今日は社山へ行こうと暗いうちに家を出たが、いろは坂に入ると小雪が舞い出し、中禅寺湖畔では本降りとなってきた。そこで急遽予定を変更し、戦場ヶ原にある糠塚に登ることにした。


赤沼の戦場ヶ原自然研究路入口に着いたのは5時前でクルマの中で夜明けを待った。チェーンの音で目を覚ますと、外では除雪車が作業を始めるところだった。負けじと出掛ける準備を始め、真新しいスノーシューをセットした。軽量でかつグリップ力・浮力があるMSR Lightning Ascentがそれで、装着はいたって簡単だ。赤沼口を入るとしばらくして小田白原との分岐になり、湯滝方向に針路をとった。湯川に沿って木道が続いているが雪の下で位置ははっきりしない。それでも踏み跡が続いているので丹念に追いかけると雪をかぶった案内板となった。雪を掃ってみると、なんとその案内板は糠塚のもので、その後方には小さな丘が見えてきた。そうとなれば直進するしかないw スノーシューはすこぶる快適だったが、ピーク手前の少しばかりの登りでは沈み込みが深くて苦労したがほどなく平坦なピークとなった。しかし在るはずの三角点標石と白杭は雪に埋もれ見つけられなかった。登り65分、下り45分。写真左は新品のスノーシュー、中央は案内板と後方に見える糠塚、右は糠塚ピーク