この2連休は鬼怒沼周辺の山に泊りがけで行こうと思ってたけど都合がつかず葛老山と南平山に登ってきた。
葛老山の登山口は旧栗山村村営住宅湯西川団地からの林道取り付け口にあるが、ガイドブックを見るとそんなきつい山ではないようなので登山口を入らず林道を進み薮漕ぎルートを試すことにした。

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10時6分に出発し林道を進みながら地図とナビをニラメッコし適当な上り口を捜したが適当な場所が見つからない。林道も落石や倒木でガードレールも潰されるほどで潅木や背丈近い笹が覆っていてとても林道の体はなしていない。

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葛老山の北側を回りこんでた林道も崖崩れに消えてしまったので、10時22分薙ぎの右側を尾根に向け登ることにした。傾斜と薮に悪戦苦闘し10分で小さな尾根に取り付き薮を掻き分けながら稜線を進んだ。

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約60mの高度差を薮漕ぎ10時39分踏み跡のある尾根に取り付いた。ナビで確認すると踏み跡はあるがガイドブックの登山ルートとは明らかに違っている。それでも踏み跡は山頂と同じ方角に続いているのでこれを行くことにした。このルートは所々に階段もあり薮も気にならず結構歩きやすい。

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10時55分、目の前に鉄塔が現れたが普段見ているものとちょっと違う。電線が無いし大きな板がついている。表示板を見たら反射板と書いてあり設計者八木アンテナとなっていたので電波反射板だとわかりました。

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ところが電波反射板から先は踏み跡がどこにもありません。今上ってきたルートはこの設備のための道だということにこの瞬間気付かされましたw。 まぁーそのつもりで来たわけだしと気を取り直し尾根伝いに山頂を目指しました。薮の中、痩せ尾根のピークを2つ越えつつ高度を稼ぎ25分間急勾配の中笹薮を掻き分け前進を続けると突然目の前が明るくなり、低い熊笹に覆われこんもりとした感じの頂上に出ました。

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11時20分頂上に着くと涼しい顔をした先客が3人、ベンチに腰掛休んでいました。話を聞いてみると道の駅・湯西川から上ってきたとのことです。話から想像するに送電線鉄塔下のところで今までの登山道と合流するみたいですが、車のこともあり来たルートを戻ることにしました。11時29分下山開始し、11時43分電波反射板鉄塔を通過し、そこからは鉄塔巡視路と思われる道を下り、12時に林道に着いた。12時12分車に戻る。

林道に入る(10:06)→薙サイドに取り付く(10:22)→電波反射板鉄塔(10:55)→葛老山(11:20-11:29)→電波反射板鉄塔(11:43)→林道に戻る(12:00)→車に戻る(12:12)  全行程:2時間6分 11,200歩 GARMINデータより 距離:4.13km 累積標高:432m 平均速度:2.0km/h