたと思う。ただフルマラソンの場合だとここからの12kmが最大の山場となるので、今日の走りではサブ4は到底無理だ。@1か月頑張らなければ...