この2月に石神峠か板沢山、高檜山を狙ったが、新雪に阻まれ板沢山がやっとだった。そのリベンジにと今回は西側の小日向沢に沿う林道から取り付くことにした。小日向地区から林道を行くと中ほどの大きくクランクする位置で新しい崩落があった。その先も小さな崩落が続き1kmほどでクルマを余地に停めた。


高檜山(1315m、藤原湖)へ向かう林道は小さな崩落があるが歩くには支障はなく、林道終点間近にピンクリボンと尾根筋に上がる踏み跡を見つけた。杉の植林地を尾根筋を目指して直登すると残雪の窪地となり右側に顕著な尾根筋が見えた。上りあげた尾根筋は緩やかな勾配で灌木類は刈り払われていた。勾配が増してからもしばらく刈り払いは続いていたが1150辺りで刈り払いは終わり、アスナロの幼木藪となってきた。残雪を繋いだりしながら藪を避けつつ上ったが勾配がきつい上に踏み抜きも多くペースは落ちる。右からの尾根と合わせると、板沢山から続く尾根筋も東側に見えてきた。ここからはほぼ残雪歩きとなるが、腐った雪に難儀しながらようやく山頂を踏んだ。南東方向に一部開けているだけで、武尊山も木立に隠されていた。下山は往路をピストンした。登り1時間46分、下り1時間。写真左は刈り払われた尾根筋と高檜山、中央は山頂部