3週間ぶりに山に出かけた。四万温泉近くでただ一つ残っている不納山だ。


不納山(1291m、四万)は四万温泉の譲葉地区の稲づつみ神社が登山口となる鳥居を潜ると、吸血ヤマビルの注意看板と10%食塩水が準備されていた。長靴とズボンのすそに噴霧して良く整備された登山道を登った。急斜面を九十九に続く道を行くと、待ってましたとばかりヤマビルが這い上がってきた。ズボンのすそを長靴の上に出し、ガムテープでしっかり固定していたので気にせずに這い上がる様を眺めていた(笑) 尾根筋に上がると勾配は緩やかとなり、ヤマビルも同時に姿を消した。登山道には所々にクマよけの鐘が下がり、水晶山を案内する立て看板が次々と現れた。ところが水晶山のピークが何処なのかはっきりしない。四等三角点のある967.4Pなのか、あるいはその先の986Pなのか、もしくは下山時に立ち寄った水晶山展望台(900m)なのか、このあたりが山ランで有効ポイントにならない理由かもしれない。986Pを過ぎてさらに高度を上げていくと膝丈ほどの笹原となり1221Pとなる。ここも堀沢山との名前があるようだが山ラン有効ポイントではない。この先は緩やかなアップダウンとなるが、膝丈の笹原が続いており朝露でズボンはびっしょりとなった。やっと辿り着いた山頂には三等三角点があるだけで山名版は無くテープが数本下がるだけの平坦なピークだった。下りは水晶山を確認しようと水晶山歩道を周回したが、水晶山と案内されたところは水晶山展望台と表記され、尾根筋の肩のような場所だった。登り1時間30分、下り1時間30分。写真左は登山口、中央は笹原の山頂