今週になってから毎日天気予報とのニラメッコ。何度見ても25・26日は曇り→雨。でも今週を逃したら一年後までおあずけになる。行くしかないw 
午前の仕事が終わって12時20分に出発。一泊で雨模様なのでまず宇都宮のゼビオでヘッドランプ、スパッツコジマ電気で携帯ラジオ買い込んだ。日光清滝のコンビニで食料を買い込み足尾・銀山平へは14時40分に着いた。進入禁止のゲート前のスペースにクルマを停め14時45分スタート。

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曇り空だがまだ雨は降っていない。15時30分一の鳥居通過。ここまでは車も通れる道なのでなんてことはなかったが、途中すれ違った10人くらいの人たちにはこんな時間から行くんですか...みたいな視線を感じたw

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この一の鳥居からは石積みの階段状の登山道が始まる。これからは水面沢沿いの登りとなり、最初に庚申七滝の案内板があったが先を急ぐためパスした。沢を左右に横切る板橋をいくつか越え鏡岩(15時52分)を過ぎると登山道はゴロゴロ石となり勾配も急になる。途中で下山する三人組と行き会い、コウシンソウの話をしたら庚申山の山頂近くにも自生地がありそちらの方が見頃でお山巡りの方はもう遅いいと教えてもらった(これが行く行くは素晴しい情報となるのだが^^)。16時16分に旧猿田彦神社跡に到着。

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コウシンソウの自生地はお山巡りのコースで庚申山荘からだと40分くらいのところらしい。旧猿田彦神社跡から峰峰山荘の横を入りジグザクの登りを上る。足元は雨で濡れている上に原生林の中で雨模様のため薄靄がたちこめ最悪の状況だった。それでも笹道をかき分け笹道を進むと突然目の前を大きな岩が覆いかぶさった。たぶんここがツル岩・ツリガネ岩といわれるところだろう。

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そこから上を眺めると頭上に覆いかぶさった岩に沢山のユキワリソウが咲き誇っていた。この写真をよく見ると右手前あたりに小さな花が沢山見ることが出来る。でもこの中にコウシンソウらしきものを見つけることは出来なかった。

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コウシンソウを追い求め深く切れ落ちた沢にかかる吊橋、何度かのガレ場を上り下りしながら鉄ハシゴ・木橋を渡り続けた。

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気がつくと17時15分を過ぎ日が長い時期とは言えど辺りは暗く先は馬の背となっており、ここを進み左に折れると低い熊笹で登山道は確認できなくなっていた。こんなところで迷ったら一巻の終わりだと思い直しとてもコウシンソウどころの話では無いと庚申山荘に戻ることにした。

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旧猿田彦神社跡(17時44分)を経由し17時49分庚申山荘につく。辺りはシーンとしていて誰もいない。

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山荘には誰も居ず今夜の泊り客は一人らしいw カードに記入し2000円と一緒にボックス収めると独りぼっちの夕食の始めた。外は靄が立ちこめもちろん電気も無い山荘は次第に薄暗くなり闇が迫ってくる。独りって本当に寂しいですね。音が無い・真っ暗な世界は本当に恐怖を感じる。布団は梅雨の時期で湿っぽくとても重い。寝付けないまま目覚まし(3時30分)が鳴った。

銀山平(14:45)→一の鳥居(15:30)→旧猿田彦神社跡(16:16)→お山巡り途中引き返し(17:15)→旧猿田彦神社跡(17:44)→庚申山荘(17:49) 全行程:3時間4分、15,000歩

栃木百名山・その5 庚申山(こうしんざん)・鋸山(のこぎりやま)・皇海山(すかいさん) に続く