一週間前に登山口で呼び戻され登ることのできなかった山に登ってきた。

IMGP2440IMGP2446110526十二山
十二山(797m、大間々)は鳴神山の西に位置し桐生市とみどり市の市境にある。これといった登山口があるわけではないようなので、南側を東西に入る林道梅田小平線から取り付くことにした。林道北側はコンクリート吹き付けの法面が続き、僅かな切れ間から植林地に足を踏み入れた。間伐材の転がる急斜面から右側の枝尾根に上がり、幾分勾配を緩めた枝尾根を辿るとほどなく山頂となった。三等三角点と山名板がある山頂は雑木林の中で視界はない。下りで尾根の分岐でミスルートしタイムロスしてしまった。往復35分。写真左は急勾配の植林地、中央は山頂

IMGP2458IMGP2464110526駒見山
駒見山(600m、大間々)は先の十二山の尾根続きで同様に市境にある。登山口はいくつかあるが、林道梅田小平線を小平へ下り鍾乳洞公園の東側からとした。ところが登山道の案内は皆無で、集落奥の民家のお年寄りに道を教えて頂いた。民家横にある配水タンクの手前にクルマを置き、作業道を歩きだすと直ぐに沢筋となる。沢筋に沿い踏み跡が続き15分で駒見峠となった。ここからは勾配を増した尾根筋を登り切ると山頂となった。山頂は雑木の中の平坦地で山名板でそれと分かるものだった。下山は西側の高倉山を経由して周回した。高倉山には三角点があり、少し下ったところには3基の石祠が祀られていた。中央の石祠は屋根が落ちていたので元に戻した。これも東日本震災の爪跡なのだろうか。ほぼ一時間で周回した。写真左は駒見山山頂、中央は高倉山の西の方にあった3基の石祠

IMGP2466IMGP2469110526荒神山
荒神山(624m、大間々)は桐生市みどり市の市境にあり、ぐんま百名山の一つだ。地形図を見ると山頂近くまで車道が続いているので、行けるところまでとクルマを進めた。途中、今回の地震で一部路面に亀裂が入っている箇所があったが、難なく荒神神社のある山頂直下まで進入出来た。案内標示を入ると僅か2分で山頂となった。二等三角点と立派な山名標の建つ山頂だが展望はほとんどない。往復3分。写真左は山頂直下の登山口、中央は山頂

IMGP2479IMGP2482110526栗生山
栗生山(968m、上野花輪)は桐生市にあり、赤城山の東に位置するぐんま百名山の山である。登山口は南側の栗生神社からが一般的なようだ。地図では栗生神社の大分手前で車道は終わっているが、実際には神社まで続き社殿横にクルマを停めた。登山口はその奥にあり、入ると直ぐにコンクリートの林道?となった。こんな急勾配は半端なクルマじゃ登れないな、などと考えながら歩くとほどなく山道となった。踏み跡は植林地の谷筋に急勾配を避けるように九十九折りに作られ、左右の尾根筋からは大岩がせり出している。やっとのことで尾根筋に上がり右にひと登りすると山頂となった。三角点標石と山名板のある山頂からの視界はない。下山は往路をピストンした。登り29分、下り22分。写真左は谷筋まで転がる岩、中央は山頂

IMGP2501IMGP2505110526三境山
三境山(1088m、沢入)は草木ダムの東側にあり、みどり市と桐生市の市境にある。予定の4山を登り終えたが、まだ時間的に余裕があるのでもう一つ登ることにした。草木ダムから三境林道を行くと登山口となる三境隧道となった。天気は下り坂で少々小雨交じりだが、山頂まで直線距離で900m弱で高低差もさほどないので1時間もあれば往復できるだろうと登山口を入った。三境隧道の通る尾根筋に上がるまでは植林地の中の急勾配となっていたが、その先はアップダウンの尾根歩きとなる。途中からは火山岩?のような岩が点在する尾根筋となり、次第にその数は増し山頂直下ではゴロゴロ転がる岩を渡るように登った。ほどなく石祠、三等三角点標石のある山頂となった。山名板はいくつかあったが、この山域に多いすかいさん製のこげ茶色の山名板が目を引く。下りは往路をピストンした。往復52分。写真左は石の庭園のような尾根筋、中央は山頂